ここ数カ月、仕事のあり方を大きく変えると話題になっているChatGPT。
2023年4月10日には、開発会社であるオープンAIのサム・アルトマンCEOが来日し、岸田首相と面会しました。今後、日本でもChatGPTの本格的な活用や、そのためのルール整備が進んでいくと見込まれます。
さて、注目を浴びているアルトマン氏ですが、実はAIの他にも力を注いでいる分野があることをご存じでしょうか。
それは、“老化”に関する研究です。
「人間の健康寿命を10年延ばす」。そんな野心的なミッションを掲げるアンチエイジング(抗老化)企業に、氏は1.8億ドルを投じているというのです(「特報:オープンAIのCEO 長寿企業に1.8億ドル投資――その狙いは?」/MITテクノロジーレビュー2023年3月14日)。
厚生労働省によると、日本人の平均寿命は、2019年で男性81.41歳、女性87.45歳。
一方、健康上の問題で行動を制限されずに日常生活を送れる期間を表す「健康寿命」の平均は、2019年で男性72.68歳、女性75.38歳となっています(出典:厚生労働省ホームページ)。
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