新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2005年6月号掲載
インテル、マイクロソフト、アップル、デルなど、世界の主要なハイテク企業が、どのような「プロダクトストラテジー(製品戦略)」をもとに勝ち残ってきたのかを詳述する。紹介されているのはハイテク企業の事例だが、その戦略プロセスは業種を問わず参考になる。差別化戦略からマーケティングに至るまで、製品戦略に関する総合的な教科書。
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2005年5月号掲載
業界でトップシェアを取り、なおかつ成長を続け、利益も上げ続ける。そんな「強者」ともいえる企業は、「強者のしくみ」を持っている ―― 。このように指摘する著者が、強者の例としてセブン‐イレブンとしまむらを取り上げ、両社を強者たらしめる経営のしくみを解説する。今の多くの日本企業に欠けている、論理的思考や全体最適を徹底する必要性を説く。
2005年4月号掲載
本書いわく「私たちは160冊ほどの書籍をプロデュースし、5万部を超えるベストセラーを12作品、世に送り出した。そのうち4作品は10万部を超えた」――。これまで何人もの小誌読者の方から、「本を出版したいのだが…」というお話を伺ったことがある。出版を考えておられる方は、まずは本書をお読みください。その夢は、大きく前進するかも…。
2005年1月号掲載
継続的に業績が好調なシャープにスポットを当てて、「日本の強みを生かした経営=ストック型経営」の実際例を解説する。ストック型経営については、前著『最強の「ジャパンモデル」』(ダイヤモンド社)において詳細に解説している。
2004年9月号掲載
巷にあふれる“トヨタ本”。その中で本書が一線を画すのは、20年同社を研究し、トヨタウェイのファンを自認する米国人著者が、主に米国のトヨタ工場を通して、トヨタというグローバル企業を描き出している点だ。カンバン、カイゼンといった独自の生産システムと両輪の関係にある企業文化や哲学に迫っており、興味深い。
2004年8月号掲載
タイトルの硬さを良い意味で裏切る、“熱い”本である。ヒット商品が生まれる瞬間、そこには必ず、組織を構成する人々の思いや信念といった目には見えない「知」と、執拗なまでに理想を追求する姿勢があることがよくわかる。そして、それこそがイノベーションに欠かせない「本質」なのだ。ヒット商品誕生の裏話としても興味深く読める。
2003年11月号掲載
イエローハット(旧ローヤル)の創業者であり、名著『凡事徹底』を著した鍵山秀三郎氏の講演録。「小さなことを継続していくと、とてつもない大きな力になります」「私たちの際限のない欲望が不況をつくりだしているのです」…。誰にでもできる簡単なことを、誰にもできないほど続けていく中で生まれてくる人生哲学、経営哲学が、余すところなく語られる。
2003年5月号掲載
原題は、「Only the paranoid survive」。「パラノイア(超心配症)だけが生き残る」という意味のこの言葉は、インテルの共同創業者である著者のモットーとして有名である。常に危機感を抱き、状況に敏感に反応する。そうした姿勢を貫くことで危機を克服し、今日のインテルを築いた世界的経営者が、あらゆる経営環境が激変する「戦略転換点」の恐怖、そしてその対処法を説く。
2002年10月号掲載
本書は、アイルランドのスーパーマーケットの社長が社員向けに書いたマニュアルを書籍化したもので、米国やヨーロッパ各国でも出版された。なぜ一企業の社内マニュアルがそれほどの注目を集めるのか。それは同社が「真の顧客志向」を実現しているからだ。その核心は、お客様に戻ってきてもらうことを最大の任務と考える「ブーメランの法則」にある。
2002年5月号掲載
企業が長期にわたって利益を確保し、持続的に成長する ―― 。全ての経営者の願い、そして悩みの種でもあるだろう、この命題に対する実践的な戦略を、本書は説く。800社以上もの企業を分析した著者は、「コア事業」を明確に定義し、その成長余地を追求することが最も重要であると指摘。コア事業の定義の仕方、周辺領域へのアプローチ法などを、事例を交えて具体的に示す。
