新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2025年1月号掲載
今、多くの職場で「将来への不安」「現状への不満」「仕事への無関心」が広がっている。そんな中、マネジャーは部下といかに接すればよいか、新しいマネジメントの方法論を提案した書。メンバーの“育つ力”を育み、各自の持ち味を活かして働ける職場を生む。そのためのステップを、経験豊かなコンサルタントたちが解説する。
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2024年12月号掲載
健全な組織運営のカギは、“規模”にあり! 5人までならリーダー不要、50人ならリーダーを置き、150人ならサブリーダーなど階層化が不可欠。進化心理学の権威ロビン・ダンバーによれば、人が関係を維持できるのは「150人」まで。そんな数字に基づく科学的組織論だ。組織の規模に応じたあり方、リーダーの職責が説かれる。
2024年11月号掲載
顧客への対応に力を注ぐあまり、従業員に負担をかけるやり方は企業の成長を妨げる。企業が成長するカギは「顧客体験(CX)」とともに「従業員体験(EX)」も向上させること。「エクスペリエンス・マインドセット」は両者を同時に強化し、最大限活用するものだ。その利点と方法を、各種事例を交えて詳しく解説する。
楽しそうに働いていた若手社員が、突然退職。そんな事態に茫然とする管理職は少なくないだろう。なぜ、こんなことになるのか。早期離職を防ぐには何をすべきか? 採用支援業務などに長年従事する著者が、人が働く上での本質や、若手を惹きつけ成長させる具体策などを詳述。離職問題に悩むすべての人に解決のヒントを与える。
2024年9月号掲載
「現場力は死んだ」。ロングセラー『現場力を鍛える』の著者・遠藤功氏はこう嘆く。日本企業の現場は競争力の柱になるどころか、現場を取り巻く環境は悪化し、不正・不祥事が続発している。その原因とは? 強い組織を再び作るには? 現状を読み解き、未来を創造する「新しい現場力」にアップデートするための方策を示す。
必要な変化が生まれず、利益率は下がる一方…。今日、多くの日本企業が抱える問題を掘り下げ、状況を打開するための道筋を示す。キーワードは、「構造的無能化」。組織が考え、実行する能力を喪失し、環境変化に対応できなくなる、というものだ。そのメカニズムを解き明かし、問題を乗り越えるための“対話”の考え方を説く。
職場に「問題あり」の人はいないだろうか。出世のため嘘をつく、特別扱いされたがる、自分のことしか考えない…。上司は、こうした人を「ダメな部下」と決めつけがち。だが実は、彼らには高いポテンシャルがある。その秘められた力、「ダーク・パワー」を徹底解説。“外れた”社員も、きっかけと心構えを整えれば、きっと輝く!
2024年8月号掲載
スピードと信頼。優れたリーダーはこの2つを大切にしている! 彼らのように、周りの信頼を得て組織の難題を素早く解決する方策を、リーダーシップの専門家らが紹介。その手順を月曜から金曜までの行動計画に落とし込んだ、実践的な書だ。原著は、注目に値するビジネス書として2024年、「Thinkers50」に選ばれている。
2024年7月号掲載
今、生成AIは世界中で注目されている。しかし、日本企業は、まだまだ十分に活用しきれていないのが現状だ。本書では、AIの強みと具体的な導入方法、そして企業変革の進め方を、DX(デジタルトランスフォーメーション)の“伝道者”と称される著者が平易に解説。これからの経営は、AIを中心に置く必要があると言う。
人に認められたい、褒められたい。この「承認欲求」があるからこそ、人間は努力し、他者と助け合おうとする。だが、それにとらわれすぎると、情報隠蔽などの不祥事や過労自殺を引き起こしかねない。そんな「承認欲求の呪縛」に人々が陥る原因、そして呪縛から逃れる具体策を、組織論の専門家が多くの事例を交え解説する。
2024年4月号掲載
増える業務量、縮む給与差、高い死亡率。今の日本では、管理職として働くことが「罰ゲーム」と化している。働き方改革の恩恵も得られず、管理職の負担はむしろ増えているとのデータもある。彼らはなぜ、こうした苦境に陥ったのか? その原因を、国際比較を含む多数のデータで分析。疲弊する現場を救うための解決策を示す。
「大丈夫です」「頑張ります」。普段の会話や1on1ミーティングでそう答えていた若手社員が、突然退職 ―― 。近年、こうした事態に直面する上司が少なくない。今の若者はいったい何を考えているのか? まじめで何事もそつなくこなすが、決して本音は明かさない。そんな「いい子症候群」とも言うべき彼らの実像を描き出す。
2024年3月号掲載
今米国で、仕事を生きがいと考える「ワーキスト(仕事主義者)」が増えている。なぜそうなったのか。本書は、仕事に対する思い込みが仕事主義を加速させていると指摘。元仕事人間たちへの取材から、仕事に「意味」を求めすぎると過重労働や燃え尽き症候群に陥ると警告する。働き方を見直すきっかけを与えてくれる1冊である。
2024年2月号掲載
今、多様な価値観をもつ若者、“Z世代”の育成に悩む企業は少なくない。残業しない、嫌になればすぐ辞める。そんな彼らを活躍させるための、新時代の若手育成論だ。独自調査を基に、Z世代の価値観や不安を明らかにし、職場に求められる要素を指摘。著者は言う。進行中の働き方改革に加えて、「『育て方改革』が必要だ」と。
2024年1月号掲載
「ジョブ型雇用」は時代遅れ!? 既定路線化しつつあるジョブ型導入の流れに、組織論の第一人者が異を唱えた。代わりに提案するのは、個人が自営業のように、まとまった仕事を1人でこなす“自営型”だ。1人1人の個性に合わせ、仕事の範囲を柔軟に変えられるこの働き方は、硬直的なジョブ型よりも日本企業に馴染むと説く。
2023年10月号掲載
順調に業績を伸ばしてきたが、売上が2億円を超えた頃から成長が止まった ―― 。そんな悩みを抱える経営者に解決策を示す。社長の業務を社員で分業する、優秀な人材は集めるのではなくつくる等々、企業のさらなる成長に向けてなすべきことを説く。2005年に刊行され、多くの経営者に読まれてきたロングセラーの新装版。
2023年7月号掲載
組織を経営する上で、リーダーがとるべき行動とは? それを明らかにした、経営学の概論書である。「想定外への対処」や「決断」などを内容とする新たな経営学の体系を、日本企業研究の第一人者が示す。著者の集大成ともいえる1冊であり、組織のトップから下部組織の長まで、あらゆるリーダーを導いてくれるだろう。
これからの企業において、“理念”は経営資源の核となる ―― 。周りをワクワクさせるビジョン、組織が協働するカギとなるバリュー、自社の存在意義を明確化したミッション。企業の価値が「利益」よりも「意義」で測られるようになりつつある昨今、これらの理念をいかにしてつくるか。戦略デザイナーがその具体策を詳述する。
2023年6月号掲載
自社のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を成功に導くには、何をどうすべきか? この問いに、DXの専門家らが答えた。明確な「変革理念」を打ち立てる、外部の出来事に対する「高度な察知力」を築く、製品からサービスへ移行する…。変革を成し遂げるためにやるべきことを段階的に説いた、「使える」DX指南書だ。
2023年5月号掲載
上司と部下、開発部と営業部…。組織における人間関係、立場の違いから起こる問題は、ノウハウだけで解決するのは難しい。必要なのは、他者との間の「溝」に気づき、そこに「橋を架ける」こと。その方法を、気鋭の経営学者が説く。論破するのでもなく、忖度するのでもない、すべての人間関係に有効な「対話」の教科書だ。
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