2021年2月号掲載

パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する

コロナを機に社会は一変した。この危機は、従来の考え方やライフスタイルをリセットするチャンスでもある。変革のカギは、アクションを起こし、どんどん「実験」を繰り出すこと ―― 。世界を旅しながら仕事をするノマドライフの実践など、自ら様々な実験をしてきた著者が、正解のない時代を生き抜くヒントを提示する。

著 者:本田直之 出版社:KADOKAWA 発行日:2020年12月
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2021年2月号掲載

ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃

「ゲノム編集」とは、生物の設計図であるDNAを自由自在に書き換える技術のこと。中でも、汎用性に富み、扱いやすいのが「クリスパー」と呼ばれる技術だ。すでに肉量を大幅に増やした家畜などが開発され、近い将来、人間の治療にも適用されるという。この技術の詳細、そして、暮らしや社会に与える影響などが説かれる。

著 者:小林雅一 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2016年8月
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2021年2月号掲載

統計はこうしてウソをつく だまされないための統計学入門

「嘘には3つある。普通の嘘と、真っ赤な嘘と、統計だ」。この言葉が示す通り、世間にはインチキな数字が溢れている。そして、多くの人はそのことに気づかず、間違った統計を鵜呑みにしがちだ。そんな数字の落とし穴に警告を発した、統計学の入門書。おかしい統計が生まれる原因、騙されないためのノウハウを平易に説く。

著 者:ジョエル・ベスト 出版社:白揚社 発行日:2002年11月
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2021年1月号掲載

経験なき経済危機 日本はこの試練を成長への転機になしうるか?

新型コロナウイルスの感染拡大により、世界が、いまだ経験したことのない経済危機に陥っている。そんな中、迷走を続けた日本政府の対応。第2波、第3波に備えるためにも、政策の検証が必要だ。補償なき営業自粛要請、一律10万円給付、GoToトラベル…。本書はデータを基に、実行された対策の是非を問い、提言を行う。

著 者:野口悠紀雄 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2020年10月
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2021年1月号掲載

グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界

歴史的に見て、感染症は「グレート・リセット」 ―― これまでの経済や社会のあり方を覆す引き金となった。今回の新型コロナもそのようだ。では、成長率重視の経済の行方は。気候変動など環境問題はどうなるのか。人と人との絆、行動に及ぼす影響とは。世界経済フォーラム創設者らが、次に訪れる新たな世界を読み解いた。

著 者:クラウス・シュワブ、ティエリ・マルレ 出版社:日経ナショナル ジオグラフィック社 発行日:2020年10月
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2021年1月号掲載

アメリカは正気を取り戻せるか 精神科医が分析するトランプの時代

ドナルド・トランプの台頭は、アメリカ社会のクレイジーな精神を映し出したもの ―― 。環境問題や格差などの社会問題に対する彼の態度は国際社会を翻弄し、世界の政治経済に混乱を生じさせた。このような人物が大統領に選ばれた背景には何があるのか。アメリカ社会に潜む病理とは? 精神医療の世界的権威が鋭く分析する。

著 者:アレン・フランセス、大野 裕(監修) 出版社:創元社 発行日:2020年10月
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2021年1月号掲載

ポストトゥルース

「ポストトゥルース」。これは、客観的事実より感情に訴える方が影響力のある状況のこと。2016年の米大統領選でのトランプの勝利等を機に、急速に広まった語だが、現象そのものは古くからある。科学の否定、認知バイアス、メディアの変容…。様々な角度から、“真実が輝きを失う”プロセスを、科学哲学の専門家が明らかにする。

著 者:リー・マッキンタイア、大橋完太郎(監訳) 出版社:人文書院 発行日:2020年9月
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2021年1月号掲載

未来を見る力 人口減少に負けない思考法

少子高齢化と人口減少。国家を消滅させかねないこの問題に、これまで日本は有効な対策を講じてこなかった。もはや猶予はない。「戦略的に縮む」発想で、人口減を前提とした社会に転換することが必要だ。人口問題の専門家が、コロナ禍が突き付けた課題も踏まえ、今後、社会に訪れる変化をチャンスに変えるための思考法を説く。

著 者:河合雅司 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2020年9月
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2021年1月号掲載

アマゾン化する未来 ベゾノミクスが世界を埋め尽くす

ベゾノミクス ―― コロナ禍で一人勝ちするアマゾンのビジネスモデルを表す言葉である。ジェフ・ベゾスが築いたこのモデルは、今後、企業の枠を超えて世界に普及する。だが、それが広がった未来は必ずしも明るいものではない。ベゾノミクスとは何か。それがもたらす影響とは? ジャーナリストがアマゾン化する世界を読み解く。

著 者:ブライアン・デュメイン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2020年10月
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2020年12月号掲載

人新世の「資本論」

「人新世」とは、人間の経済活動が地球を破壊する、新たな時代のこと。実際、「100年に一度」級の異常気象が毎年、世界中で起きている。地球環境を守るには、経済成長優先の資本主義を改めねばならない。そのためのカギとなる、晩期マルクスの思想 ―― 平等で持続可能な社会を目指す「脱成長型経済」の考え方を読み説く。

