「読書の秋」 ―― 。いつも以上に読書を楽しむ機会が増えるのが、この季節です。読書の好きな『TOPPOINT』読者の皆さまも、秋の夜長に多くの書籍と出合ってこられたことでしょう。では、その数ある書籍の中で、「思い出に残っている本」を1冊あげるとしたら、それは何でしょうか?
私の場合は、『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版』(フィリップ・コトラー他/丸善出版)です。
マーケティングに関心のある方なら、「近代マーケティングの父」と称されるフィリップ・コトラー氏のことはご存じでしょう。中には、『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』を読まれた方もいらっしゃるかもしれません。
学生時代、経営学を学んでいた私は、論文執筆に追われていた秋にこの名著と出合いました。私にとって『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』は、マーケティング戦略の面白さ・奥深さを教えてくれた、かけがえのない1冊です。
今も時折、読み返したくなるのですが、本書は1000ページもある大著で、読み切るにはまとまった時間が必要です。
コトラー氏の教えに、もう少し気軽に触れることができないものか…。そう思っていた時に出合ったのが、今回ご紹介する『コトラーのマーケティング・コンセプト』(フィリップ・コトラー/東洋経済新報社)です。
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