新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2020年9月号掲載
「GAFA」とは、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルのこと。各社の頭文字を取り、こう称される。今日、これら巨大IT企業(ビッグテック)は、経済や政治に、そして私たちの暮らしに、大きな影響を及ぼしている。その便利さの裏に潜む弊害とは? デジタル界の巨人たちの“闇”の部分に斬り込み、警鐘を鳴らす。
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2020年8月号掲載
産業革命以来、モノを効率よく大量生産することで経済は成長してきた。だが、デジタル技術の進歩で、経済の構造は大きく転換しつつある。富の源泉が、モノからデータや知識など“無形資産”に移ったのだ。この大変化、「ネオ・エコノミー」における豊かさとは? リスクとは? 最新の事例を交え、新しい経済社会の姿に迫る。
2020年7月号掲載
AIがもたらす未来はユートピア? それともディストピア? IT業界で活躍する著者の見立ては、明るいものではない。今後、全世界の富は、AIの開発をリードする米中2国の巨大IT企業が吸い上げる。その一方、世界中で社会や雇用が不安定化し、格差が拡大。人間の存在意義をも揺るがす。そんなAI時代の世界秩序を提示する。
2020年5月号掲載
「国民国家・株式会社・中央銀行」。この3つが、現代の政治と経済の基本的な形だ。だが今、グローバリズムの広がりと経済活動のデジタル化により、3者のバランスが崩れ、社会を担う「中間層」が苦しみ、社会の亀裂が深まっている。悪循環に陥った資本主義が向かう先とは。現状と今後を、日銀出身の著者が詳しく読みとく。
2020年4月号掲載
不正に入手したSNS上の個人情報をAIで解析し、選挙キャンペーンに利用する。そんな信じがたいことが、2016年の米大統領選で行われたとの報道がある。AIによる世論の誘導が、トランプ大統領の誕生を後押ししたと指摘されているが、果たしてAIはどれほどの影響力を持つのか。NHK取材班が、世論操作の深層に迫る。
「第4次産業革命」―― 。スマートフォンやクラウドコンピューティングなど、デジタルの力を使った革新が、今、世界で急速に進んでいる。各国が行っている取り組みとは? 今後、どんなテクノロジーが登場するのか? ビジネスや暮らしはどう変わるのか? 最新事例を交えながら、第4次産業革命の現状と未来を徹底解説する。
2020年1月号掲載
近年、自動化、ロボット化といったデジタル革命の下で、グローバル競争が進んでいる。こうした経済の潮流 ―― 「グロボティクス」が、社会にもたらす変化を考察した書だ。先進国のホワイトカラーの雇用を脅かし、中間層を崩壊させるグロボティクスの衝撃と、破壊的な変動の先にある未来を、国際経済学の第一人者が論じる。
2019年12月号掲載
急速に進化するAI(人工知能)を巡り、論議が盛んだ。万能論もあれば脅威論もある。だが、真のリスクと可能性は、2元論を超え、フラットに現状を見つめることで見えてくるという。本書では、物理学や哲学など、異なるジャンルの知の巨人たちが、自らの研究領域から、人類とAIを巡る最先端のビジョンを示す。
日本のネットビジネスは、今やGAFAに取って代わられた。SNSのミクシィはフェイスブックに、検索サービスのヤフーはグーグルに。今後、GAFAの影響は全ての企業に及ぶ、と本書は警告。会社が生き残る上で、デジタル技術を活用し、企業の在り方を変える「デジタルシフト」が重要だと説く。そして、これを成功させる方法を示す。
2019年11月号掲載
ビッグデータというキーワードが注目されて久しい。これを武器に、GAFAなど巨大プラットフォーム企業が市場の支配を強め、経済構造を変えつつある。著者は、この膨大なデータを武器にした経済活動を「データ資本主義」と命名。現状と問題点を明らかにし、将来を見通す。この先は、GAFAといえども決して安泰ではない!?
デジタル変革が急速に進む今日、製品の価値も激変しつつある。これからは、ハードウェアではなく、ソフトウェアが主役に。売って終わりの製品から、コネクテッド化されたインテリジェントな製品へ ―― 。ものづくり企業が生き残るには、こうした製品の「再発明」が不可欠と指摘し、製造業に押し寄せている大変化を解説する。
2019年10月号掲載
今、デジタルによる創造的破壊の波が、様々な業界に押し寄せている。企業がこの流れに対処し、デジタルで稼ぐ組織を作るにはどうすべきか。カギは、組織リソースの協働にあり。本書はこう指摘し、社内に分散する人やデータ、インフラを集め、連携させることで新たな顧客価値を生む手法、「オーケストレーション」を提示する。
人工知能(AI)を企業が導入する際、膨大なデータや専門のプログラマーをどうするか、と考えがち。だが、大事なのは「どのような課題(イシュー)を解決するために、人工知能を適用していくか」を考えることだ。このイシューを導くプロセスを説き、老舗食堂、ビール会社など、イシューへの人工知能の活用事例を紹介する。
通勤・通学中にネット動画を見る。そんな光景が日常となった今日、企業のマーケティングでも、動画やライブ配信が活用されつつある。これらのコンテンツを“バズらせる”―― 爆発的に拡散させるには何をすべきか? ライブ配信者の先駆けとして人気を集めた著者が、「つくって、届けて、広げていく」ためのノウハウを公開!
2019年9月号掲載
近年、新しい依存症「行動嗜癖」に陥る人が増えている。それは、スマホを頻繁に覗く、ドラマを何話分も一気に観るなど、行動への依存を特徴とする。著者は、病の背後には、「依存症になるようにデザイン」されたテクノロジーの存在があると指摘。人をのめり込ませるメカニズムを明らかにするとともに、その対応策を提示する。
私たちはどこから来て、どこへ行くのか ―― 。人間を巡る昔からの問いの答えの1つに、「シミュレーション仮説」がある。これは、人は何者かが作った仮想現実の世界に生きている、とするもの。一見、SF的で荒唐無稽だが、欧米の科学者らが真剣に論ずるこの仮説を、傍証を示し紹介。概要から最新理論までがわかる入門書だ。
2019年8月号掲載
インターネット上で、様々なサービスを「無料」で提供するグーグル。しかし、同社の戦略は「嘘」や「矛盾」をはらんでおり、セキュリティにも致命的な問題がある ―― 。米国で“テクノロジーの予言者”と評される経済学者が、グーグルのシステムの限界を指摘。それに代わる、セキュリティ第一の新たなシステムを展望する。
2019年7月号掲載
無料のネットサービスを武器に巨利を得る、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)。だが、これらプラットフォーマーの強さに陰りも見える。プライバシー侵害、フェイク(偽)ニュースの拡散などを懸念する各国政府が、規制を強めているのだ。このビジネスモデルの抱える課題について、トップエコノミストが読み解く。
フェイスブックの投稿を読み、「いいね!」を押す。今やソーシャルメディアの利用は当たり前となったが、これに警鐘を鳴らす。1人1人の興味や行動などのデータを集めて思うままに操り、莫大な利益を得る企業。一方で、ネット依存に陥る人々。内情を知るコンピューター科学者がソーシャルメディアの闇を記し、決別を促す。
世界では今、「第4次産業革命」が進行中だ。過去3度の産業革命の原動力は、第1次が蒸気機関、第2次が電力、第3次がコンピューター。今回は「デジタル」である。これは生産性の向上だけでなく、ビジネスモデルや産業構造、社会のあり方まで変えうる。その可能性を生かす上で知っておきたいデジタルの本質、考え方を説く。
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