2007年3月号掲載

「3年目社員」が辞める会社 辞めない会社 若手流出時代の処方箋

新卒社員の3割が3年以内に辞めていくという「若手流出時代」が始まった。その背景には、長期安定雇用が崩れて、「会社には頼れない」と考えた若手の、成長願望がある。本書は、若手流出の現状分析をもとに、若手社員を引き留め、成長させるためのマネジメントについて、具体的な手法を提示する。そのキーワードは、「自律型人材」である。

著 者:森田英一 出版社:東洋経済新報社 発行日:2006年12月
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2007年3月号掲載

いい茶坊主 悪い茶坊主 強い組織とは何か

ゴマすり、おべっかつかいなど「茶坊主」には悪いイメージが先行する。だが、江戸幕府内の特殊な職業集団であった茶坊主は、協調性、情報収集力、調整力などに優れた、「江戸城内のコンサルタント」として諸大名に重用されていた。このような茶坊主の特性は、現代の厳しい雇用環境の中で生き残り、そして昇進していくために、学ぶに値する能力である。

著 者:立石 優 出版社:祥伝社(祥伝社新書) 発行日:2007年1月
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2007年1月号掲載

「ゆでガエル現象」への警鐘

水が入った鍋にカエルを入れ、徐々に温めると、温度の変化に気づかず、やがて沸騰した湯の中で死んでしまう。「ゆでガエル現象」とは、このように、人や組織がゆっくりした環境の変化に気づかず、最終的に致命的な状況に至ること。マンネリ化が招くこの現象の怖さは、以前からも指摘されているが、いまだに各所で散見される。―― あなたは大丈夫だろうか?

著 者:中桐有道 出版社:工業調査会 発行日:2006年11月
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2006年12月号掲載

マネジメント革命 「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ

ソニーの元役員が、井深大氏などの優れた経営者のマネジメント・スタイルを分析した上で、新しい経営論として「長老型マネジメント」を提示する。部下に指示・命令するのではなく、部下が全力疾走できるようにすることで、運をも味方につける「燃える集団」が実現できるという。成果主義の綻びが目立つ今、大きなヒントを与えてくれる日本発のマネジメント論。

著 者:天外伺朗 出版社:講談社 発行日:2006年10月
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2006年11月号掲載

P.F.ドラッカー経営論

P・F・ドラッカー博士が、約半世紀にわたって『Harvard Business Review』誌に寄稿した33本の論文を完全収録。800ページ超の大著で、まさにマネジメントに携わる人のための“座右の書”である。1950年代に早くもプロフェッショナルの活用を訴え、60年代にはアイデアのマネジメントの重要性を指摘するなど、その先見性には改めて驚かされる。

著 者:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2006年9月
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2006年11月号掲載

成功者の絶対法則 セレンディピティ “偶然のひらめき”は、失敗のあとにやってくる

偶然をとらえて幸運に変える力を「セレンディピティ」といい、多くの大発明家や偉大な起業家がこの力によって成功している。この“偶然の幸運”は、ただ待つだけでは得られない。日々、地道に努力し、成功の種を蒔く人だけが手中にできる。では、どんな要素がセレンディピティを引き寄せるのか。本書は、成功者の日々の行動や考えからそれを探っていく。

著 者:宮永博史 出版社:祥伝社 発行日:2006年9月
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2006年10月号掲載

社員が進んで働くしくみ 「働かされない働き方」が強い会社をつくる

著者が経営する希望社は、実にユニークな建設会社だ。例えば、本社ビルに「談合しない。」という垂れ幕を掲げ、業界の談合体質に本気で立ち向かっている。極めつけは、「会社と社員がともに幸せになる」という、夢のような労使関係を目指し、導入した独特の人事・賃金制度。これら様々な“実験”は実に刺激的で、企業のあり方について改めて深く考えさせられる。

著 者:桑原耕司 出版社:PHP研究所 発行日:2006年8月
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2006年9月号掲載

MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方

経営学の権威、ミンツバーグ教授が、MBA教育を中心としたマネジメント教育の問題点を指摘し、近年のMBA幻想を一刀両断にする。前半で、MBA教育の問題点、そしてそれが組織や社会にどれだけ悪影響を与えているのかを例証した後、後半では「マネジャーの正しい育て方」を詳述。MBA教育は、“役に立たない”のではなく“重大な欠陥がある”と喝破する!

著 者:ヘンリー・ミンツバーグ 出版社:日経BP社 発行日:2006年7月
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2006年9月号掲載

組織行動の「まずい!!」学 どうして失敗が繰り返されるのか

組織の中で、人はなぜミスを犯すのか。なぜ大事故は続発するのか ── 。本書では、数々の事故や事件を詳細に分析し、そこからリスク管理の教訓を抽出した。些細な綻びをそのままにすることの怖さ。それを具体的に示す一方で、こうも言う。「問題点の本質を正確に把握できれば、その8割は解決したのも同然であり、取るべき方策は自ずと浮かび上がってくる」と。

著 者:樋口晴彦 出版社:祥伝社(祥伝社新書) 発行日:2006年7月
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2006年6月号掲載

パートナーシップ・マネジメント

“パートナーシップ”という新しい働き方が、私たち日本人に明るい未来をもたらす ── 。そう言い切る著者は、気鋭の経営コンサルタントで、自らも複数のパートナーシップに参画している。ではなぜ今、「パートナーシップの時代」が始まろうとしているのか。そして、そこで成功するための条件とは何か。本書に、その答えが凝縮されている。

