トランプ2.0 米中新冷戦 予測不能への備え方
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2025年5月号掲載

トランプ2.0 米中新冷戦 予測不能への備え方

2025年1月、米国大統領に返り咲いたトランプ氏。就任早々、大統領令を乱発して世界を揺さぶっている。第2期政権では何をするのか? 「予測不能」といわれる彼の言動の狙い、新政権の特徴などを、経済安保の専門家が解説。さらに「米中新冷戦」といわれ、半導体などを巡って加熱する、米中関係の今後を見通す。

著 者:細川昌彦 出版社:日経BP 発行日:2025年3月
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ロシア・ウクライナ戦争の行方 世界の運命の分岐点
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ロシア・ウクライナ戦争の行方 世界の運命の分岐点

ロシアのウクライナ全面侵略から早3年。いまだ戦火がやまない。ウクライナは領土を奪還できるのか? プーチンの狙いとは? トランプは戦争を止められるのか? これまでの戦況を振り返り、ロシアの戦略や西側諸国の対応などを論じる。ウクライナ人の著者は言う。「ロシアの暴走の原因を作ったのは自由民主主義諸国だ」と。

著 者:グレンコ・アンドリー 出版社:育鵬社(扶桑社新書) 発行日:2025年3月
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日本経済の死角 ――収奪的システムを解き明かす
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日本経済の死角 ――収奪的システムを解き明かす

日本の生産性は、この四半世紀で30%も向上した。しかし、実質賃金は横ばいのまま。なぜか? 人気エコノミストが、原因を読み解いた。儲かっても溜め込む大企業、長期雇用制を前提とした雇用慣行、株主至上主義に基づく企業統治改革…。日本経済が抱える様々な“死角” ―― 経済停滞を長期化させた要因を明確に示す。

著 者:河野龍太郎 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2025年2月
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リキッド消費とは何か
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リキッド消費とは何か

その時々で欲しいものが変わる、買わなくてもレンタルやシェアリングでOK、物より経験の方が大切…。現代人の消費行動は「欲しいものを購入し所有する」という従来の姿から大きく変化した。そこにはどんな心理が働いているのか。この謎を解くカギとなる「リキッド消費」という概念について、マーケティングの専門家が論じる。

著 者:久保田進彦 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2025年2月
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シン日本流経営 成長のダイナミズムを取り戻す「超進化」
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シン日本流経営 成長のダイナミズムを取り戻す「超進化」

日本が、「失われたX年」から抜け出すために必要なもの。それは、日本流経営のアップデートだ! 日本企業ならではの“本”は残しつつ、1つのことを「深」め、「新」しいことに挑み、「進」化する。そんな「シン」日本流の可能性を、企業事例を交え説く。自社の強みを見直し、未来へ飛翔するためのヒントが得られるだろう。

著 者:名和高司 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2025年2月
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終末格差 健康寿命と資産運用の残酷な事実
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終末格差 健康寿命と資産運用の残酷な事実

2019年、「老後資金2000万円問題」が大きな議論を呼んだ。だが、少子高齢化が進む今日、本当にこの金額で十分なのか。老後生活に向けて何をどう備えるべきか。野口悠紀雄氏が、将来の国の姿を念頭に置きつつ考察した。超高齢化社会となった日本で広がる「終末格差」、年金制度が抱える問題などを、経済的な視点から論じる。

著 者:野口悠紀雄 出版社:KADOKAWA(角川新書) 発行日:2025年2月
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ゆたかさをどう測るか ――ウェルビーイングの経済学
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ゆたかさをどう測るか ――ウェルビーイングの経済学

幸せでゆたかな一生を送りたい ―― 。誰もがそう願い、経済成長によって「ゆたかな富」がもたらされた。しかし、物的なゆたかさは、幸福にはつながっていない。人のつながりは希薄になり、社会は息苦しくなっている。「ウェルビーイング」(ゆたかな生)の実現には何が必要なのか? 経済学の知見を基に考える。

著 者:山田鋭夫 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2025年2月
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誤解を招いたとしたら申し訳ない 政治の言葉/言葉の政治
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誤解を招いたとしたら申し訳ない 政治の言葉/言葉の政治

政治の世界に、無責任な発言は付き物だ。「そんなつもりはなかった」「誤解を招いたとしたら申し訳ない」…。政治家の発するこうした“言い訳”は、どこに問題があるのか? 気鋭の言語哲学者が、実際に世間を騒がせた様々な発言を題材に解説する。言葉と、それに伴う責任のあり方について考える上で、示唆に富む1冊である。

著 者:藤川直也 出版社:講談社(講談社選書メチエ) 発行日:2025年2月
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心穏やかに生きる哲学 ストア派に学ぶストレスフルな時代を生きる考え方
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心穏やかに生きる哲学 ストア派に学ぶストレスフルな時代を生きる考え方

パンデミックやSNSにおける誹謗中傷など、ストレスの種が溢れる昨今。そんな時代に穏やかな心で生きるヒントを、古代ギリシャで生まれた「ストア哲学」に求めた書。死を意識して生きる、自分にコントロールできるものを見極める…。紹介される知恵の数々は、人の悩みの本質が2000年もの間変わっていないことを教えてくれる。

著 者:ブリジッド・ディレイニー 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発行日:2024年8月
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森の生活 ―ウォールデン―
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森の生活 ―ウォールデン―