著 者:斎藤幸平 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2020年9月
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2020年12月号掲載

マインドハッキング あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア

副題は「あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア」。フェイスブックの膨大な個人情報を利用し、トランプ政権の誕生や英国のEU離脱を裏で操った組織、ケンブリッジ・アナリティカ。同社で一連の情報操作を担った元社員が、人々を洗脳し、世論を誘導する手口を明かす。ソーシャルメディアのリスクがわかる1冊だ。

著 者:クリストファー・ワイリー 出版社:新潮社 発行日:2020年9月
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2020年12月号掲載

イノベーションはいかに起こすか AI・IoT時代の社会革新

イノベーションを起こすカギ。それは、「オープン」性だと著者はいう。だが、日本企業はクローズ志向。自社のノウハウの流出を恐れ、企業の枠を越えた製品やアプリの開発に及び腰だ。さらに、チャレンジの足を引っ張る、法制度の問題もある。そんな日本が、どうすればイノベーションを起こせる国に変わるのか、提言する。

著 者:坂村 健 出版社:NHK出版(NHK出版新書) 発行日:2020年10月
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2020年12月号掲載

未来の医療年表 10年後の病気と健康のこと

「人間が病気で簡単に死なない時代」は、すぐそこまで来ている ―― 。医学、社会学、経済学など様々な観点から未来の医療を研究する“医療未来学者”の著者はそう語る。がんや糖尿病が治癒可能になるのはいつ頃か? AI診察の実力は? 先端的な情報を交えつつ、医療と病気、健康にまつわる未来予想図を俯瞰的に描いた1冊。

著 者:奥 真也 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2020年9月
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2020年11月号掲載

ポストコロナの資本主義 挑戦される国家・企業・通貨

いまだ終息の気配が見えないコロナ禍。COVID–19という名の新たな感染症は、世界に何をもたらしたのか、そして何を起こすのだろう。「接触追跡システム」によるプライバシーの問題、Zoomに代表される「仮想集会プラットホーム」の普及、グローバリズムの変化…。今起きている様々な事象を踏まえ、コロナ後の世界を描く。

著 者:岩村 充 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年8月
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2020年11月号掲載

MORE from LESS 資本主義は脱物質化する

経済が成長すれば、資源消費量は増える。これが大量消費時代の常識だった。しかし今、より少ない資源からより多くを得られる「脱物質化」の時代が到来しつつある。資本主義、テクノロジーの進歩、市民の自覚、反応する政府 ―― この4つの要素が引き起こす経済の脱物質化について詳述し、どんな可能性があるのかを見通す。

著 者:アンドリュー・マカフィー 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年9月
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2020年11月号掲載

ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

過去数十年で労働生産性は大きく上がった。だが、労働時間は減らず、報酬も平行線をたどっている。なぜか。それは、「ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)」が増えたからだ! 生産性の向上に伴い社会に広がった無意味な仕事の実態と、それが増加した原因を明らかにする。仕事と価値の関係を見つめ直す、世界的話題の書。

著 者:デヴィッド・グレーバー 出版社:岩波書店 発行日:2020年7月
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2020年11月号掲載

悪党たちの大英帝国

偉大さとは、その者の業績の善悪で決まる。たとえ、それを行ったのが「悪党」であっても ―― 。6人の妻を娶り、うち2人を処刑したヘンリ8世から、帝国主義者でアジア・アフリカの人々を見下したチャーチルまで。16~20世紀のイギリスを動かし、世界に冠たる大英帝国を築いた“悪いやつら”の実像から、歴史を繙く。

著 者:君塚直隆 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2020年8月
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2020年11月号掲載

[徹底解明] タックスヘイブン グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態

副題「グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態」。言葉は耳にするものの、実態はベールに包まれた“タックスヘイブン”に斬り込んだ書だ。マネーロンダリングと関わりの深い、グローバル闇経済。その調査・研究を長年行ってきた3人の著者が、タックスヘイブンのメカニズムや世界経済への影響など、全容を解明する。

著 者:ロナン・パラン、リチャード・マーフィー、クリスチアン・シャヴァニュー 出版社:作品社 発行日:2013年9月
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2020年10月号掲載

ニューノーマル時代のビジネス革命

今、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。今後、我々はこのウイルスと共生し、従来とは異なる新しい日常を生きていかねばならない。本書は、そんな「ニューノーマル」におけるビジネスコンセプトと事業機会を、4つのキーワードを軸に解説。不可逆な変化の中で戦略をどう最適化していくか、そのヒントが示された1冊だ。

著 者:日経クロストレンド、藤元健太郎 出版社:日経BP 発行日:2020年7月
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2020年10月号掲載

パンデミック新時代 人類の進化とウイルスの謎に迫る

動植物、細菌など、あらゆる生物に宿り、地球上どこにでもいるウイルス。このたびのコロナ禍をはじめ、過去、多くの死をもたらすパンデミックを何度も引き起こした。だが、発見されてからまだ100年余りということもあり、いまだ不明な点も多い。この最小の微生物であるウイルスの世界、拡散のメカニズムを、本書は詳説する。

著 者:ネイサン・ウルフ 出版社:NHK出版 発行日:2012年11月
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