新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2025年4月号掲載
長年、日本企業を観察し、応援してきた著者が、日本企業復活のための「挑戦する仕組みづくり」を提案する。披露される「オーバーエクステンション戦略」は、実力不足を承知の上で、あえて新事業に挑戦することで能力を拡大する、というもの。時間や国境を超えて成立する、この成長戦略を、トヨタ自動車などを例に明快に語る。
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2025年3月号掲載
企業経営には、常に様々な「トレードオフ」(二者択一)がつきまとう。低価格志向か高級路線か、利益を追求するか社会貢献を重視するか…。多くの経営者は、ここで片方を諦める。だが長年、経営戦略を研究する著者によれば、両立は可能。あえて「どちらも」追い求め、成功した企業の分析を基に、“二兎を追う”戦略を説く。
2024年12月号掲載
近年、ビジネスで“ディスラプション”がもてはやされている。ネットフリックス、アマゾン、ウーバーなどは、それで躍進した。だが、企業の破綻や雇用の喪失などマイナス面も大きい。破壊を伴わない手法はないのか? 「ブルー・オーシャン戦略」で知られる世界的経営思想家2人が、敗者を生まない新たな市場創造の道を示す。
2024年11月号掲載
近年、立派なパーパス(志)を掲げる企業は多いが、不祥事も絶えない。それは、「倫理(エシックス)」を日々の行動原理にまで落とし込めていないからだと、「パーパス経営」を提唱した著者は言う。倫理は、理想と現実をつなぎ、社会と経済の発展のための基軸となるもの。その構造を解説し、組織に取り込むためのヒントを提示する。
2024年10月号掲載
売上高2兆円超、34期連続で増収増益。今や日本の小売りグループで売上高4位となった「ドン・キホーテ」。この快進撃を可能にしたものとは? 変幻自在の店づくり、現場への徹底した権限委譲、仕事を「労働」(ワーク)ではなく「競争」(ゲーム)にするなど、業界の常識を打ち破った“異端企業”ならではの経営戦略に迫る。
2024年8月号掲載
「ダークパターン」は、著者が命名した言葉。「ユーザーを騙して、特定の行動に誘導するために設計されたユーザーインターフェース(UI)」のことである。例えば、解約手続きがしにくいサイトや、購入するようプレッシャーをかける押し売りサイト等々。世に蔓延る、こうした巧妙な手口の数々を、様々な事例とともに詳説する。
2024年6月号掲載
「企業」という存在は、常に世界の行方を左右してきた。古代ではローマを戦争の勝利に導き、20世紀にはフォードが米国民に夢を与えた。そして今、フェイスブックが民主主義の形を変えつつある。彼らの姿から見えてくるのは、単なる利益追求に終わらない企業のあり方だ。歴史を振り返り、改めてその“存在意義”を検証する。
近年、激しさを増す米中ハイテク戦争。米国が打ち出した半導体などの禁輸措置に対抗するため、中国は国産技術の開発に注力している。そんな中国企業の現況を、中国テクノロジー研究の第一人者が明らかにする。ファーウェイ、バイトダンスをはじめ中国ハイテク企業の生き残り戦略を、現地取材を交え詳細に描いたリポートだ。
2024年5月号掲載
長寿企業が多く存在する一方で、成長性に乏しい日本の市場。そんな状況下で勝ち続ける企業は、進化の“型”を持っている。本書は、彼ら成長企業に共通する「進化の法則」を、多数の実例を交えて解き明かす。欧米流の経営手法に流され、大切にすべき志を見失ってきた平成の経営から、脱却するヒントを与えてくれる1冊である。
2024年2月号掲載
自社の利益を追求するだけでは、激変する世界を生き残れない。すべてのステークホルダーと密接な関係を築くことが必要だ ―― 。企業存続のカギは「心のつながり」の構築にあると説いた書である。顧客に愛され、従業員が満足し、株主にも利益をもたらす。そんな“愛される企業”の思考と行動を、多数の企業事例から導き出す。
