2011年3月号掲載

世界一のメンターの「集中講義」 「人を動かす人」になるために知っておくべきこと

Original Title :BE A PEOPLE PERSON

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著者紹介

概要

相手の心をつかみ、「何かを共にやっていきたい」と思わせるには、どうすればいいのか。これまでに世界中で500万人以上のリーダーを指導した“リーダーのリーダー”が、「人を動かす」ためのノウハウを伝授する。誰もが持つカリスマ性に通じる能力を目覚めさせる法、リーダーが守るべき規範をはじめ、他者を巻き込み、動かすための方法論が満載の1冊だ。

要約

人間関係の「3つの教訓」

 人生の成功、充実度、幸福感を左右するものとして、「対人能力」ほど重要なものはない。

 相手を一瞬で惹きつけてしまうような存在感、一緒にいるだけで安心できる包容力があり、「何かを共にやっていきたい」と思わせる ―― 。

 こうした対人能力は、どうすれば身につくのか。

*  *  *

 こんな調査がある。

 提供されたサービスや商品に不満を持っても、その場でクレームを言う人はほとんどいないそうだ。代わりに、友人や知人にグチをこぼすという。

 また、商品やサービスに不満を感じた人の3人に2人は「2度とその商品を買わない」と答えた。

 だが一方で、不満を持った人の95%が、「問題が“迅速に”解決された場合、再びその商品やサービスを利用する」ことが明らかになっている。

 この調査結果は、人の心を動かす上で大切な、「3つの教訓」を教えてくれる。

・「敏感・迅速」に対応せよ

 反応の素早さは、「誠実さ」の表れである。相手の気持ちや感情には、敏感・迅速に対応し、先延ばしはしないこと。

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