著 者:橋口 寛 出版社:ゴマブックス 発行日:2006年5月
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2006年6月号掲載

欲しい社員を無駄なコストゼロで採る方法 自社ホームページを活用した「採用革命」のススメ

大きなコストをかけて多くの人材を採用しても、戦力にならなかったり、すぐに退職されたりしたのでは元も子もない。そうした「採用のミスマッチ」を防ぐ方法を伝授するのが本書。インターネット上の求人サイトに頼るだけではなく、自社ホームページをフルに活用し、「量」より「質」の採用を実現するための手法を、人材採用のプロが具体的に解説する。

著 者:大友常世 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2006年4月
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2006年4月号掲載

ニート世代の人事マネジメント

日本では、個人の問題として扱われることが多いニートの問題。それを、企業経営の問題として捉え、企業のリスクマネジメントという観点から論じたのが本書である。職場で増えつつある“隠れニート”の実態を明らかにすると同時に、社員のニート化を防ぐための人材マネジメントについて詳述する。ニートの問題は、もはや企業にとって対岸の火事ではない!

著 者:寺崎文勝 出版社:中央経済社 発行日:2006年2月
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2006年3月号掲載

場の論理とマネジメント

マネジメントのスタイルには、日米の間に基本的な違いがある。米国型の経営がシステムを重視するのに対して、日本型の経営はプロセスを重視する。ラグビーのゲームのように、皆でプロセスを積み上げていくのが日本のスタイルである。この日本型経営に不可欠なのが、人々が情報を交換し、刺激し合う空間=「場」だ。強い組織を作るカギは、この場にある!

著 者:伊丹敬之 出版社:東洋経済新報社 発行日:2005年12月
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2005年12月号掲載

見える化 強い企業をつくる「見える」仕組み

“読者が選ぶ2004年ベストブック”第1位に輝いた『現場力を鍛える』(東洋経済新報社)。同書で強い現場をつくるためのノウハウを披露した著者が、今度は、現場力を鍛える上で核となる「見える化」の概念を体系化した。顧客、市場、経営…。様々な競争力の源泉を「見えるようにする」仕組みを、豊富な事例とともに解説する。あなたは、見えていますか!?

著 者:遠藤 功 出版社:東洋経済新報社 発行日:2005年10月
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2005年9月号掲載

勝つ人の考え方 負ける人の考え方

勝負するからには、1番を目指さなければ面白くない! ―― その一念から、勝つための戦略を考え、実行してきた著者・林野氏。かつてはDJを目指したほどの音楽好きで、かつ大の読書家であるという氏の考え方は、極めて柔軟で懐が深い。20年間連続増収を続けるクレディセゾンの軌跡をたどりつつ、人生という勝負に勝つための心構えを説く。

著 者:林野 宏 出版社:かんき出版 発行日:2005年7月
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2005年6月号掲載

ジョイ・オブ・ワーク 組織再生のマネジメント

現在、成果主義の大きな問題の1つとして指摘されているのが、社員の“やる気”の喪失である。本書はこの問題に、1つの解答を与えてくれる。著者は「QC」の生みの親デミング博士の直弟子の1人。「成果」よりも、「Joy of Work(仕事の喜び)」による「協調」をもとにした小集団活動を通じて、経営の質を上げる方法を提唱する。

著 者:吉田耕作 出版社:日経BP社 発行日:2005年4月
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2005年4月号掲載

組織力を高める

「最強の企業」とは、「最強の組織」と同義ではないか。企業の行く末を大きく左右する「組織力」。本書は、「なぜ、組織力の差が生まれるのか」「どのようにしたら組織力を高めることができるのか」「その中で、ビジネスマンとしての資質をどう高め、どう発揮していくのか」という観点から、具体的な方策を提示する。「最強の組織をどうつくるか」のレシピである!

著 者:古田興司、平井孝志 出版社:東洋経済新報社 発行日:2005年2月
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2005年4月号掲載

営業を営業にまかせるな 営業超改造プログラム

営業マンといえば「根性論」という感覚が、あなたの会社に染みついてはいないだろうか。そうだとしたら、会社の先行きは限りなく暗い。なぜならそれは、「市場右肩上がり時代の成長神話」に縛られ続けていることを意味するからだ。本書は、そういった従来の営業の常識とは決別せよと提唱、新しい時代に向け、「売りの仕組み」を作る方法を伝授する。

著 者:森口 茂 出版社:ダイヤモンド社 発行日:1996年11月
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2005年3月号掲載

いかに「問題社員」を管理するか

「あなたの組織にも必ずいる“困った社員”を矯正する技法」── 。本書の帯に書かれたこのコピーを見て、興味を示さない経営者はいないのではないか。仕事はできるが自己中心的な社員、いくら指導しても改善されない「Cクラス社員」…。こうした問題社員を変身させなければならないが、大切なのは、目立たないが地道な努力を続ける「Bクラス社員」の扱いだ!

著 者:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2005年1月
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2004年5月号掲載

現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件

企業の競争力の源泉とは何か? それは「現場力」である、と著者は言う。つまり、どんなに素晴らしい戦略を打ち出しても、それが実行されなければ所詮「絵に描いた餅」。企業の戦略を実行する当事者である現場の持つ力が、最大の競争力の源泉ということだ。この、現場力の重要性とその鍛え方について、豊富な事例を交えつつ解説する。

著 者:遠藤 功 出版社:東洋経済新報社 発行日:2004年2月
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