2023年12月号掲載
TSMC(台湾積体電路製造)は、半導体の世界で“唯一無二”の存在だ。あらゆるテクノロジー製品に必要な半導体を世界中に供給し、圧倒的シェアを誇る。なぜ、こんなに強いのか? 2万人もの技術者チーム、歩留まり率99%以上の生産技術、技術力とコスト優位性の両立…。競合他社を寄せ付けない、その強さの秘密を明かす。
2023年10月号掲載
テスラ、ユニリーバ…。気候変動や貧困といった社会問題の解決を目指しつつ、利益を出す企業が増えている。パーパス(目的)と利益。両方を達成するのは一見困難だが、長年このテーマを研究するハーバード・ビジネス・スクール教授によれば、両立は可能だ。これらを両立させる道筋を、教授が自らの研究成果をもとに示す。
2023年8月号掲載
「シリコンバレーは、もはや最先端ではない」。世界のテック企業の動向に精通する著者はこう語り、革新的な取り組みで世界の先頭を走る中国企業を紹介する。ユーザーに「楽しい!」と思わせる仕掛けを施す、ライブ配信でシームレスな購入の機会を提供する、等々。最先端テック企業の戦い方を、豊富な事例から広く学べる1冊だ。
2023年6月号掲載
営業利益は実に4000億円。時価総額13兆円で、国内の全上場企業のトップ5に位置するキーエンス。自動制御機器や計測機器などを販売・製造するこの企業は、いかにして高業績を実現し続けているのか。キーエンス協力の下、経営学者が調査・取材を行い、同社が取り組む高付加価値経営、イノベーションの仕組みを解析する。
2023年4月号掲載
2年連続で利益2兆円。高業績を誇るコンテナ海運会社、Ocean Network Express(ONE)。大手海運3社の赤字部門の分離・統合で生まれた同社が、なぜ躍進できたのか。日本から離れた「出島」に本社を置く、若手・中堅が存分に腕を振るえる環境がある…。その成功要因は、事業の再構築を模索する企業にとって示唆に富むものだ。
2023年2月号掲載
バッテリーや充電器などでオンラインシェア1位を獲得。創業9年目で売上300億円。後発ながら厳しい競争を勝ち続けるアンカー・ジャパン。その飛躍を可能にした習慣と思考法を、同社CEOが語った。「負けないゲーム」をする、お客様の声を聞く、1%にこだわる…。披露される内容はシンプルで、実践すれば誰でも1位になれる!
2022年10月号掲載
今、「業界」の垣根が消えつつある! 薬局が小売事業だけでなく、医療サービスや医療保険を手がけるなど、業界の枠を超えた「エコシステム」(生態系)が築かれつつあるのだ。こうした世界で勝つには、エコシステムを理解し、自社が生み出す価値を定めて、行動する必要がある。そのための戦略を、具体的な事例とともに説く。
2022年7月号掲載
未曾有のコロナ危機で多くの企業が苦しむ中、スポーツブランドのナイキは業績を伸ばし続けている。なぜ、それが可能なのか。強さのカギは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入にある。スマートフォンアプリを使った取り組みなど、デジタルそのものをビジネスの核に据えた、独自のDX戦略について解説する。
2022年6月号掲載
最近、日本企業からイノベーションが生まれていない。なぜか? それは、「イノベーションの本質」がわかっていないからだ。技術革新=イノベーションではない。「顧客の暮らしを変えること」こそが、その本質だという。本書では、顧客の価値観を変え、行動を変えるためのメカニズムを、様々な企業事例を交えて解説する。
2022年3月号掲載
緻密で揺るぎない財務の戦略、原則があってこそ、企業は成長できる! こう指摘する日本電産の創業者・永守重信氏が、半世紀にわたる企業経営を通して会得した“経営とお金の原則”を披露。キャッシュの重要性から、取引先の見極め方、M&A成功の秘訣まで。実践的な知識やノウハウが、具体的なエピソードを交え語られる。
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