新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2022年3月号掲載
「メタバース」とは、ゲームやアニメなどの世界観に基づく、リアルとは違う“もう1つの世界”のこと。インターネットにおいて、SNSの次のキラーサービスといわれる。うまく使えば自分の生活を良くし、ビジネスにも活かせる。そんなメタバースの全容を、情報技術、そしてサブカルチャーをよく知る著者がわかりやすく説く。
ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。
2022年2月号掲載
「人類史上、最も力を持つ企業」 ―― 。GAFA+Mの巨大IT企業5社は、今日、アメリカを実質的に支配している。彼ら「特権階級」は、独占的な地位を利用して情報を操作し、国民生活の隅々にまで影響を及ぼしているのだ。この国でいったい何が起きているのか。共和党上院議員である著者がその弊害を明らかにし、警鐘を鳴らす。
2022年1月号掲載
今日、テレワーク、オンライン注文が当たり前になるなど、デジタル技術が急速に発展している。社会のデジタル化は、生活を便利にする反面、プライバシーやセキュリティにおける弊害も大きい。その危険性と可能性を、ハーバード大学の有名教授らが解説した。今、知っておきたい「デジタル社会」の基礎知識が学べる書だ。
2021年12月号掲載
2030年までに1600万人が職を失う…。そんな大失業時代の到来が囁かれている。こうした時代をどう生き抜くか。カギは、知識やスキルのアップデート、つまり「学び直し」にある。自分を守る「盾」にも、攻めるための「矛」にもなる学び直し。その実践のためのヒントが、DXなど現在進行中の技術や社会変化を示しつつ語られる。
念じるだけでスマホを操作する。脳に機械をつなぎ思考を読み取る…。まるでSFのようなこの技術、近い将来に現実のものになるかもしれない。フェイスブック等のIT企業が続々と脳に関わる技術開発に乗り出しているのだ。彼らの狙いは何か。懸念されるリスクは? 急ピッチで進められる「ブレインテック」開発の最前線に迫る。
2021年9月号掲載
グーグルは、人間を操り人形にする ―― 。今日、生活に欠かせないデジタル機器は、あらゆる行動データを巨大IT企業にもたらす。そして、私たちの行動は監視され、操られてさえいる。これを「監視資本主義」と名付けた著者が、現状を説き、未来を見通した。ハーバード・ビジネススクール名誉教授の手になる世界的ベストセラー。
都市化の進展やネットの普及は、生活を便利にした反面、人々から「共感する力」を高める機会を奪った。独居が増えて孤立が深まり、顔を合わせない人付き合いが増えたことが、その一因だ。分断や不寛容が広がる今日、相手を「思いやる力」を伸ばすことはできるのか。共感を研究する心理学者が、その成果をもとに解説する。
2021年8月号掲載
プログラムに忠実なAI(人工知能)が、人間を滅ぼしかねない ―― 。AIに対し、こうした懸念を抱く人たちを「合理主義者」という。AIが人間並みの知能を得た時、何が起こるのか。もし暴走したら、人間はそれを止められるのか。合理主義者への取材を基に、AIの「可能性」と「リスク」を徹底検証、私たちの未来を見通す。
2021年7月号掲載
デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業が増えている。だが、成功例は少ない。その主な原因は2つ。企業がDXの本質を理解していないこと、そしてDXを阻む“壁”を超えられないことだ。こうした壁を超え、DXを進めるにはどうすればいいのか。日本企業のDX支援に携わる著者が、その方法を指南する。
2021年6月号掲載
今、多くの企業にとってDXは最優先事項だ。世界がデジタル化で激変する中、変革は待ったなし。だが、その多くは失敗している。では、どうすれば成功させられるのか。本書は、そのために踏まえるべき5段階の「ロードマップ」を提供。各段階ですべきこと、リスクへの対処法などが示され、DXを成功に導く上で参考になる。
2021年5月号掲載
AI(人工知能)については、明暗、2つの見方がある。人々の仕事を奪う。いや、仕事の生産性を高め、バラ色の未来をもたらす。だが、どちらも「AIの全体像を捉えていない」とマイクロソフトCTO(チーフ・テクノロジー・オフィサー)は指摘。AIの“正体”を明かし、人間とAIの能力を生かした、希望に満ちた未来を語る。
