2014年6月号掲載

45歳から5億円を稼ぐ勉強法

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著者紹介

概要

48歳から勉強を始め、50歳で司法試験合格。54歳にして弁護士として独立し、55歳で名古屋商科大学教授に就任した著者が、「豊かな後半生を切り開く」ための勉強法を伝授する。人生90年時代の今日、“45歳”は人生、会社人生の折り返し点。ここで発想を転換し、70歳まで現役を続けるための勉強をすれば、知的刺激に満ちた、実りある生活を実現できるという。

要約

45歳から練り直す人生戦略

 45歳は、人生90年時代のちょうど真ん中。

 人生と会社人生の折り返し点だ。会社人生において、あなたが最初に入った会社でのキャリアの終着点が見えてくるのが、この45歳の時点だ。

 同期から部長が誕生するのも45歳頃。ここで部長になれないのなら、将来、執行役員や取締役への昇進はない。部長になれないと、会社で紹介してくれる再就職先もあまりいいところはない。

 サラリーマンにとり、45歳が会社人生のターニングポイントになる。45歳から昇進できれば、年収は上がっていき、やがて2000万円に達する。45歳で勝負に負けると、逆に年収がドンと下がる。

 ターニングポイントを迎えた人は、もう一度、自分のキャリアを一から作り直す気概で仕事に臨んでいかないと、豊かな老後は開けてこない。

 今では、年金が出るのは65歳。しかも、厚生年金だけだと月に25万円ほどしかもらえない。趣味をエンジョイし、新しいことにも挑戦していきたいと思ったら、とてもこれでは足りない。

 それに、会社の中で55歳頃から窓際族になり、日がな一日新聞を読むのも面白くない。せめて70歳まで、知的刺激があり、社会からも認められ、やってよかったと思える仕事をしたい。2000万円ぐらいの価値を認めてもらえる仕事を…。

 そのために実践したいのが、「45歳から5億円を稼ぐ勉強法」。豊かな老後を過ごせるよう、70歳まで現役を続け、5億円を稼ぐための勉強だ。

 45歳から70歳まで、バリバリの現役を続けて、毎年2000万円稼ぎ続ければ、5億円を稼げる。

食える資格と食えない資格

 では、資格を取れば、2000万円稼げるようになるのだろうか。答えはNOである。

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