記録的猛暑が続いた夏がようやく終わり、過ごしやすい日が増えてきました。
気づけばもう10月。2023年もあと3カ月か、と思いながら編集部内の書棚を見渡すと、ふと目に留まった書籍がありました。それが今回Pick Upする『社会保障クライシス 2025年問題の衝撃』(山田謙次/東洋経済新報社)です。
本書は、野村総合研究所で長年社会保障の調査に携わってきた山田謙次氏が、差し迫った社会保障危機について解説した2017年刊行の書籍です。
本書の「はじめに」で、山田氏は次のような警鐘を鳴らしています。
2025年までに、つまりあと10年も経たずに、社会保障に必要なお金が膨張し、一方でそれを支えきる力がなくなり、日本の社会保障制度は崩壊の危機を迎えます。
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