生産性を高めるにはあらゆる仕事にデッドラインを付け、頭を使わせることが必要です。(中略)
デッドラインには、他の人と合意する「日付のデッドライン」と、それに基づいて出てくる自分で決めないといけない「時間のデッドライン」の2種類があります。
解説
日付のデッドラインは、基本的には上司が付けるものだ。「1週間後」「○月○日」と日付を決めて、そこまでに部下にやり遂げてもらう。
一方、時間のデッドラインは、1日の仕事を片付けるために、自分で付けるものである。
朝、会社に行ったら、その日に終えるべき仕事の時間配分を計算する。例えば、デイリーワーク的な仕事に加え、来客が2件、会議が1つ入っていて、フリーになる時間は2時間しかない。しかし、やらなければいけないデッドラインの日付の付いた仕事が3つあって、それを終えるには通常3時間かかるとしよう。