2004年3月号掲載

ピーターの法則 創造的無能のすすめ

組織で働く人は、昇進を重ねていくことで、最終的に“無能レベル”に到達する ―― この組織人の宿命ともいえる「ピーターの法則」を、数々の事例を基に証明する。本書は、1970年に翻訳出版された同名書の新訳版。原著の発行から40年経つが、問題の先送りの技術だけは超一流の政治家をはじめ、無能な人々がはびこる今日、この法則、そしてそこから導かれる処世術はなおも有用だ。

著 者:ローレンス・J・ピーター、レイモンド・ハル 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2003年12月
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2003年12月号掲載

「情」の管理・「知」の管理 組織を率いる二大原則

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される」と言われるように、組織を管理する人々にとって「知」と「情」は厄介な問題である。本書は、徳川家康や豊臣秀吉、上杉鷹山など、先人の言動から、職場における「知と情の管理学」を学ぼうとするもの。歴史から現代への教訓を読み取る著者の具体的な考察は、組織を率いる、新時代の管理者像を浮かび上がらせる。

著 者:童門冬二 出版社:PHP研究所(PHP文庫) 発行日:1987年4月
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2003年10月号掲載

顧客第2主義 「超」成長企業の経営哲学

企業は社員を第1に考えなければならない ―― 。こう唱える著者が経営するローゼンブルース社は、「アメリカで働きたい会社ベスト100」のトップテンに選ばれるとともに、20年以上も高い成長を続けている。その秘訣をトップ自らが語る。顧客に最高のサービスを提供するためには社員を第1に考えなければならないという、「社員第1主義」の要諦が披露される。

著 者:ハル・ローゼンブルース、ダイアン・M・ピータース 出版社:翔泳社 発行日:2003年8月
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2003年7月号掲載

GE式ワークアウト

賛否両論はあるものの、間違いなく20世紀を代表する経営者の1人、ジャック・ウェルチ。氏の「ナンバー1、ナンバー2戦略」の経営法はつとに有名だが、伝統ある巨大組織GEの変革のカギとなった「ワークアウト」もまた、すばらしい経営手法だ。本書は、組織の壁を打ち破り、組織に革命を起こす手法「ワークアウト」の本邦初・完全解説版である。

著 者:デーブ・ウルリヒ 、スティーブ・カー、ロン・アシュケナス 出版社:日経BP社 発行日:2003年4月
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2002年9月号掲載

企業変革力

なぜ、リストラクチャリングや戦略転換、合併などの大規模な企業変革は成功しないのか? ―― 本書は、企業変革に関する多数の失敗事例を分析し、それらの失敗から導き出された「8段階の変革プロセス」を、論理的かつ明確に解説する。グローバルな競争に勝つには持続的な改善・改編に加え、大規模な変革が必要だが、そのための「バイブル」となる1冊。

著 者:ジョン・P・コッター 出版社:日経BP社 発行日:2002年4月
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2002年8月号掲載

ウォー・フォー・タレント “マッキンゼー式”人材獲得・育成競争

本書は、経営コンサルティング会社のマッキンゼーが導き出した「人材獲得・育成競争に勝つための法則」を紹介したもの。米主要企業の綿密な調査・研究から、特に経営に大きな影響を与えるマネジメント層の人材強化法がまとめられている。工業社会から情報社会への移行とともに、「人材育成競争(ウォー・フォー・タレント)」が雌雄を決すると主張する。

著 者:エド・マイケルズ、ヘレン・ハンドフィールド-ジョーンズ、ベス・アクセルロッド、マッキンゼー・アンド・カンパニー(監訳) 出版社:翔泳社 発行日:2002年5月
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2002年5月号掲載

成果主義は怖くない 「仕事人生」を幸せにするキャリア創造

成果主義――。日本企業において急速に拡大しているこの人事制度は、ビジネスパーソンにとっていいことなのか、悪いことなのか。本書では、キャリア開発の第一人者が、成果主義にまつわる様々な誤解や問題点を取り上げ、成果主義の本質を浮き彫りにする。併せて、成果主義に振り回されずに、幸せなキャリアを構築していくための考え方を提示する。

著 者:高橋俊介  出版社:プレジデント社 発行日:2002年3月
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2002年5月号掲載

社員の幸せを追求したら社長も成果主義も不要になった!

リストラに遭った人たちが創業し、独自の経営で躍進を遂げている広島の安売りメガネチェーン「21(トゥーワン)」。利益は社員で山分け、ノルマなし、社長は4年交代制…など、同社は数々の驚くべき運営方針を実践している。その背景にあるのは「100%の社員が幸せになれる経営」という思想。昨今の成果主義の対極にあるその経営手法を紹介する。

著 者:日下公人  出版社:ソニー・マガジンズ 発行日:2002年2月
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2001年2月号掲載

キャリアショック どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか?

従来のキャリアデザインの考え方は、将来的な目標を明確にし、そこに向けてキャリアアップを図るというものだった。だが著者は、この考えが成り立たなくなろうとしていると指摘。予期せぬ環境変化により、キャリアの将来像が一気に崩壊する「キャリアショック」の時代が到来していると警鐘を鳴らすとともに、この時代を自分の力で生き抜く方法を説く。

著 者:高橋俊介 出版社:ソフトバンク クリエイティブ(SB文庫) 発行日:2006年7月
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2001年2月号掲載

失敗学のすすめ

「失敗は成功の母」とはいうものの、実際のところ、失敗には負のイメージがつきまとい、忌み嫌われることが多い。だが、失敗から目を背けることなく、うまく付き合うことによって、次の失敗を防ぐだけでなく、失敗を基に新しい技術やアイデアを生み出すことができる。こう語る著者が「失敗学」について、事例を交えわかりやすく解説する。

著 者:畑村洋太郎 出版社:講談社 発行日:2000年11月
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2000年12月号掲載

チェンジ・リーダーの条件 みずから変化をつくりだせ!

ドラッカーの過去の著作から、選りすぐりのマネジメント論を紹介したもの。マネジメントの定義、課題、責任、基礎知識とともに、今日不可欠な、変化の時代のマネジメントに関する論考も収録されている。変化をチャンスに変え、未来を築くための様々な具体策が提示される。“マネジメントの父”の深い知恵が凝縮された1冊だ。

著 者:P・F・ドラッカー、上田惇生(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2000年9月
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1999年11月号掲載

ひとりのメールが職場を変える こころのマネジメント

職場の空気に温かさが欠けている。一緒に仕事をしている仲間の心が離れ離れになっている…。こうした職場の問題を、週に一度のメッセージ交換によって解消する、「ウィークリー・メッセージ」という方法を紹介。自らの職場に導入し、9年にわたって実践してきた田坂広志氏が、この方法の効用を明らかにする。

著 者:田坂広志 出版社:英治出版 発行日:2010年2月
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1997年10月号掲載

創発型ミドルの時代 複雑系のマネジメント10の発想転換

今後、企業は「複雑系」としての性質を強めていくことを予見し、そうした時代の新しいマネジメントを論じた『複雑系の経営』。その著者・田坂広志氏が、中間管理職に向けて発想の転換を問う1冊。企業が複雑系としての性質を強めていくと、「創発」や「自己組織化」というプロセスが重要になる。このプロセスを重視したマネジメント・スタイルへの転換を説く。

著 者:田坂広志 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:1997年7月
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