古代ローマの哲学者、キケロは著書『パラドックス』でこう説いています。
人生を支配するは好運であり、英知にあらざるなり ―― 。
まもなく年末。自分にとってこの1年はどんな年だったかと、思いを巡らせる時期です。その中で、「今年はツイていた」「今年は運が悪かった」などと、自らの好運・不運について評価することもあるでしょう。
「運も実力のうち」といえども、ツキや運は偶然の産物であって、自分で呼び込むことはできない。そう思っている人も多いのではないでしょうか。そんな人は上記のキケロの言葉を、人生は自分でコントロールできないものである、と解釈するかもしれません。
このPick Up本を読んだ方は、
他にこんな記事にも興味を持たれています。
-
1年かけて味わいたい 一流の人物たちが語る人生の哲学・生き方
-
あなたはタイム・リッチ? それともタイム・プア? 自分の「時間の使い方」と向き合うための手引書
-
「貯蓄から投資」を始める前に、知っておきたい“大原則”