新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2020年2月号掲載
「人生100年時代」が近づきつつある。だが、決してバラ色の時代ではない。国や会社は、助けてくれない。年金財政の破綻は避けられず、定年延長にも期待できない。となれば、自立して働き続けるしかない ―― 。日本経済を見つめ、物申してきた著者が、老後資金不足問題を取り上げ、組織に頼らない、新しい働き方を提言する。
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社会心理学のベストセラー『影響力の武器 実践編』に、最新の研究成果を盛り込んだ第2版の邦訳である。「説得は科学」だとする著者たちが、社会的影響力の原理に基づく説得術を公開。「競争入札で売値を上げるには、低めの価格から始めよ」など、興味深い事例を交えながら、人々に働きかけ、望ましい行動を引き出す秘訣を語る。
有能なリーダーが、ついやりがちな「悪い癖」。ジャック・ウェルチ元GE会長など、多くの名経営者を指導してきた著者は、この癖を直すことこそが成功者の条件だという。極度の負けず嫌い、感謝の気持ちを表さない…。周囲の人々を不愉快にさせる悪癖の特徴、そしてこれらを自ら発見し、改める方法を、事例を交え伝授する。
2020年1月号掲載
会社の命運を握るのは、人材だ。しかし、企業の人事制度の多くは、流動的な今日の環境に対応していない。こう指摘し、“人材ファースト”の企業戦略を説く。CEO・CFO(最高財務責任者)・CHRO(最高人事責任者)の協働、多大な価値を生みだす〈2%人材〉の特定と育成…。変革へのプロセスを、先進事例を交えつつ示す。
ビジネスの世界では、これまで論理的思考が重視されてきた。だが、先行きが不透明な今日、旧来の思考法は通用しない。求められるのは、既存の枠組みにとらわれないアーティストのような考え方。新しいことに挑戦し、クリエイティブな発想を展開する。それを可能にする「アート思考」を、東京藝大の美術館長が紹介する。
自分の魅力を高め、幸せになるための「魅力の法則」を説く。「信じられないくらいセルフィッシュになれ!」「周りに絶大な影響を与える」「自分の才能を堂々と売りだす」等々、人生を豊かにする「真の自分本位」の生き方を伝授。“パーソナル・コーチングの父”の手になる自己啓発の名著、世界的ロングセラーの初の完全邦訳版だ。
2019年12月号掲載
元防衛省情報分析官が、職務で培った未来予測のスキルを、ビジネスパーソン向けにアレンジし、紹介する。「問いの設定」に始まる未来予測の手順、そして「システム思考」「シナリオ・プランニング」等々の思考法・分析手法。披露されるノウハウを自分のものにできれば、自社や業界の未来を、ある程度予測することができる!
