2022年1月号掲載

「社会主義化」するアメリカ 若者たちはどんな未来を描いているのか

アメリカ合衆国。自由と競争を愛するこの国で、今、「社会主義」にひかれる若者が増えている。国民皆保険や授業料無償化、所得再分配…。彼らはこうした政策を支持する。本書は、これら「ミレニアル世代」「Z世代」と呼ばれる、1981~2012年生まれの若者を分析したもの。彼らの特徴、そして政治や社会に及ぼす影響を説く。

著 者:瀬能 繁 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年10月
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2022年1月号掲載

脱炭素で変わる世界経済 ゼロカーボノミクス

日本の脱炭素への意識は、欧米に比べるとまだまだ低い。だが、世界はすでにゼロカーボンへと移行しつつある。それは単に地球温暖化対策にとどまらない。“経済問題”であり“国家間の覇権闘争”でもあるのだ。再生可能エネルギー市場を席巻する中国、猛追する米国…。日本が直視すべきゼロカーボノミクスの実態が示される。

著 者:井熊 均、王婷、木通秀樹/瀧口信一郎 出版社:日経BP 発行日:2021年11月
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2021年12月号掲載

データエコノミー入門 激変するマネー、銀行、企業

これまでの世界をコントロールしてきたのは、資金力や権力だった。今、それが変わりつつある。今後、重要になるのはデータだ。とりわけ、「マネーのデータ」に注目すべきだと本書は指摘。データを制する者が世界を制する ―― 。そんな「データ資本主義」と呼ぶべき新たな経済の仕組みを、野口悠紀雄氏が平易に解説する。

著 者:野口悠紀雄 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2021年10月
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2021年12月号掲載

台湾VS中国 謀略の100年史 なぜ中国共産党は台湾を支配したがるのか?

近年、激しさを増す中国と台湾との対立。この問題を理解するには、過去100年余の歴史を繙く必要がある。中華民国建国、共産党誕生、満州事変…。当時の指導者に焦点を当てつつ、中華圏の近現代史を通観した。中国いわく、尖閣諸島は台湾の一部。つまり中台の問題は日本の問題でもあり、その理解は私たちにとっても大切だ。

著 者:近藤大介 出版社:ビジネス社 発行日:2021年10月
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2021年11月号掲載

決定版 デジタル人民元 世界金融の覇権を狙う中国

2022年2月、北京五輪での披露が見込まれるデジタル人民元。だが、その仕組みや発行の狙いはいまだ謎に包まれたまま。それは、デジタル人民元が中国の国家戦略と深く関わっているからに他ならない。米国の通貨・金融覇権に挑戦し、「人民元通貨圏」を形づくる ―― 。そうした中国の目論見を、元日銀審議委員が徹底解説する。

著 者:木内登英 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年9月
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2021年8月号掲載

超加速経済アフリカ LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

多くの人がスマホを持ち、モバイルマネーを使い、巨大ショッピングモールは大賑わい ―― 。これが、今のアフリカだ! アフリカと聞くと、スラムや飢餓、内戦などが思い浮かぶが、それは一部のこと。本書は、加速度的に発展しつつある当地の現状、日本人が知らない本当の姿を伝える。アフリカのイメージが変わる1冊だ。

著 者:椿 進 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年6月
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2021年7月号掲載

オリンピック 反対する側の論理 東京・パリ・ロスをつなぐ世界の反対運動

「五輪はいらない!」。今、世界中でそんな声が聞こえる。コロナ禍で東京2020年大会が延期されたことで、反五輪の動きはさらに勢いづいている。その背景にあるものとは何か? 開催にかかる莫大な費用から、腐敗にまみれたIOC(国際オリンピック委員会)の実態まで、反対する側の論理を米国の元五輪選手がまとめた。

著 者:ジュールズ・ボイコフ、井谷聡子(監訳)、鵜飼 哲(監訳)、小笠原博毅(監訳) 出版社:作品社 発行日:2021年5月
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2021年6月号掲載

未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

2050年。今から30年先の世界は、どんな姿をしているのか? 知識の世紀ともいわれる21世紀、その問いに答えるには、「知の未来」を知る必要がある。脳神経科学、ロボット研究、リスク研究、精神保健・人権政策…。文系理系、東京大学の多彩な知性が、それぞれの研究分野の将来像を展望。未来社会を読み解くヒントを示す。

著 者:東京大学未来ビジョン研究センター(編) 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年3月
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2021年5月号掲載

日本化におびえる世界 ポストコロナの経済の罠

経済、財政が悪化。金融政策で打つ手は限られる…。1990年代以降、日本は長期停滞に苦しんでいる。そして今、新型コロナの感染拡大で、海外も同じような局面を迎えた。本書は、コロナ対策の景気刺激策による財政悪化など、世界が直面する「日本化」の正体を明らかにするとともに、いまだ脱却できない日本の実態を解説する。

著 者:太田康夫 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年2月
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2021年5月号掲載

チャイナ・イノベーション2 中国のデジタル強国戦略

新型コロナを封じ込め、いち早く経済成長をプラスに転じさせた中国。その原動力となったのは、デジタル技術だ。かつては科学技術面で“遅れた国”と見られていた中国が、今やデジタル大国に。背景にあるのは、1978年の改革開放以来の国家戦略だ。デジタルエコノミーが専門の著者が、中国のデジタル強国戦略の全容を明かす。

