新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2020年6月号掲載
グレイトフル・デッド。1960~90年代、このロックバンドは、他のバンドとは真逆のやり方で人気を博した。アルバムの販売ではなく、ライブを重視。同じ曲でもアレンジし、聴衆を飽きさせない。ライブ録音OKなど、フリーミアムの先駆けのようなことも。そんな彼らの活動から、今日のマーケティングに応用できる教訓を引き出す。
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戦略コンサルタントとしてのキャリアは30年。現在、ローランド・ベルガー日本法人会長を務める遠藤功氏が語る「プロフェッショナル論」である。コンサルの歴史から、仕事の本質、一流になるための条件まで。ビジネスの世界で「プロ化」が進む中、実体験を基に明かされる戦略コンサルの技法やこだわりに、学べることは多い。
2020年4月号掲載
偉大な企業は、ビジネスの根底を覆すような経営判断を下している。会社を離れた創立者を呼び戻してCEOに据えたアップル、グーグルはじめ多くの企業が模倣する「15%ルール」を作った3M、従業員の賃金を2倍以上引き上げたフォード等々。成功企業が下した“ありえない決断”の数々を紹介し、意思決定におけるヒントを示す。
2020年3月号掲載
「弾み車の法則」とは、前著『ビジョナリー・カンパニー2』で著者が示した、偉大な会社に飛躍するためのロジックだ。強い会社は、勢いを生み出す弾み車を構築し、それを回し続けることで大きな成功を収めているという。本書では、アマゾンなどの事例紹介を通じて、この法則の基本的な考え方、弾み車を作る手順を簡潔に説く。
2019年11月号掲載
デジタル変革が急速に進む今日、製品の価値も激変しつつある。これからは、ハードウェアではなく、ソフトウェアが主役に。売って終わりの製品から、コネクテッド化されたインテリジェントな製品へ ―― 。ものづくり企業が生き残るには、こうした製品の「再発明」が不可欠と指摘し、製造業に押し寄せている大変化を解説する。
2019年10月号掲載
人工知能(AI)を企業が導入する際、膨大なデータや専門のプログラマーをどうするか、と考えがち。だが、大事なのは「どのような課題(イシュー)を解決するために、人工知能を適用していくか」を考えることだ。このイシューを導くプロセスを説き、老舗食堂、ビール会社など、イシューへの人工知能の活用事例を紹介する。
2019年8月号掲載
インターネット上で、様々なサービスを「無料」で提供するグーグル。しかし、同社の戦略は「嘘」や「矛盾」をはらんでおり、セキュリティにも致命的な問題がある ―― 。米国で“テクノロジーの予言者”と評される経済学者が、グーグルのシステムの限界を指摘。それに代わる、セキュリティ第一の新たなシステムを展望する。
定額で、かけ放題。電話通話料などで設定されていた「サブスクリプション」型のサービスが、今、進化を遂げつつある。高級バッグ借り放題、月額制飲み放題など、画期的なサービスが続々と登場しているのだ。本書は、このビジネスモデルの最新事情を徹底取材。数々の企業の取り組みから、サブスクビジネスの勘所を学べる。
2019年6月号掲載
顧客同士を結び付け、互いに取引させる、新しいビジネスモデル。それがプラットフォームである。例えばウーバー(交通)、エアビーアンドビー(宿泊)などがそう。自身は生産も販売もしないが、生み出す価値は大きい。本書は、そんなプラットフォームを構築し、成功させるための戦略から、未来のありようまで、その全体像を示す。
ホットケーキには、ビジネスで成功するための大切なヒントが隠されている ―― 。美味しいホットケーキを求め、食べ歩いてきた経営コンサルタントが、繁盛店の秘密に迫った。成功の背景にある「ビジネスの本質」を突く考え方や取り組みを、店主らの声を交えて紹介し、競争戦略、現場力などの経営学的視点から平易に解説する。
