2022.10.24

編集部:油屋

「運」や「偶然」が成功を左右する!? 絵画「モナ・リザ」が名声を得た経緯から成功のカギを考える

「運」や「偶然」が成功を左右する!? 絵画「モナ・リザ」が名声を得た経緯から成功のカギを考える

 今月14日、英国・ロンドンのナショナル・ギャラリーで、化石燃料に反対する抗議者がフィンセント・ファン・ゴッホの名画「ひまわり」にトマトスープをかけるという事件が発生しました。(「ゴッホの「ひまわり」にトマトスープかける、化石燃料に抗議 英美術館」 CNN.co.jp/2022年10月15日)
 幸い、絵はガラスに覆われて保護されていたため、無事だったとのことです。

 今回の事件に限らず、絵画が標的となる事件は過去にもあります。
 例えば、イタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた肖像画、「モナ・リザ」。現在、パリのルーブル美術館に展示されているこの絵は、アートに興味がない人でも知っている世界的名画の1つです。

 そんな「モナ・リザ」も、スプレー塗料を吹き付けられたりするなど、数々の災難に遭っています。意外なことに、そもそも「モナ・リザ」は、盗難事件という「偶然のできごと」がきっかけとなり、世界的な名声を得たといいます。
 今週Pick Upする本、『成功する人は偶然を味方にする ――運と成功の経済学』(ロバート・ H・フランク/日本経済新聞出版社)では、あるイタリア人が引き起こしたこの事件について、社会学者のダンカン・ワッツの説明を引いて紹介しています。

このPick Up本を読んだ方は、
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