著 者:李智慧 出版社:日経BP 発行日:2021年3月
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2021年5月号掲載

アメリカを動かす宗教ナショナリズム

アメリカの社会や政治は、「宗教」を抜きに語れない。中でも大きな影響力を持つのが、聖書を絶対視し、中絶に反対し、進化論を否定するキリスト教の「福音派」だ。政治的には、トランプ前大統領誕生のカギとなった。この教派はいかに発展し、いつから政治化したのか。歴史を遡り、地理的な条件を考察し、実態を明らかにする。

著 者:松本佐保 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2021年2月
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2021年5月号掲載

ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略

戦争は、もはや戦場にとどまらない! SNSによるプロパガンダ、重要インフラへのサイバー攻撃など、様々な手段を組み合わせた「ハイブリッド戦争」の脅威が近年高まっている。低コストで効果大。この新たな戦争に、特に力を注ぐのがロシアだ。本書は同国に焦点を当て、その実態を解説。危機意識の薄い日本人に警鐘を鳴らす。

著 者:廣瀬陽子 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2021年2月
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2021年5月号掲載

Numbers Don't Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

数字はウソをつかない。信頼の置けるデータを見れば、今、世界で何が起きているのかがわかる。中国はどこまで成長するのか、電気自動車は本当にクリーンか…。世界的な思想家が、こうした様々なトピックについて考察。数字を適切な観点から捉え、現在と過去、国と国とを比較することで、世界のリアルな姿を浮き彫りにする。

著 者:バーツラフ・シュミル 出版社:NHK出版 発行日:2021年3月
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2021年4月号掲載

日本企業の復活力  コロナショックを超えて

コロナショックが、経営を進化させる! コロナ禍による経済危機は、バブル崩壊に次ぐ深刻さだという。しかし、物事には陰陽両面がある。本書は、今回の世界的危機が与える影響を“プラス思考”で考察、ポストコロナ時代の企業のあるべき姿を示す。日本企業研究の第一人者が送る、日本企業へのエールとなる1冊である。

著 者:伊丹敬之 出版社:文藝春秋(文春新書) 発行日:2021年1月
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2021年4月号掲載

ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ

巨大化する中国、迎え撃つ米国 ―― 。近年の両国の動きは、「米中新冷戦」の様相を呈している。そんな中、新型コロナ感染症が発生。日本は対応を誤り、東アジアで“一人負け”の状態にある。今回、危機管理能力の無さを露呈したわが国が、米中の狭間で生き残るには? ファクトを基に現状を分析、克服すべき課題を明らかにする。

著 者:近藤大介 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2021年1月
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2021年4月号掲載

パンデミック後の世界 10の教訓

今、新型コロナウイルスが猛威を振るっている。本書は、このパンデミックが今後、世界にもたらす変化を読み解く。国や企業のあり方、個人の生活、不平等の行方は? 「何らかのショックを受けた時、耐えるだけでなく、そこから学ばねばならない」と言う米国の著名コラムニストが、2021年以降を見通すためのヒントを示す。

著 者:ファリード・ザカリア 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年1月
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2021年3月号掲載

2021年以後の世界秩序 国際情勢を読む20のアングル

2016年の大統領選に勝利し、20年に敗れたトランプ。彼を巡る混乱は、米国の衰退を示すものといえるが、世界もまた、混沌へと向かいつつある。「力の均衡点はアジアにシフト」「『より巧妙なポピュリスト』を警戒せよ」「コロナで国際問題が先鋭化」…。従来のパラダイムでは計り得ない世界の動きを、様々な視点から見通す。

著 者:渡部恒雄 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2020年12月
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2021年3月号掲載

見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか

副題「中国共産党は世界をどう作り変えるか」。習近平政権下の中国共産党の世界観、同党による影響工作を体系的に説く。「一帯一路」構想を通じた中国中心の世界秩序の構築。その実現のために用いられている、味方と敵を心理的に操るテクニックなど、巧妙な手口を暴露。2020年刊の原著は世界的なベストセラーになっている。

著 者:クライブ・ハミルトン、マレイケ・オールバーグ、奥山真司(監訳) 出版社:飛鳥新社 発行日:2020年12月
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2021年2月号掲載

RAGE 怒り

本能で動き、衝動で決断を下した、異形の大統領ドナルド・トランプ。彼が舵取りをしたアメリカは今、混乱状態にある。コロナ禍、対中・対イラン問題、人種差別…。問題が次々と現れる中、大統領執務室で起こっていたこととは? 調査報道の名手が、トランプ政権の4年間を総括した。全米150万部突破のベストセラー。

著 者:ボブ・ウッドワード 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年12月
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2021年1月号掲載

グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界

歴史的に見て、感染症は「グレート・リセット」 ―― これまでの経済や社会のあり方を覆す引き金となった。今回の新型コロナもそのようだ。では、成長率重視の経済の行方は。気候変動など環境問題はどうなるのか。人と人との絆、行動に及ぼす影響とは。世界経済フォーラム創設者らが、次に訪れる新たな世界を読み解いた。

著 者:クラウス・シュワブ、ティエリ・マルレ 出版社:日経ナショナル ジオグラフィック社 発行日:2020年10月
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