債務超過の“崖っぷち会社”が、25年連続黒字の会社に! 倒産寸前の(株)日本レーザーを甦らせた同社会長が、自らの歩みを振り返り、経営手法を全面公開。「『売価』は現場の社員が決める」「粗利益額の3%を成果賞与として支給」…。「人を大切にする経営」という原則の下、修羅場で用いたノウハウの数々が披露される。
2019年5月号掲載
人手不足や過重労働問題…。危機的状況にある物流業界で、今、「ロジスティクス4.0」という新たな技術革新が起きている。AI、IoTといったテクノロジーの進化が、人的リソースに依存する物流の根幹を変えつつあるのだ。その変化とは? ロジスティクスの動向に精通した著者が、事例を挙げて明らかにし、業界の将来を見通す。
2019年1月号掲載
大塚正富・アース製薬(株)元社長は、「ごきぶりホイホイ」をはじめ、数々のロングセラー商品を生み続けてきた。本書は、このヒットメーカーの足跡を、本人や関係者への取材をもとに、丹念にたどる。また、マーケティングの視点から、氏の思考・行動を徹底分析し、ヒット商品を生み出す上で何が必要なのかを探っていく。
2018年10月号掲載
「GAFA」とは、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンのこと。デジタル時代の四強を、その頭文字をとってこう呼ぶ。彼らは、無限の資金と天才的な人材を武器に、新旧・大小を問わず多くの企業を飲み込んでいる。本書は、GAFAが創り出す世界や共通点を詳述。果たして、彼らは人類を幸せに導くのか、それとも ―― 。
拡大を続けるアマゾンは、多くの流通・小売企業を窮地に追い込んでいる。そんな“巨大帝国”の次なるターゲットは何か。ライバル企業は、どのような戦略で生き残りを図っているのか。同社の影響を受けずに業績を伸ばす「アマゾン・サバイバー」の動向などを紹介しながら、アマゾンに「殺されない」ための方策を考える。
2018年9月号掲載
今、「利益率20%を超えるIT鉄工所」として注目を集めるHILLTOP(ヒルトップ)株式会社を紹介。その経営手法は独創的だ。鉄工所なのに大量生産やルーティン作業をせず、職人も育てない。そして、ここ10年、右肩上がりで成長を続ける。働き方改革、生産性向上、人材育成…。経営問題の解決のヒントが詰まった同社について、副社長が語る。
2018年6月号掲載
近年、中国で誕生したニューエコノミー企業の勢いが止まらない。アリババ、テンセント、百度…。成長著しいこれらの企業は、アマゾンやグーグルなどに迫る勢いだ。日本企業に圧倒的な力の差を見せつける、その強さの秘密はどこにあるのか? 中国ビジネスに詳しい著者が、進化し続ける中国ニュービジネスの最前線に迫る。
2018年2月号掲載
副題「全員に好かれることを目指す時代は終わった」。進化したAIが人の仕事を奪う時代、「オリジナリティ」が生き残るカギだという。「何でもできます、ではなく、これしかできません」が大切。本書では、競争が激しい食の世界で、独自性を貫き通すプロたちの話を紹介、オリジナリティを築くためのヒントを示す。
2017年7月号掲載
「赤の他人を誰かの家に泊めさせる」という、奇妙で大胆なアイデアを形にし、今やシェアリングエコノミー企業を代表する存在となったAirbnb(エアビーアンドビー)。同社はいかにして生まれたのか。なぜ多くの旅行者を惹きつけるのか。創業話から対立するホテル業界の動向まで、緻密な取材を基に多面的にAirbnbを描き出す。
2017年6月号掲載
近年、イノベーティブな成功企業といえば、フェイスブックはじめシリコンバレー発の企業を想像しがち。だが、成功物語はどの地域・業界にも存在する。顧客に愛される銀行、スピードにこだわるハンバーガーショップ…。米国のコラムニストが、無名だが抜きん出た業績を上げる数々の企業を取材し、成功の共通項を示す。
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