2023年も残り1週間となりました。今年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「2類相当」から「5類」に移行されたこともあり、この冬は久しぶりに忘年会や新年会に参加する予定の方も多いでしょう。
忘年会や新年会の開催にあたり、ビジネスリーダーが悩むのは、乾杯の挨拶・スピーチではないでしょうか。この機会に、1年の締めくくりとして(あるいは年初めの挨拶で)、自分の思いを部下にしっかり伝えたいとお考えの方もいるかと思います。
そこで今回は、人の心を惹きつける「つかみ」ネタの数々を紹介した『プロ講師が使っている 朝礼・スピーチの「つかみ」話材』(安宅 仁/日本実業出版社)をPick Upします。
著者は、これまで5000件超の講演・研修の企画をしてきたプランナーである安宅仁氏。安宅氏によれば、講演や研修では本題以上に、それをわかりやすく説明するための「比喩」が印象に残るといいます。特に、自然の営みとリンクさせた話は不思議と“腑に落ちる”のだそうです。
そのため本書では、動物や植物などの説を絡めた「つかみ」話を多数紹介しています。例えば、ムササビの特性を交えて語った、次の話。
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