2011年11月号掲載

「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない

「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない ネット書店で購入
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

※『TOPPOINT』にお申し込みいただき「月刊誌会員」にご登録いただくと、ご利用いただけます。

※最新号以前に掲載の要約をご覧いただくには、別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みが必要です。

著者紹介

概要

カチンときて暴言を吐き後悔する、苛々して仕事が手につかない…。人はつまらぬことで怒り、そして、大切なものを失ったりする。厄介な、怒りという感情。本書は、これをコントロールする術を説く。披露される、瞬間の怒りを抑える「対症療法」と、怒りっぽい体質を変える「体質改善」は、誰もが行えるものばかり。実践すれば、ムダな怒りをぐっと減らせる!

要約

なぜ、人は怒ってしまうのか?

 「思いつきで仕事を振りやがって」と上司にムカつく。「急いでいるのに、ゆっくりレジ打ちをするなよ」とコンビニの店員にイラ立つ…。

 人は毎日、何かしら怒っている。怒りの感情だけならともかく、カッときて思わず言った言葉で、仕事や人生に支障が出たりすると問題だ。

 怒りによって不利益を被らないためには、怒りを何とかした方がよい。

意外と知らない怒りのメカニズムを知る

 怒りをマネジメントするには、まず、怒りはどのようにして生まれてくるかを知る必要がある。

 怒りの感情を覚える時、人は次の3段階を踏む。

【第1段階】

 出来事との遭遇

【第2段階】

 出来事の意味づけ

【第3段階】

 「怒り」の感情の発生

 実はこうした出来事そのものが、私たちを怒らせるわけではない。例えば、駅のホームで並んで電車を待っている時、後ろから人が割り込む。その時、怒る人もいれば、何も感じない人もいる。

 出来事はあくまで出来事でしかない。

この本の要約を読んだ方は、
他にこんな本にも興味を持たれています。

メンタルが強い人がやめた13の習慣

エイミー・モーリン 講談社(講談社+α新書)

マインドセット 「やればできる!」の研究

キャロル・S・ドゥエック 草思社

心の休ませ方 「つらい時」をやり過ごす心理学

加藤諦三 PHP研究所

折れない心をつくる シンプルな習慣

渡部 卓 日本経済新聞出版社