
新年度が始まって、1週間が過ぎました。
異動や昇進、転職などで、4月からはプレイヤーではなくマネジャー・リーダーとして働いている、という「新任リーダー」の方もいるのではないでしょうか。
挨拶回りや引継ぎも済み、いよいよチームを率いる者として本格始動。やりがいや期待を抱きつつ、何をすればいいのか、自分に務まるのかと不安を感じてもいる…。
今週は、そんな新任リーダーに読んでいただきたい1冊、『ハーバード流マネジメント講座 90日で成果を出すリーダー』(マイケル・ワトキンス 著/翔泳社 刊)をPick Upします。
新しい任務を軌道に乗せたり、新しい会社に順応したりする「リーダーシップの移行」について解説した本で、2003年の刊行以来、英語版だけで80万部超えというロングセラーです。『エコノミスト』誌は、本書を「オンボーディングのバイブル」と称賛しています(「オンボーディング」とは、新しい人材を組織になじませ、スムーズに機能させるプロセスのこと)。
ちなみに著者のマイケル・ワトキンスは、「今週のPick Up本」の「重大な事件・事故を未然に防ぐことはできないのか? 9.11同時多発テロを基にその対処法を考える」の回(2023/9/11)で紹介した本、『予測できた危機をなぜ防げなかったのか? 組織・リーダーが克服すべき3つの障壁』(東洋経済新報社 刊)の著者でもあります(マックス・H・ベイザーマンとの共著)。
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