米国の思想家ヘンリー・ソロー。産業革命の影響を受けつつあった時代、彼はボストン郊外・ウォールデン池畔に自ら小屋を建て、独り思索と労働の日々を過ごした。本書は2年余にわたるその生活記録と、人間のあるべき姿を明快に綴ったものだ。浪費と自然破壊が進む今日、ソローの知恵と人生哲学に学ぶ意味は大きいだろう。

著 者:ヘンリー・D・ソロー 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:1991年3月
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2025年4月号掲載

ピークアウトする中国 「殺到する経済」と「合理的バブル」の限界

近年、中国は不動産バブルが弾け、経済が低迷している。その一方、EV(電気自動車)などの新興産業は快進撃を続け、過剰生産が危惧されている。一見、この2つの問題は関連がなさそうだが、実はコインの表と裏。どちらも中国経済の性質によるものだ。それは何か? 中国をよく知る経済学者とジャーナリストが明らかにする。

著 者:梶谷 懐、高口康太 出版社:文藝春秋(文春新書) 発行日:2025年1月
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2025年4月号掲載

イスラエルの自滅 剣によって立つ者、必ず剣によって倒される

2023年10月、イスラム組織ハマスがイスラエルに奇襲攻撃を仕掛けた。これを機に勃発した「ガザ戦争」は犠牲を伴いながら拡大する一方だ。なぜ、戦いは終わらないのか。国際政治に詳しい著者がその根源に迫った。国際的孤立を深めつつもイスラエルが戦争を続ける目的、米国との関係などを詳説し、その危機的展望を示す。

著 者:宮田 律 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2025年1月
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2025年4月号掲載

希望格差社会、それから 幸福に衰退する国の20年

昭和から令和の間に、日本では格差が広がった。正社員になれないまま歳を重ねる「就職氷河期世代」、親の格差が子に受け継がれる「親ガチャ」…。こうした言葉が生まれる中、活気づいているのが“バーチャル世界”だ。将来に希望が持てず、ネットゲームや推し活などリアルとは別の場で格差を埋める。そんな人々の実像を描き出す。

著 者:山田昌弘 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年1月
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2025年4月号掲載

ニセコ化するニッポン

近年、北海道のスキーリゾート・ニセコに、外国人富裕層が押し寄せている。1泊170万円のホテル、看板の多くが英語など、街の姿は日本とは思えない。その名を冠した「ニセコ化」とは、「選択と集中」によって、その場所が「テーマパーク」のような別世界になること。今、日本全体で起きているこの現象を、具体例とともに紹介する。

著 者:谷頭和希 出版社:KADOKAWA 発行日:2025年1月
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2025年4月号掲載

日銀の限界 円安、物価、賃金はどうなる?

日本経済の長期的な停滞は、「異常な円安」の放置によってもたらされたものだ ―― 。この国の金融政策の問題点を、野口悠紀雄氏が喝破した。諸外国にはない日本経済ならではの弱さ、そして大企業を中心に進む、インフレに便乗した「強欲資本主義」の動きなど、政府・日銀の政策運営に影響を与える諸要素を、縦横に分析する。

著 者:野口悠紀雄 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2025年1月
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2025年4月号掲載

経営は無理をせよ、無茶はするな オーバーエクステンション戦略のすすめ

長年、日本企業を観察し、応援してきた著者が、日本企業復活のための「挑戦する仕組みづくり」を提案する。披露される「オーバーエクステンション戦略」は、実力不足を承知の上で、あえて新事業に挑戦することで能力を拡大する、というもの。時間や国境を超えて成立する、この成長戦略を、トヨタ自動車などを例に明快に語る。

著 者:伊丹敬之 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年2月
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人生の経営戦略 ――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

コンサルティングの世界で活躍した著者は言う。経営学のコンセプトは人生に活用できる、と。例えば、企業の「パーパス」。正しい目標が大前提なのは、人生もまた同じ。「バランス・スコア・カード」というフレームワークは、仕事と私生活の両立に役立つ等々。様々な悩みを解決し、より良く生きるためのヒントが詰まった1冊だ。

著 者:山口 周 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2025年1月
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2025年4月号掲載

サプリメントの不都合な真実

健康に良いとされる、サプリメントや健康食品。これらを使う人は多いかもしれない。だが、そのサプリメントの危険性、あるいは「特定保健用食品(トクホ)」と書かれた健康食品はどんなものか、わかっている人は少ないのでは? 本書では、食品安全の第一人者が、欧米の最新事情も交え、知っておきたい健康食品の真実を説く。

著 者:畝山智香子 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2025年1月
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2025年4月号掲載

なぜ悪人が上に立つのか 人間社会の不都合な権力構造

平気で嘘をつく、人を騙す、違法行為を繰り返す…。私たちは、そんな“悪人”をリーダーに選びがちだ。なぜそうなるのか? 権力は人をどのように変えるのか? 気鋭の国際政治学者が、進化論や人類学、心理学の研究結果を読み解き、これらの疑問について考察。権力が腐敗する要因を、様々な事例とともに提示する。

著 者:ブライアン・クラース 出版社:東洋経済新報社 発行日:2024年11月
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2025年4月号掲載

他人を支配したがる人たち

うわべは“いい人”。だがそれは、悪巧みを隠す仮の姿。自分の望みを果たすために、人の心を巧みに操り、支配しようとする…。そんな人格の持ち主を「潜在的攻撃性パーソナリティー」と名付けた臨床心理学者が、彼らの特徴やその攻撃から身を守る術を解説する。1996年に米国で刊行後、世界各地で読み継がれるロングセラー。

著 者:ジョージ・サイモン 出版社:草思社(草思社文庫) 発行日:2014年10月
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