2005年4月号掲載

ザ・エージェント ベストセラー作家を探しつづける男

本書いわく「私たちは160冊ほどの書籍をプロデュースし、5万部を超えるベストセラーを12作品、世に送り出した。そのうち4作品は10万部を超えた」――。これまで何人もの小誌読者の方から、「本を出版したいのだが…」というお話を伺ったことがある。出版を考えておられる方は、まずは本書をお読みください。その夢は、大きく前進するかも…。

著 者:鬼塚 忠 出版社:ランダムハウス講談社 発行日:2005年3月
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2005年1月号掲載

シャープの「ストック型」経営 最強のモノづくりを支えるマネジメント

継続的に業績が好調なシャープにスポットを当てて、「日本の強みを生かした経営=ストック型経営」の実際例を解説する。ストック型経営については、前著『最強の「ジャパンモデル」』(ダイヤモンド社)において詳細に解説している。

著 者:柳原一夫、大久保隆弘 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2004年10月
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2004年9月号掲載

ザ・トヨタウェイ

巷にあふれる“トヨタ本”。その中で本書が一線を画すのは、20年同社を研究し、トヨタウェイのファンを自認する米国人著者が、主に米国のトヨタ工場を通して、トヨタというグローバル企業を描き出している点だ。カンバン、カイゼンといった独自の生産システムと両輪の関係にある企業文化や哲学に迫っており、興味深い。

著 者:ジェフリー・K・ライカー 出版社:日経BP社 発行日:2004年7月
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2004年8月号掲載

イノベーションの本質

タイトルの硬さを良い意味で裏切る、“熱い”本である。ヒット商品が生まれる瞬間、そこには必ず、組織を構成する人々の思いや信念といった目には見えない「知」と、執拗なまでに理想を追求する姿勢があることがよくわかる。そして、それこそがイノベーションに欠かせない「本質」なのだ。ヒット商品誕生の裏話としても興味深く読める。

著 者:野中郁次郎、勝見 明 出版社:日経BP社 発行日:2004年5月
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2003年11月号掲載

小さな実践の一歩から

イエローハット(旧ローヤル)の創業者であり、名著『凡事徹底』を著した鍵山秀三郎氏の講演録。「小さなことを継続していくと、とてつもない大きな力になります」「私たちの際限のない欲望が不況をつくりだしているのです」…。誰にでもできる簡単なことを、誰にもできないほど続けていく中で生まれてくる人生哲学、経営哲学が、余すところなく語られる。

著 者:鍵山秀三郎 出版社:致知出版社 発行日:2002年11月
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2003年5月号掲載

インテル戦略転換

原題は、「Only the paranoid survive」。「パラノイア(超心配症)だけが生き残る」という意味のこの言葉は、インテルの共同創業者である著者のモットーとして有名である。常に危機感を抱き、状況に敏感に反応する。そうした姿勢を貫くことで危機を克服し、今日のインテルを築いた世界的経営者が、あらゆる経営環境が激変する「戦略転換点」の恐怖、そしてその対処法を説く。

著 者:アンドリュー・S・グローブ 出版社:七賢出版 発行日:1997年11月
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2002年10月号掲載

ポケット版 小さなスーパーの世界一のサービス お客の声を聞くしくみ

本書は、アイルランドのスーパーマーケットの社長が社員向けに書いたマニュアルを書籍化したもので、米国やヨーロッパ各国でも出版された。なぜ一企業の社内マニュアルがそれほどの注目を集めるのか。それは同社が「真の顧客志向」を実現しているからだ。その核心は、お客様に戻ってきてもらうことを最大の任務と考える「ブーメランの法則」にある。

著 者:ファーガル・クイン 出版社:かんき出版 発行日:2009年10月
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2002年5月号掲載

本業再強化の戦略

企業が長期にわたって利益を確保し、持続的に成長する ―― 。全ての経営者の願い、そして悩みの種でもあるだろう、この命題に対する実践的な戦略を、本書は説く。800社以上もの企業を分析した著者は、「コア事業」を明確に定義し、その成長余地を追求することが最も重要であると指摘。コア事業の定義の仕方、周辺領域へのアプローチ法などを、事例を交えて具体的に示す。

著 者:クリス・ズック、ジェームズ・アレン、須藤実和(監訳) 出版社:日経BP社 発行日:2002年2月
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2002年5月号掲載

社員の幸せを追求したら社長も成果主義も不要になった!

