希望格差社会、それから 幸福に衰退する国の20年
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2025年4月号掲載

希望格差社会、それから 幸福に衰退する国の20年

昭和から令和の間に、日本では格差が広がった。正社員になれないまま歳を重ねる「就職氷河期世代」、親の格差が子に受け継がれる「親ガチャ」…。こうした言葉が生まれる中、活気づいているのが“バーチャル世界”だ。将来に希望が持てず、ネットゲームや推し活などリアルとは別の場で格差を埋める。そんな人々の実像を描き出す。

著 者:山田昌弘 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年1月
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ニセコ化するニッポン
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ニセコ化するニッポン

近年、北海道のスキーリゾート・ニセコに、外国人富裕層が押し寄せている。1泊170万円のホテル、看板の多くが英語など、街の姿は日本とは思えない。その名を冠した「ニセコ化」とは、「選択と集中」によって、その場所が「テーマパーク」のような別世界になること。今、日本全体で起きているこの現象を、具体例とともに紹介する。

著 者:谷頭和希 出版社:KADOKAWA 発行日:2025年1月
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日銀の限界 円安、物価、賃金はどうなる?
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2025年4月号掲載

日銀の限界 円安、物価、賃金はどうなる?

日本経済の長期的な停滞は、「異常な円安」の放置によってもたらされたものだ ―― 。この国の金融政策の問題点を、野口悠紀雄氏が喝破した。諸外国にはない日本経済ならではの弱さ、そして大企業を中心に進む、インフレに便乗した「強欲資本主義」の動きなど、政府・日銀の政策運営に影響を与える諸要素を、縦横に分析する。

著 者:野口悠紀雄 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2025年1月
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なぜ悪人が上に立つのか 人間社会の不都合な権力構造
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2025年4月号掲載

なぜ悪人が上に立つのか 人間社会の不都合な権力構造

平気で嘘をつく、人を騙す、違法行為を繰り返す…。私たちは、そんな“悪人”をリーダーに選びがちだ。なぜそうなるのか? 権力は人をどのように変えるのか? 気鋭の国際政治学者が、進化論や人類学、心理学の研究結果を読み解き、これらの疑問について考察。権力が腐敗する要因を、様々な事例とともに提示する。

著 者:ブライアン・クラース 出版社:東洋経済新報社 発行日:2024年11月
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2025年3月号掲載

WAR(ウォー) 3つの戦争

ロシアによるウクライナ侵攻、ハマスの奇襲攻撃とイスラエルによる反撃…。これらの戦争を防ぐため、また起きた戦争の拡大を防ぐために、為政者たちはどのような努力と決断をしたのか。アメリカを代表するジャーナリストが、重要人物らへのインタビューを敢行。各戦争の舞台裏、そしてバイデン前米大統領の言動を描き出す。

著 者:ボブ・ウッドワード 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年1月
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2025年3月号掲載

AI・機械の手足となる労働者 デジタル資本主義がもたらす社会の歪み

アマゾンやグーグルなどの「プラットフォーマー」は、労働市場を大きく変えた。彼らがもたらす仕事は、多くが標準化されて訓練不要、短時間で柔軟な労働が可能だ。一方、労働者はアプリなどデジタル技術で管理され、いつクビになるかもわからない。かつての工場労働を思わせる、そんな「デジタル工場」の実態を明らかにする。

著 者:モーリッツ・アルテンリート 出版社:白揚社 発行日:2024年12月
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2025年3月号掲載

冤罪 なぜ人は間違えるのか

罪が無いのに疑われ、罰せられ、人生が台無しに。そんな「冤罪」が生じる原因を、元裁判官で、冤罪事件に取り組む弁護士が明らかにした。初動捜査の見立ての誤り、高圧的な取り調べが生む虚偽自白…。こうした誤りの積み重なりが冤罪を生むが、司法はきちんと原因検証を行わない。だから、冤罪が繰り返されるという。

著 者:西 愛礼 出版社:集英社インターナショナル(インターナショナル新書) 発行日:2024年12月
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2025年3月号掲載

2030-2040年 日本の土地と住宅

人口が減少している日本で、なぜ住宅価格が高騰しているのか? 高級タワーマンションが各地に次々と建つ理由は? 土地と住宅を巡るこうした疑問に、都市工学者がデータを示しつつ答えた。現在の都市計画、市街地再開発は様々な問題をはらんでおり、将来世代が心豊かな生活を送るためにも都市づくりの転換が必要、と訴える。

著 者:野澤千絵 出版社:中央公論新社(中公新書ラクレ) 発行日:2024年12月
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2025年3月号掲載

超長寿化時代の市場地図 ――多様化するシニアが変えるビジネスの常識

超長寿化時代を迎えた今日。高齢者人口の増加に伴い、シニア世代は多様化している。そんな中、企業はいかにして事業を展開すればいいのか? 本書は、急拡大するシニア市場の実像や、高齢者のニーズを捉えるための視点を、事例を交え提供するもの。長寿ビジネスにおいて成功を収めるためのヒントが満載だ。

著 者:スーザン・ウィルナー・ゴールデン 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発行日:2024年12月
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2025年2月号掲載

AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性

ChatGPTを筆頭とする生成AIの登場で、AIブームが起きている。その能力への期待が高まっているが、人工知能学会会長の著者は言う。今のAIは万能ではない、と。こう釘を刺し、AIにできること・できないことをわかりやすく示した。そして、人からの依頼がなくても能動的に動く次世代AI、「自律型AI」の可能性について語る。

