新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2021年9月号掲載
長年、初対面から信用を得て、多くのスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官が、人に好かれ、そして意のままに動かす ―― 「心を支配する」方法を伝授する。知らない人に近づく時は眉を上げる。アイコンタクトは1秒以下に。単語よりも口調に注意する…。人間関係を円滑にするための実践的コミュニケーション術が満載の書だ。
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職場、外出先、友人関係…。私たちは人生の様々な場面で、同じような成功や失敗をする。それは、人間には永続的なパーソナリティ傾向があるから。心理学者の著者は、パーソナリティには5つの因子があり、これをもとに、その人の行動傾向が見て取れるという。本書は、この5因子をわかりやすく解説。さて、あなたの特性は?
2021年8月号掲載
「やり遂げろ!」「これを終わらせよう」…。職場のリーダーが発する言葉には、「行動」を促すものが多い。一方、少ないのが「思考」を促す言葉だ。しかし、仕事の効果を高めるには、状況に応じて思考と実行を行き来する必要がある。そのためにリーダーが知っておきたい行動様式と言葉を伝授。言葉を変えれば、世界が変わる!
「不幸でない」ことと「幸福である」ことは違う。では、何が幸福をもたらすのか? それを探り、幸福な状態へと導くのが、“ポジティブ心理学”。20世紀末に生まれた、実践的な心の学問だ。この新しい学問の概要、個人・社会への活用法を、政治学者が解説。自分の人生を充実させ、より良い社会のあり方を考えるヒントを示す。
2021年7月号掲載
サイコパス(精神病質者)―― 。良心がなく、極端に自己中心的。平気で社会の規範を犯し、思うままに人を操る。恐ろしいことに、そうした異常人格者の多くは我々の身近に潜んでいる。いったい彼らは何者なのか。米国の心理学者が、多数の実例をひきつつその特性や行動を詳述。サイコパスの本質に迫った精神分析の書である。
2021年6月号掲載
職場に活気がない、新しいアイデアが生まれない…。このように組織が硬直化し、“閉塞感”が漂う企業は少なくない。こんな状況を変えるには、「対話」が必要。著者はこう指摘し、4人1組で行う、新しい対話の方法「2 on 2(ツー オン ツー)」を紹介する。表面的な問題の裏にある真の問題を明らかにし、改善を図る画期的な方法だ!
コロナ禍に伴いリモートワークが広がっている。リモートワークには、メリットもあるがデメリットもある。相手の気持ちがわかりにくく、信頼関係が壊れやすいのだ。こうした「感情」の問題は従来から職場にあったが、リモートワークで明確になった。職場の良し悪しを左右するこの感情について、各種の研究成果を交え説く。
人の気持ちや行動を変えたい時、我々は説得したり圧力をかけたりしがちだ。だが、そうした力ずくの手段は相手の反発を招きやすい。変化を促すカギは、自らが“触媒(カタリスト)”となり、変化を妨げる障害を取り除くこと。Apple、Google等でコンサルタントを務める著者が、この障害を乗り越え、人の心を動かすノウハウの数々を公開する。
2021年4月号掲載
人の脳は、どんなことも可能にする力を秘めている。この力を発揮できないのは、自らに限界(リミット)を設けているからだ。では、どうすればそれを打ち破れるのか。カギは、マインドセット、モチベーション、メソッドの3つにある。限界を外してこれら3つを強化し、リミットレスな人生を実現する方法を、脳力向上のエキスパートが説く。
人の能力や資質は、努力によって伸ばせるのか。それとも、どうにも変えようのないものなのか。本書は、その人がどちらの説を信じるか、心の持ちようによって変わるという。つまり、可能性を発揮できるか否かは「マインドセット」次第 ―― 。心理学の世界的権威が心のあり方の大切さを科学的に説いた、世界的ベストセラー。
2021年3月号掲載
平気で嘘をつき、他人を傷つけ人生を破壊する。そんな良心をもたない人たち ―― 「ソシオパス」は、職場や家庭、ネット上など私たちの身近にひそんでいる。しかも、その正体を見抜くのは難しい。こう警鐘を鳴らす臨床心理学者が、豊富な実例をあげてソシオパスの特徴を明らかにし、彼らの支配から身を守る術を具体的に説く。
2021年1月号掲載
ドナルド・トランプの台頭は、アメリカ社会のクレイジーな精神を映し出したもの ―― 。環境問題や格差などの社会問題に対する彼の態度は国際社会を翻弄し、世界の政治経済に混乱を生じさせた。このような人物が大統領に選ばれた背景には何があるのか。アメリカ社会に潜む病理とは? 精神医療の世界的権威が鋭く分析する。
2020年11月号掲載
集中したいのに、つい気が散ってしまう…。その原因として、スマホやSNS、ゲームなどがよく挙げられるが、これらは表面的な原因にすぎない。気を散らさないためには、根本的な原因に向き合い、対処する必要がある。自らも注意散漫に苦しんだという著者が、集中力を保つために踏まえるべきこと、具体的な方法を説く。
2020年10月号掲載
優秀なあの人がなぜバカな判断を下すのか? この謎を解くには、知性とは何かを正しく捉え直す必要がある。高い知力があっても、それを適切に使いこなす知恵 ―― オープンマインド思考や知的謙虚さがなければ思考は偏るだけだ。科学ジャーナリストが、賢い人ほど陥りやすい知性のワナを暴き、それを避けるためのヒントを示す。
2020年9月号掲載
言い争いや議論の時、明らかな事実を示し、論理的に主張する。これは優れた方法のように思えるが、実はそうではない。事実を示すことで、相手の気持ちをさらに頑なにすることも。では、どうすれば、他者をうまく説得し、動かすことができるのか? 認知神経科学者が、科学に基づくとっておきの“説得の技法”を紹介する。
2020年8月号掲載
企業の風土改革を支援する著者らが、その有効な手段である「オフサイトミーティング」を紹介。これは「日ごろの当たり前や立場を離れて考えること」に重きを置き、本音で真に重要なテーマを話し合うことを目指すものだ。従来型の会議とは一線を画す、このミーティングの開催方法や進め方を、多くの事例を交え体系的に説く。
“孤独”こそが創造性を育む ―― 。進化論、ゴッホのひまわりの絵、パソコン…。偉大なアイデアや美術、発明は、物静かで思索的な人々が生み出した。本書は、これまであまり注目されなかった内向型の強みを明らかにするとともに、外向型の問題点を指摘する。成功する人=外向型という見方を覆した、全米ベストセラー。
2020年7月号掲載
組織の成功のカギ。それは業績でも製品でもなく、「文化」だ。チンギス・ハンら、歴史上の人物たちも、組織文化を創り上げることで成功した。では、どうすれば優れた組織文化を築けるのか? 資金ショートや株価急落など、様々な苦難をくぐり抜けてきた起業家が、18年かけて見いだした、困難を乗り越える文化の創り方を明かす。
2020年6月号掲載
社員との対話の円滑化、効果的な組織変革、戦略の実行法…。『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の掲載論文の中から、「CEOが知っておくべきこと」として厳選した論考を紹介。社長はじめ経営層が抱く、典型的な悩みに幅広く応える内容となっている。経営陣はもちろん、リーダーを目指す全ての人にとり、一読に値する書である。
グローバルなビジネスの現場では、自国の歴史に関する知識が欠かせない。だが、戦国武将や幕末といった日本人が好むテーマは、意外にも外国人にはウケないという。では、彼らはどのような歴史・文化に関心を寄せるのか? 世界96カ国を訪れた元外交官が、外国人にささるテーマを厳選、興味深いエピソードを交え解説する。
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