リストラに遭った人たちが創業し、独自の経営で躍進を遂げている広島の安売りメガネチェーン「21(トゥーワン)」。利益は社員で山分け、ノルマなし、社長は4年交代制…など、同社は数々の驚くべき運営方針を実践している。その背景にあるのは「100%の社員が幸せになれる経営」という思想。昨今の成果主義の対極にあるその経営手法を紹介する。

著 者:日下公人  出版社:ソニー・マガジンズ 発行日:2002年2月
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2002年2月号掲載

ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則

世界的なベストセラー『ビジョナリー・カンパニー』の続編である。今回は、どうすれば「良い企業」は「偉大な企業」になれるのかという問いを追究。製紙会社のキンバリー・クラーク等、飛躍した11社を詳細に調査し、それを成し得た要因を「6つの法則」にまとめた。飛躍を導いた経営者はカリスマ性とは無縁の地味な人物であるなど、興味深い事実が披露される。

著 者:ジェームズ・C・コリンズ 出版社:日経BP社 発行日:2001年12月
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2001年4月号掲載

だれが「本」を殺すのか

毎日180点もの新刊が並ぶのに、本が売れない。魅力ある書店はなくなり、読みたい本ほど手に入らない。そして相次ぐ出版社の倒産と書店の閉店――。こうした、「本」を取り巻く危機的状況を描いた、ノンフィクション作家・佐野眞一氏の渾身のルポルタージュ。書店、流通、版元、編集者等々への幅広い取材を基に、本をめぐる世界の危機が浮き彫りにされる。

著 者:佐野眞一 出版社:プレジデント社 発行日:2001年2月
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2000年9月号掲載

アマゾン・ドット・コム

創業からわずか数年で、売上高10億ドル超の企業に成長した、「アマゾン・ドット・コム」。この、世界最大のオンライン書店に、全米でベストセラーとなった、『ノードストローム・ウェイ』の著者としても知られる、人気ビジネス・ジャーナリストが迫った。創業者ジェフ・ベゾスの人物像から、成長に向けた同社のビジネス戦略までが明らかに!

著 者:ロバート・スペクター 出版社:日経BP社 発行日:2000年7月
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2000年4月号掲載

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき

業界を支配するような巨大企業は、その優れた経営戦略ゆえに、滅んでゆく ―― 。一見、矛盾するように思える指摘だが、様々な業界でこれを実証する事例は数多い。“優れた大企業”は、既存の業界秩序を破壊してしまう「破壊的イノベーション」が生まれると、それをコントロールすることができないからである。本書は、破壊的イノベーションの実例を多数挙げるとともに、それに対する処方箋を示す。

著 者:クレイトン・クリステンセン、玉田俊平太(監修) 出版社:翔泳社 発行日:2001年7月
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2000年3月号掲載

ザ・コンサルティングファーム 企業との危険な関係

仕事の対価として、高額の報酬を受け取る経営コンサルタント。だが、彼らの助言をもとに成果を上げる場合もあれば、大失敗して経営基盤を脅かす事態になることもある。本書は、こうした経営コンサルティング業の実態を解き明かし、コンサルタントを活かすための方法を提示する。「コンサルタントに全て任せておけばうまくいく」という幻想を打ち破る1冊。

著 者:ジェームズ・オシーア、チャールズ・マーティン・マディガン 出版社:日経BP社 発行日:1999年12月
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1999年12月号掲載

小倉昌男 経営学

今日、すっかり私たちの暮らしに定着した感のある「クロネコヤマトの宅急便」。事業を立ち上げた頃、郵便小包の独壇場だった個人宅配市場への挑戦は無謀とされたが、今や宅急便の取扱個数は、郵便小包を大きく上回る。その成功のカギとは? 宅急便の生みの親である小倉昌男氏自らが、宅急便事業の歩み、そして成功の背後にある自身の経営哲学を語る。

著 者:小倉昌男 出版社:日経BP社 発行日:1999年10月
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1999年7月号掲載

ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

時の試練を乗り越えてきた、真に卓越した企業を、著者は「ビジョナリー・カンパニー」と命名する。そうした企業の中から3M、ウォルマート、ウォルト・ディズニーなど18社を選び、競合企業とどこに違いがあるのかを分析した。企業が永続する上で最も大切なもの。それは、カリスマ的な指導者や優れた製品アイデアなどではなく、「基本理念」であることが、徹底的な調査を基に解き明かされる。

著 者:ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス 出版社:日経BP社 発行日:1995年9月
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1998年1月号掲載

真実の瞬間 SASのサービス戦略はなぜ成功したか

「真実の瞬間」とは、現場の従業員が顧客と接する最初の15秒のこと。このわずかな時間の接客態度が、企業の成功を左右する ―― 。1980年代、短期間でスカンジナビア航空の再建を果たした著者ヤン・カールソンはこのように指摘する。本書では、彼がこの15秒で顧客に大満足してもらうために行った、すなわち、顧客本位の企業となるために行った、大胆な改革の数々を振り返る。

著 者:ヤン・カールソン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:1990年3月
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