著 者:栗原 聡 出版社:KADOKAWA(角川新書) 発行日:2024年11月
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2025年2月号掲載

イノベーションの科学

「創造的破壊」ともいわれるイノベーション。それは経済成長や新産業の創出など、社会に恩恵をもたらす。その一方、既存のスキルを陳腐化させ、失業する人も。どんなスキル、人が破壊されやすいのか? 破壊の打撃を和らげる方策とは? 産業革命などの歴史的事例も織り交ぜながら、イノベーションとの向き合い方を考える。

著 者:清水 洋 出版社:中央公論新社(中公新書) 発行日:2024年11月
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2025年2月号掲載

現代日本人の法意識

日本人の“法意識”は前近代的だ! 法ではなく人による支配を重んじる、「人質司法」など不適切な手続が横行している…。元判事にして法学の権威である著者が、日本人特有の法意識に焦点を当てて論じた。冤罪など日本社会が抱える様々な問題を取り上げ、未熟な法意識こそがそれらを引き起こしている元凶の1つだと指摘する。

著 者:瀬木比呂志 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2024年11月
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2025年1月号掲載

ブラジルが世界を動かす 南米の経済大国はいま

世界第5位の国土面積に、第7位の人口。農産物に恵まれ、技術力も高い南米の大国ブラジル。近年、国際社会で存在感を高めているが、遠国ゆえに日本人が知らない側面も多い。政治体制は? 人種や宗教は? どんな外交姿勢をとっている? 現地をよく知る日本経済新聞社の元サンパウロ支局長が、この国の最新情報を伝える。

著 者:宮本英威 出版社:平凡社(平凡社新書) 発行日:2024年10月
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2025年1月号掲載

バブルと資本主義が日本をつぶす ――人口減と貧困の資本論

日本は今、衰退の一途をたどっている。歯止めのかからない“異次元”の少子化、バブルともいうべき株高、“中間層”の分解、等々。これら、すべての背景にあるのは「貧困」であり、そして「資本主義」である。マルクス経済学者が、社会に貧困をもたらす原因 ―― 資本主義が成立して以来の根本的な問題を指摘し、警鐘を鳴らす。

著 者:大西 広 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2024年10月
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2025年1月号掲載

ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」

人口が減り続けてやまない日本。今後、この国の経済・社会がどこへ向かうのか、各種データを基にアナリストが明らかにした。生産性は堅調だが、経済成長率は低迷。賃金は上昇基調に転じる。人手不足はますます深刻に…。先が見えにくい今だからこそ、知っておきたい“人口減少経済”における「変化」と「未来予測」を提示する。

著 者:坂本貴志 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2024年10月
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2025年1月号掲載

デジタル脳クライシス AI時代をどう生きるか

スマホやタブレットなど、今や身の周りに溢れる便利なデジタル機器。だが、それに頼り過ぎると“脳”が衰えかねない ―― 。言語脳科学者が、巷に蔓延るデジタル依存、AI依存に警鐘を鳴らした。手書きとキーボードの脳への影響の違いなど、最新の研究成果を披露。紙の価値を活かし、人間の持つ創造力を伸ばすヒントを示す。

著 者:酒井邦嘉 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2024年10月
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2025年1月号掲載

「バカ」の研究

社会で、ネットで、「バカ」な人が増えている。約束を守らない、周囲の意見に耳を貸さない、他者の尊厳を傷つける…。人は、なぜバカなことをするのか? 24人の一流科学者、名門大学教授らが「バカ」を徹底解析する。認知心理学や情報科学など、様々な角度からバカげた行動の原因を解き明かした、フランスのベストセラー。

著 者:ジャン=フランソワ・マルミオン(編) 出版社:亜紀書房 発行日:2020年7月
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2025年1月号掲載

武士道 ぶれない生きざま

1900年に米国で刊行され、世界的ベストセラーとなった『武士道』の現代語訳である。武士道の源泉から、武士道における徳目、切腹の制度まで。新渡戸稲造が海外の人に向けて説いた内容を、わかりやすい言葉で紹介する。武士道は「桜に並ぶ、日本に根ざした花」、と述べられる通り、その精神は今も私たちの心を引きつける。

著 者:新渡戸稲造、前田信弘(編訳) 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2017年3月
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2024年12月号掲載

コモングッド 暴走する資本主義社会で倫理を語る

互いに信頼し、国や社会のために行動をする。そんな「コモングッド」(共益、公共善、良識)が、アメリカ社会から失われつつある。顧客をだます経営者、勝つためには手段を選ばぬ政治家、権力者の不正を見て見ぬふりする関係者…。オバマ大統領の元アドバイザーである経済学者がコモングッド衰退の原因を述べ、回復を促す。

著 者:ロバート・B・ライシュ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2024年10月
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2024年12月号掲載

異次元緩和の罪と罰

2013年、「これまでとは全く次元の違う金融緩和」として始まった“異次元緩和”。2024年3月、日銀はこれに終止符を打つ。財政規律の弛緩、膨れ上がった日銀の国債保有残高、メディアや国民の不信…。類例がないこの政策は、日本経済の姿を変えた。元日銀理事が異次元緩和の11年間を総括し、問題点の数々を明らかにする。

著 者:山本謙三 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2024年9月
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