2024.8.26

編集部:小村

子どもが本当に「伸びる」教育とは? 教育経済学の研究者がデータから解き明かす

子どもが本当に「伸びる」教育とは? 教育経済学の研究者がデータから解き明かす

 我が家では、朝、洗面所で顔を洗って鏡をみると、「版」「制」という文字が目に飛び込んできます。トイレの便器に座ると「臨」「熟」が、そしてリビングの壁を見ると「穀」「善」が…。

 1文字ずつ、15センチ四方の折り紙にマジックで書かれ、貼りだされています。これらの漢字は、小学生の子どもが夏休みの宿題で行った漢字の書き取りで間違ったものです。

 間違った漢字は、何度も書き直しさせることが覚える近道だとは思うのですが、親の考えを子どもが素直に実行することは、特に年齢が上がるにつれてなくなってきます。そのため、書き取りをせずとも漢字を覚えるための工夫の1つとして、普段見ることの多い場所に漢字を貼りだしている、というわけです。

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