月刊誌『TOPPOINT』の各号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。

次月号の公開予定日:2025年2月25日
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暴走する資本主義

市民、労働者を軽んじる今の資本主義 ――「超資本主義」のあり方に、警鐘を鳴らした書である。経営者は絶えず競争に追い立てられ、労働者は失業の不安に怯えながら生きる。こうした弱肉強食の社会になったのは、資本主義が暴走し、民主主義を締め出しているからだ、と指摘。現在の資本主義のもたらす、社会的な負の側面を克服するにはどうすればよいのかを説く。

著 者:ロバート・B・ライシュ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2008年6月
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アジア三国志 中国・インド・日本の大戦略

中国、インド、日本が、21世紀のアジアの主導権を巡って、三つ巴の争いを繰り広げる ―― 。ベストセラー『日はまた昇る』の著者ビル・エモット氏が、アジアの今後の勢力図を描き出す。いずれも歴史的に複雑な因縁を抱える3国それぞれの強みと弱み、国家戦略、今後の課題を明らかにし、アジアにはいかなるリスク、そして可能性があるかを解説する。

著 者:ビル・エモット 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2008年6月
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できる上司は「しかけ」を使う “やる気”が驚くほど上がる44の方法

部下のやる気を引き出し、会社をもっと魅力的にするにはどうすればいいのか。社長、幹部、上司が共通に抱える、そんな悩みを解決するための「しかけ」と「コツ」がある。それは「ちょっとしたひと言」や「たった1枚のシート」など、いずれも驚くほどシンプルなものだ。1000社以上で採用されて大きな効果を上げてきた、そのメソッドの数々を紹介する。

著 者:白潟敏朗 出版社:三笠書房(知的生きかた文庫) 発行日:2008年6月
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知る、考える 裁判員制度

「裁判員制度」がいよいよ2009年5月からスタートする。早ければ、同年7月には、裁判員の加わる「裁判員裁判」が行われる見通しだ。本書では、市民がこの裁判にどう関わるのかを、選任から評決まで、実際の流れに沿ってわかりやすく解説。また、制度の問題点、社会やメディアに及ぼす影響などについても触れる。裁判員制度の全体像を知る上で、格好の1冊だ。

著 者:竹田昌弘 出版社:岩波書店(岩波ブックレット) 発行日:2008年6月
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「心の傷」は言ったもん勝ち

何でも「セクハラ」と叫ぶ女性、「心の病」を理由に会社を休みながら、遊ぶ人…。「心に傷を受けた」と訴えれば、それがそのまま通り、後はやりたい放題。近年、そうした傾向が目立つ。なぜこうも過剰な被害者意識をかざす人間が増えたのか。「被害者帝国主義」とも言うべき現状を憂える精神科医が、その実態を分析し、精神力を強くするための処方箋を示す。

著 者:中嶋 聡 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2008年6月
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