2019年11月号掲載
ドイツ最高峰のビジネススクール教授による、交渉術の指南書である。交渉前の準備、交渉中のコミュニケーション、即効のテクニックなど、実例と研究に裏打ちされた交渉術の数々が語られる。ビジネスからプライベートまで幅広く役立つノウハウは、交渉において良い結果を引き出し、「生活の質」を高めるのに役立つだろう。
2019年10月号掲載
「フルキャリ」とは、妊娠・出産後に職場に戻り、育児にも仕事にも前向きに取り組む女性のこと。その名付け親である著者が、フルキャリの特徴を述べ、彼女らの力を組織のパフォーマンス向上につなげるヒントを示す。労働力不足が叫ばれる今日、女性の活躍に期待する管理職や人事担当者に、実践的な知恵を与えてくれる1冊だ。
「人類を火星に移住可能にする」(イーロン・マスク) ―― 。今、世の中を動かすイノベーターの出発点は、「妄想」や「直感」だ。戦略デザイナーの著者は、途方もないビジョンを基に、直感を論理につなぎ、妄想を戦略に落とし込む思考法を「ビジョン思考」と命名。「妄想→知覚→組替→表現」の4つから成る、そのメソッドを説く。
合理的に交渉できる人とそうでない人。その差はどこにあるのか? 本書は、様々な事例を分析し、後者が陥りがちな意思決定の罠を明らかにした。初めにとった行動方針に深入りする。自分の利益は相手側の損失の上に成り立つと決め込む…。これらのエラーを避け、優れた交渉者になるための処方箋を説く。役立つ助言が満載だ。
2019年9月号掲載
社会構造の変化に伴い、個人も企業も新しい価値観への対応が求められている。例えば、従来、高く評価された「問題を解決できる人」は今後、その価値を失う。問題が少なくなった今日、評価されるのは「問題を発見し提案する人」だ。本書はこうした社会構造の変化を読み解き、新時代に必要な思考・行動様式を解説する。
メッセージを一生懸命伝えようとするほど、伝わらない。そんな経験はないだろうか。国際的なスピーチ大会で世界トップ100入りした著者によると、伝えるカギは「20字にメッセージを絞り込む」こと。本書では、凝縮された短い言葉で相手を動かす、その方法を体系的に示す。プレゼンやスピーチの勘所がわかる、実践的な1冊だ。
ビジネススクールで教鞭をとり、資産運用会社の会長など複数の役職を務めるかたわら、執筆活動も。様々な仕事を手掛け、かつ成果を上げてきた著者が、その超人的な仕事術の秘訣を明かした。目標を設定し、優先順位をつける。雑事に手間をかけない。日課を守る…。効率よく生産性を上げるための実践的なアドバイスが満載。
2019年8月号掲載
「1on1」とは、上司と部下が、用事がなくても定期的に行う1対1の対話のこと。会社と社員の絆を深め、高業績につながるとされ、グーグル、ヤフーなどのIT企業が採用し、成果を挙げている。この1on1の導入を支援する著者が、効果や目的、管理職に必要なスキルなどを紹介。実践に役立つ知識を体系的に述べた、使える1冊だ。
AI時代に必要なのは、説得力だ! 人工知能が普及し、仕事が自動化されても、人をやる気にし、説得する力 ――「伝える力」があれば、コンピューターに仕事を奪われる心配なし。本書では、ジョン・F・ケネディら「伝え方の達人」の実例を紹介し、「5秒で全体像を伝える」「感情で心を揺さぶる」等々のノウハウを伝授する。
論理的思考の本質や方法論を、体系的に学ぶことができる“教科書”だ。「思考とは何か」「論理とは何か」といった基本的な定義や、物事を理解するための要件、正しい論理展開の仕方など、理論から実践までを丁寧に解説。単なるマニュアル本ではない、人間の基礎的能力である思考の力を徹底して強化できる1冊である。
2019年7月号掲載
今、カリスマを真似るのではなく、自分なりの価値観で人々を引っ張る「オーセンティック・リーダーシップ」が注目されている。この新たなリーダーシップに関する第一人者らの論考を『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌が厳選し、まとめた。自分らしさを貫く方法、メリット・デメリットなど、多様な観点から論じた1冊だ。
職場のルールを破る厄介者は、周囲から疎まれる。しかし、和を乱す“イヤなやつ”は、現状に物申し、斬新な方法を見つけるイノベーターでもある。そんな前向きで、建設的な「反逆者」たちに迫った書だ。様々な企業を研究する中で見いだした、彼らに共通する5つの要素を解説。反逆性が意欲をもたらすことを明らかにする。
2019年6月号掲載
AI(人工知能)が普及し、人間の仕事の多くが奪われる。そんな厳しい時代が迫っている。では、AIに淘汰される人とされない人、何が両者を分かつのか。それは、人間だけが持つ「3つの能力」(職業的能力・対人的能力・組織的能力)を磨くか否か。こう指摘する田坂広志氏が、これらの能力を身につける方法を具体的に語る。
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