2024.12.9

編集部:西田

敬遠しがちな「後悔」を未来の行動に活かす その方法をアドバイス

敬遠しがちな「後悔」を未来の行動に活かす その方法をアドバイス

 明日、12月10日は、ノーベル賞で知られるスウェーデンの発明家、アルフレッド・ノーベルの命日です。当日はノーベル賞の授賞式が行われる日でもあり、今年は日本の原水爆被害者団体協議会が平和賞に選ばれたことで注目されています。
 今週は、そのノーベル賞にまつわる本、『THE POWER OF REGRET 振り返るからこそ、前に進める』(ダニエル・ピンク/かんき出版)をPick Upしたいと思います。

「死の商人、死す」(死んでいない)

 ノーベルは、若くしてダイナマイトを発明し、巨万の富を築きました。一方で、ダイナマイトは兵器としても使用され、戦争で多くの人々の命を奪うことにもつながりました。
 そのことに心を痛めたノーベルは、遺言で「人類に対して最も大きな貢献をもたらした人たち」に賞を授与すると表明します。こうして生まれたのが、ノーベル賞でした。

 そんなノーベル賞のエピソードが、本書『THE POWER OF REGRET』で紹介されていると書くと、ノーベルがダイナマイトの発明を「後悔」(regret)していたのだろうと想像されるかもしれません。ですが、そこには少し珍しい事情があったようです。
 本書は、そのエピソードについてこう描いています。

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