2021年3月号掲載

サプライウェブ 次世代の商流・物流プラットフォーム

今回のコロナ禍では、サプライチェーンの脆弱性が露わになった。例えば、マスクなど、製造を中国に依存していた物品の供給が一時、滞った。また、近年、消費者の価値観が多様化し、「マスカスタマイゼーション」(変種変量生産)への転換も進んでいる。今後、サプライマネジメントはどう変わるのか、その未来の姿を描く。

著 者:小野塚征志 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年12月
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2021年3月号掲載

アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

コロナ禍の後、マーケティングや経営が変わるとの見方がある。だが、日本屈指のマーケター2人は言う。「コロナがあろうがなかろうが、顧客の心理は日々変わる」。顧客を起点にビジネスを行う必要があるのは、どんな状況でも変わらない。本書ではコロナの影響をはじめ、誤解されがちな各種論点を挙げ、それに対する見解を語る。

著 者:足立 光、西口一希 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2020年12月
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2021年2月号掲載

BCGが読む経営の論点2021

コロナ禍で同時に進行する、景気後退と経済の構造変化。この変化に対応し、競争力を強化するための経営変革の道筋を提示した書だ。働き方の変化を踏まえた抜本的なコスト見直し、顧客を起点とした「アジャイル」の全社的展開…。構造変化をチャンスに転じる具体策が示され、改革の方向性を定め、実行する上で参考になる。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編) 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年11月
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2021年2月号掲載

縮訳版 戦争論

「戦争は他の手段をもってする政治の継続」だ ―― 。こう喝破したクラウゼヴィッツの『戦争論』は、『孫子』と並び称される戦略論の名著である。ただ、その難解さゆえ、通読するのは骨が折れ、読まれざる名著の代表でもある。本書は、そんな難攻不落の書の“縮訳版”。重要な部分を抜き出し、わかりやすい日本語で紹介する。

著 者:カール・フォン・クラウゼヴィッツ 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年11月
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2021年1月号掲載

未来を見る力 人口減少に負けない思考法

少子高齢化と人口減少。国家を消滅させかねないこの問題に、これまで日本は有効な対策を講じてこなかった。もはや猶予はない。「戦略的に縮む」発想で、人口減を前提とした社会に転換することが必要だ。人口問題の専門家が、コロナ禍が突き付けた課題も踏まえ、今後、社会に訪れる変化をチャンスに変えるための思考法を説く。

著 者:河合雅司 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2020年9月
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2021年1月号掲載

DX経営戦略 成熟したデジタル組織をめざして

今日、デジタル技術の進化に伴い、企業や業界が、かつてない勢いで崩壊しつつある。エンタメ業界の雄であったブロックバスターも既に姿を消した。この「デジタルディスラプション(破壊)」にどう対応すべきか? 4年に及ぶ大規模調査でわかった、デジタルに成熟した企業の特徴を述べ、そうした組織になるための戦略を説く。

著 者:ジェラルド・C・ケイン、アン・グエン・フィリップス、ジョナサン・R・コパルスキー/ガース・R・アンドラス、三谷慶一郎(監訳)、船木春重(監訳)、渡辺郁弥(監訳) 出版社:NTT出版 発行日:2020年11月
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2020年12月号掲載

いかなる時代環境でも利益を出す仕組み

コロナ禍にあっても成長を続けるアイリスオーヤマ。その強さの秘密を、同社会長が明かした。自らの手で環境をコントロールする。マーケットインではなくユーザーイン。経常利益の50%を新市場の開拓に回す…。目先の利益を追うのでなく、どんな環境下でも利益を出す。そのための仕組みづくりを詳述した、実践的な経営書だ。

著 者:大山健太郎 出版社:日経BP 発行日:2020年9月
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2020年12月号掲載

Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

今日、我々が目にする生き物は、38億年の進化の歴史を勝ち抜いた勝者だ。すべて、自分がナンバー1になれる場所を見つけ、生き残ってきた。その生存戦略は、ビジネス戦略に通じるものがある。周りにライバルがいない時は陣地を広げ、現れれば陣地を強化する雑草の戦略をはじめ、“予測不能な時代”の今、学ぶべきことは多い。

著 者:稲垣栄洋 出版社:PHP研究所 発行日:2020年9月
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2020年10月号掲載

BCG 次の10年で勝つ経営  企業のパーパス(存在意義)に立ち還る

2020年代には、技術の進化、地政学リスクの増大、金融市場の変容など、大きな変化が企業に押し寄せる。そうした中、勝者となるには経営の進化が欠かせない。そのために知っておくべきパラダイムシフトをBCG(ボストン コンサルティング グループ)が考察、企業の「パーパス(存在意義)」に基づく変革の重要性を説く。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編著) 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年8月
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2020年9月号掲載

邪悪に堕ちたGAFA ビッグテックは素晴らしい理念と私たちを裏切った

「GAFA」とは、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルのこと。各社の頭文字を取り、こう称される。今日、これら巨大IT企業(ビッグテック)は、経済や政治に、そして私たちの暮らしに、大きな影響を及ぼしている。その便利さの裏に潜む弊害とは? デジタル界の巨人たちの“闇”の部分に斬り込み、警鐘を鳴らす。

著 者:ラナ・フォルーハー 出版社:日経BP 発行日:2020年7月
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2020年9月号掲載

ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか

作業服専門店「ワークマン」。2019年の消費増税後も、新型コロナ禍の中にあっても右肩上がりに成長し、国内の店舗数はユニクロを超えた。その強さを支えるビジネスモデルに迫った書だ。在庫リスクを恐れず新商品を生み出す、データを見ながら何でも変える…。同社の改革の数々、それは激動の時代を生き抜くヒントでもある。

著 者:酒井大輔 出版社:日経BP 発行日:2020年6月
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2020年6月号掲載

ハーバード・ビジネス・レビュー CEO論文ベスト12 経営者の教科書

社員との対話の円滑化、効果的な組織変革、戦略の実行法…。『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の掲載論文の中から、「CEOが知っておくべきこと」として厳選した論考を紹介。社長はじめ経営層が抱く、典型的な悩みに幅広く応える内容となっている。経営陣はもちろん、リーダーを目指す全ての人にとり、一読に値する書である。

著 者:ハーバード・ビジネス・レビュー編集部(編) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2020年4月
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2020年5月号掲載

経営改革大全 企業を壊す100の誤解

株主至上主義、「コト」消費…。流行の経営モデルには、現状にそぐわないものも多い。これらに振り回されていては、企業は弱体化するばかりだ。本書は、世の中に出回っている通説の誤りを指摘し、踏まえるべき真説を提示。グローバル・スタンダードに惑わされない、日本企業ならではの良さを生かした改革のあり方を示す。

著 者:名和高司 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2020年2月
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2020年4月号掲載

BLITZSCALING 苦難を乗り越え、圧倒的な成果を出す武器を共有しよう

急速に世界が変化し、先が読めない今日、重要なのはスピード。必要ならリスクを冒し、非常識な方法をとってこそ大きく成長できる。フェイスブックしかり、ネットフリックスしかり。書名の「ブリッツスケーリング」は、こうした成長速度を最重要視する戦略のこと。本書では、そのコンセプトと具体的な内容を詳しく紹介する。

著 者:リード・ホフマン、クリス・イェ 出版社:日経BP 発行日:2020年2月
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2020年2月号掲載

BCGが読む経営の論点2020

2020年代の10年は、過去10年とは大きく異なる! AIなどの技術進化、生産年齢人口の減少…。世界的な構造変化が進む中、何を目指すべきか。今後の企業基盤進化の5つの方向性と、10の経営テーマを解説した。業界の垣根を越えたエコシステム戦略、変化に柔軟に対応するアジャイル型組織など、勝ち抜くためのヒントを示す。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2019年11月
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2019年12月号掲載

GAFAに克つデジタルシフト 経営者のためのデジタル人材革命

日本のネットビジネスは、今やGAFAに取って代わられた。SNSのミクシィはフェイスブックに、検索サービスのヤフーはグーグルに。今後、GAFAの影響は全ての企業に及ぶ、と本書は警告。会社が生き残る上で、デジタル技術を活用し、企業の在り方を変える「デジタルシフト」が重要だと説く。そして、これを成功させる方法を示す。

著 者:鉢嶺 登 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2019年9月
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2019年11月号掲載

最強の縄文型ビジネス イノベーションを生み出す4つの原則

新しい価値観でビジネスを創造するイノベーターたちが増えている。彼らの躍進の秘密はどこにあるのか? それを解くカギは“縄文時代”にある。縄文時代の暮らしから導き出された経営モデル「縄文経営」をもとに、太古の人々の叡智を生かし、ブレークスルーをもたらすための原則を説いた、ユニークな書である。

著 者:谷中修吾 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2019年8月
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2019年11月号掲載

ものづくり「超」革命 「プロダクト再発明」で製造業ビッグシフトを勝ち残る

デジタル変革が急速に進む今日、製品の価値も激変しつつある。これからは、ハードウェアではなく、ソフトウェアが主役に。売って終わりの製品から、コネクテッド化されたインテリジェントな製品へ ―― 。ものづくり企業が生き残るには、こうした製品の「再発明」が不可欠と指摘し、製造業に押し寄せている大変化を解説する。

著 者:エリック・シェイファー、デビッド・ソビー、河野真一郎(監訳) 出版社:日経BP 発行日:2019年9月
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2019年11月号掲載

戦略完遂力 人と組織を動かす6つの策

調査によれば、経営戦略に携わった人の8割近くが“失敗”を経験している。そして、失敗の原因は、戦略そのものではなく、「実行上の問題」にあった。例えば、組織体制の不備、不十分なアクションプラン、あるいは社員のモチベーション低下など。本書では、代表的な6つの問題点を取り上げ、成功に転じるための方策を指南する。

著 者:堀江庄平 出版社:日経BP 発行日:2019年9月
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2019年10月号掲載

DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる

今、デジタルによる創造的破壊の波が、様々な業界に押し寄せている。企業がこの流れに対処し、デジタルで稼ぐ組織を作るにはどうすべきか。カギは、組織リソースの協働にあり。本書はこう指摘し、社内に分散する人やデータ、インフラを集め、連携させることで新たな顧客価値を生む手法、「オーケストレーション」を提示する。

著 者:マイケル・ウェイド、ジェイムズ・マコーレー、アンディ・ノロニャ/ジョエル・バービア、根来龍之(監訳) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2019年8月
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