まもなく新年度を迎えます。社会人の仲間入りを果たす人、異動や転職などで環境が大きく変化する人、同じ部署で引き続き業務をする人…。立場は様々ですが、4月に入れば誰もが心機一転、仕事に向かわれることでしょう。そうした中で、スキルアップを目標とする人も多くおられると思います。
職種によって求められるスキルは異なりますが、共通するものも存在します。例えば、「正しい意思決定を行うスキル」。今回は、このスキルを養える本をPick Upします。
ご紹介するのは、経営コンサルタントである後(うしろ)正武氏の著書、『意思決定のための「分析の技術」 最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法』(後 正武/ダイヤモンド社)です。1998年に刊行された本書は、入れ替わりの激しいビジネス書市場で現在も販売され続けており、ロングセラーとなっています。
著者の後氏は、マッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナー、ベイン・アンド・カンパニーの日本支社長などを経て、1995年に東京マネジメントコンサルタンツを設立しました。本書では、長年にわたるコンサルタントとしての経験をもとに、正しい意思決定を行うために必要な「分析」の方法論を体系的に解説しています。
この「分析」という行為について、著者は次のように述べています。
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