マネジャーにとって、自分が任されているすべての仕事の状況を常に把握しつづけるのは至難の業である。(中略)
こうした問題には、「5:15レポート」と呼ばれる、とてもシンプルな報告のシステムがおすすめだ。これにより、会社や部門、自分の仕事についての進捗、問題点、重要な出来事、および予定を把握することが可能になる。
解説
マネジャーが部下の仕事を把握するためのテクニックの1つが、上記の報告のシステムである。
このシステムでは、マネジャーは部下全員からレポートを受け取る。部下は週に1回、A4で1枚以内に収めたレポートを作り、マネジャーに提出する。
「5:15レポート」という名称には、3つの意味がある。
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- ①マネジャーが5分以内に目を通せる
- ②部下が15分以内で用意できる
- ③指定された日の夕方5時15分までに提出する
このレポートの目的は、マネジャーがカギとなる情報のみを把握することである。例えば ――