2012年11月号掲載
これからのリーダーが「志すべきこと」を教えよう
Original Title :THE 21 IRREFUTABLE LAWS OF LEADERSHIP
- 著者
- 出版社
- 発行日2012年9月5日
- 定価1,760円
- ページ数302ページ
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著者紹介
概要
毎年、2万5000人以上のビジネスマンを指導し、「リーダーのリーダー」「世界一のメンター」と称される、ジョン・C・マクスウェル氏によるリーダーシップ論。優れたリーダーになる上で必要な能力や考え方を、「21の法則」にまとめ、紹介したものである。キング牧師はじめ、偉人たちのエピソードや名言とともに、リーダーシップの本質がわかりやすく説かれる。
要約
リーダーシップの法則
優れたリーダーになるには、マスターすべき「法則」 ―― リーダーシップの本質、原理がある。
時を経ようと、文化の違いがあろうと、この法則は不変であり、身につければ、必ず優れたリーダーになれるし、自分の夢を実現できる。そんな“究極の法則”をいくつか紹介すると ――
成長の法則
リーダーになるのは、じっくりと長期投資するのによく似ている。大切なのは、長期間にわたって、あなたが毎日何をするかだ。
成功の秘訣は、毎日の予定の立て方にある。
ある人の1日の予定を見ると、様々なことがわかる。優先事項は何か、何に情熱を傾けているか、どんな人付き合いをしているか、将来のビジョンはあるか、人を動かす影響力はあるか…。
毎日毎日、その人が何をしているかを見れば、その人が将来、どんな人間になるかが見えてくる。
成功したリーダーは、自ら学び続ける。学びのプロセスに終わりはなく、自己鍛錬と忍耐が必要とされる。優れたリーダーは、毎日、前の日よりも少しだけ前進することを目指している。
常に努力を続け、向上心を失わない精神を持つ ―― これが「成長の法則」だ。
元ヘビー級チャンピオン、ジョー・フレージャーの言葉には、「リーダーシップの神髄」が隠されている。
「試合にせよ、人生にせよ、プランを立てることはできる。しかし、実際にその場に立ったら、反射神経だけが頼りだ。もし、まだ暗いし、誰も見ていないからと、夜明けのトレーニングをサボって、そのままリングに上がろうものなら、ライトが全てを照らし出すだろう」
要するに、毎日の準備を怠るなということだ。