リストラに遭った人たちが創業し、独自の経営で躍進を遂げている広島の安売りメガネチェーン「21(トゥーワン)」。利益は社員で山分け、ノルマなし、社長は4年交代制…など、同社は数々の驚くべき運営方針を実践している。その背景にあるのは「100%の社員が幸せになれる経営」という思想。昨今の成果主義の対極にあるその経営手法を紹介する。
2002年2月号掲載
世界的なベストセラー『ビジョナリー・カンパニー』の続編である。今回は、どうすれば「良い企業」は「偉大な企業」になれるのかという問いを追究。製紙会社のキンバリー・クラーク等、飛躍した11社を詳細に調査し、それを成し得た要因を「6つの法則」にまとめた。飛躍を導いた経営者はカリスマ性とは無縁の地味な人物であるなど、興味深い事実が披露される。
2001年4月号掲載
毎日180点もの新刊が並ぶのに、本が売れない。魅力ある書店はなくなり、読みたい本ほど手に入らない。そして相次ぐ出版社の倒産と書店の閉店――。こうした、「本」を取り巻く危機的状況を描いた、ノンフィクション作家・佐野眞一氏の渾身のルポルタージュ。書店、流通、版元、編集者等々への幅広い取材を基に、本をめぐる世界の危機が浮き彫りにされる。
2000年9月号掲載
創業からわずか数年で、売上高10億ドル超の企業に成長した、「アマゾン・ドット・コム」。この、世界最大のオンライン書店に、全米でベストセラーとなった、『ノードストローム・ウェイ』の著者としても知られる、人気ビジネス・ジャーナリストが迫った。創業者ジェフ・ベゾスの人物像から、成長に向けた同社のビジネス戦略までが明らかに!
2000年4月号掲載
業界を支配するような巨大企業は、その優れた経営戦略ゆえに、滅んでゆく ―― 。一見、矛盾するように思える指摘だが、様々な業界でこれを実証する事例は数多い。“優れた大企業”は、既存の業界秩序を破壊してしまう「破壊的イノベーション」が生まれると、それをコントロールすることができないからである。本書は、破壊的イノベーションの実例を多数挙げるとともに、それに対する処方箋を示す。
2000年3月号掲載
仕事の対価として、高額の報酬を受け取る経営コンサルタント。だが、彼らの助言をもとに成果を上げる場合もあれば、大失敗して経営基盤を脅かす事態になることもある。本書は、こうした経営コンサルティング業の実態を解き明かし、コンサルタントを活かすための方法を提示する。「コンサルタントに全て任せておけばうまくいく」という幻想を打ち破る1冊。
1999年12月号掲載
今日、すっかり私たちの暮らしに定着した感のある「クロネコヤマトの宅急便」。事業を立ち上げた頃、郵便小包の独壇場だった個人宅配市場への挑戦は無謀とされたが、今や宅急便の取扱個数は、郵便小包を大きく上回る。その成功のカギとは? 宅急便の生みの親である小倉昌男氏自らが、宅急便事業の歩み、そして成功の背後にある自身の経営哲学を語る。
1999年7月号掲載
時の試練を乗り越えてきた、真に卓越した企業を、著者は「ビジョナリー・カンパニー」と命名する。そうした企業の中から3M、ウォルマート、ウォルト・ディズニーなど18社を選び、競合企業とどこに違いがあるのかを分析した。企業が永続する上で最も大切なもの。それは、カリスマ的な指導者や優れた製品アイデアなどではなく、「基本理念」であることが、徹底的な調査を基に解き明かされる。
1998年1月号掲載
「真実の瞬間」とは、現場の従業員が顧客と接する最初の15秒のこと。このわずかな時間の接客態度が、企業の成功を左右する ―― 。1980年代、短期間でスカンジナビア航空の再建を果たした著者ヤン・カールソンはこのように指摘する。本書では、彼がこの15秒で顧客に大満足してもらうために行った、すなわち、顧客本位の企業となるために行った、大胆な改革の数々を振り返る。
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