AIが正解を与えてくれる ―― 。就職や結婚をはじめ、意思決定をAIに任せる若者が増えている。社会が複雑になった今日、自分で考えるよりも確かで、失敗のリスクを減らせるからだ。今後も意思決定の外部化は進むだろう。では、その行き着く先は? 急速に進む社会のAI化について述べ、「考えを手放すこと」について考察する。
フェイスブックの個人データが選挙活動に悪用されるなど、近年、個人情報がリスクにさらされることが増えた。そんなリスクから情報を守り、個が尊重される社会をつくるには、権利としてのプライバシーを問い直すことが欠かせない。そう語る法学者が、プライバシーの本質を明らかにし、この権利を取り巻く法制度について論じる。
新型コロナを封じ込め、いち早く経済成長をプラスに転じさせた中国。その原動力となったのは、デジタル技術だ。かつては科学技術面で“遅れた国”と見られていた中国が、今やデジタル大国に。背景にあるのは、1978年の改革開放以来の国家戦略だ。デジタルエコノミーが専門の著者が、中国のデジタル強国戦略の全容を明かす。
戦争は、もはや戦場にとどまらない! SNSによるプロパガンダ、重要インフラへのサイバー攻撃など、様々な手段を組み合わせた「ハイブリッド戦争」の脅威が近年高まっている。低コストで効果大。この新たな戦争に、特に力を注ぐのがロシアだ。本書は同国に焦点を当て、その実態を解説。危機意識の薄い日本人に警鐘を鳴らす。
2021年4月号掲載
音声認識、自動翻訳、自動運転…。2000年代半ば以降、人工知能(AI)は急速に進歩し、研究開発に大金を投じる企業も多い。だが、これまでAIは、ブームになっては成果を生まず、というサイクルの繰り返し。今回の“AIの春”に際し、本書は、現況、見通し、道徳的な問題など、知っておきたいことを多面的かつやさしく説く。
2021年2月号掲載
著者は1981年、台北市生まれ。IQ180。新型コロナを早々に封じ込めた台湾で、デジタル担当の閣僚として、感染防止の中心的役割を担った。そんな“テクノロジー界の異才”の、世界初の自著だ。コロナ対策成功の秘密から、デジタル・AIが開く新たな社会像まで。トランスジェンダーである自身の生い立ちも交え、大いに語る。
2020年12月号掲載
副題は「あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア」。フェイスブックの膨大な個人情報を利用し、トランプ政権の誕生や英国のEU離脱を裏で操った組織、ケンブリッジ・アナリティカ。同社で一連の情報操作を担った元社員が、人々を洗脳し、世論を誘導する手口を明かす。ソーシャルメディアのリスクがわかる1冊だ。
2020年10月号掲載
今、世の中は、デジタルが隅々まで浸透した「アフターデジタル」社会へと突き進んでいる。あらゆることがオンライン化されれば、産業構造も大きく変わる。企業は、どう対応すべきか? アフターデジタルの概要や、デジタルトランスフォーメーションで陥りがちな罠等々を、この分野で先を行く中国企業の事例などを交え、解説する。
今、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。今後、我々はこのウイルスと共生し、従来とは異なる新しい日常を生きていかねばならない。本書は、そんな「ニューノーマル」におけるビジネスコンセプトと事業機会を、4つのキーワードを軸に解説。不可逆な変化の中で戦略をどう最適化していくか、そのヒントが示された1冊だ。
初めての方はこちら
『TOPPOINT』ってどんなサービス?
推薦の声
著名な経営者をはじめ、様々な方から数多くの推薦の言葉をいただいています。
定期購読者専用WEBサービス TOPPOINTライブラリー
パスワードをお忘れの方はこちら
『TOPPOINT』を購読されている方は、「月刊誌会員」のご登録で、本誌の最新号に掲載した要約をオンラインでもご覧いただけます。別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みで、最新号の要約だけでなく過去に掲載した2,000冊以上の要約もご覧いただけます。
定期購読者専用 各種お手続き
スマホやタブレットでご利用の場合にはより便利に利用できるアプリもございます。
『TOPPOINT』公式アプリのダウンロードはこちら