新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2018年6月号掲載
副題「機械は人と企業の未来をどう変える?」。近年、急速に能力が向上した「マシン」は、人間から仕事を奪うのか。運輸業のUberをはじめ、「プラットフォーム」が勢いを増す中、既存企業が生き残る道とは。今、ビジネスの世界を大きく変えつつあるトレンドを示し、それと向き合い、活かし、成功するためのヒントを提供する。
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今日、3~4歳の幼児の16%が自分用のタブレットを、8~11歳児の30%超がスマートフォンを持っているという。こうしたデジタル・テクノロジーは、彼らの成長にどんな影響を及ぼすのか。米人気ドラマ「CSI:サイバー」の主人公のモデルにもなった心理学者が、最新の研究を踏まえ解説。子どもを持つ親たちに警鐘を鳴らす。
2018年5月号掲載
スマートフォン(スマホ)を使う時間が長いほど、子どもの成績が下がる ―― 。「脳トレ」の第一人者が、スマホ使用の危険性や、脳に及ぼされる影響を、数年間にわたる大規模調査の結果を基に解き明かした。今や青少年の約95%が利用するスマホ。親も子も共に使い方を考えなければ、脳機能はどんどん低下すると警鐘を鳴らす。
来るべきAI(人工知能)時代を生き抜くための“指南書”である。語るのは、AIの実用化がいち早く進む航空業界の研究者。将来、どんな仕事がAIやロボットに奪われるのか? これから求められる人材・スキルとは? 最近注目される「STEAM」教育とは? こうした疑問について、様々な事例を交え、わかりやすく解説する。
2018年4月号掲載
シンギュラリティは訪れない。つまりAI(人工知能)が自分より優れたAIを作ることはない。だが、人の仕事の多くを奪う ―― 。AIの研究開発を指揮する著者は、こう予測する。そして教科書もろくに読めない、読解力の低い今の子どもは、将来、AIにできない仕事を引き受けられない、行き着く先は「AI恐慌」だ、と警鐘を鳴らす。
次に“来る”テクノロジーはこれだ! 身体的特徴や癖などを基に個人を識別する「バイオメトリクス認証」、着るだけで心拍数などの生体データが得られる「スマートクロージング」…。野村総研のアナリストが、先端テクノロジーについて、国内外の先行事例を紹介しつつ展望する。今後のビジネスを考える上で参考になる1冊。
2018年1月号掲載
人類はいつの日か、我々の知能をはるかに超える人工知能(AI)、「スーパーインテリジェンス(超絶知能)」を生み出す ―― 。それは世界に何をもたらすのか。人は、AIが暴走しないようコントロールできるのか。この“超絶知能”出現の可能性、卓越した能力、世界乗っ取りのシナリオなど、迫り来る危機の本質をあぶり出す。
メールの返信、ツイッターの更新、ニュースアプリのチェック…。スマートフォンの普及後、人々は暇さえあれば端末をいじり、時間を潰している。だが、そのせいで集中力や創造力が失われているとしたら? 本書は、スマホなどテクノロジーの問題点を、興味深い実験・研究を紹介しつつ述べ、「退屈する」ことの大切さを説く。
2017年12月号掲載
2018年以降、世の中に影響を及ぼすテクノロジーとは? 日経BP社の技術系専門誌・サイトの編集長たちが、世界中の様々な技術の重要トレンドを展望した。ITを使ったキャッシュレス決済、バクテリアでひび割れを自動修復させるコンクリート、同時通訳機能付きのイヤホン…。具体例を挙げ、テクノロジーの未来を描き出す。
2017年8月号掲載
「人工知能(AI)はいずれ人間の能力を超え、我々を支配するようになる」。最近、AI脅威論を唱える学者やウェブ企業が多い。だが、AI研究者にして哲学者の著者は、これを否定。機械学習の技術的難点、論理の穴などを指摘して脅威論を一蹴するとともに、将来の不安を喧伝するグーグルやアマゾンなどIT大企業の思惑を暴く。
2017年7月号掲載
人工知能時代のコンピューターが生んだデジタル通貨、“ビットコイン”。その仕組みや従来の通貨との違い、各国の対応を、事情に詳しい国際弁護士が解説する。アフリカを中心に広がるデジタル通貨「エムペサ」、ビットコインのATMが存在するスイス…。ドルや円など紙幣の価値、資産防衛を考える上で、新たな視点をもたらす書だ。
2017年6月号掲載
著者は、AIの各種プロジェクトに従事する2人のスペシャリスト。AIは、新サービスの創造やビジネスの拡大に役立つという。ただし、AIを「何でも回答してくれる魔法のコンピューター」と捉えると、ビジネスでの成功は難しい、とも。本書では、AIへの誤解を解き、ビジネスに活用して成功するためのポイントを徹底解説する。
2030年までに、日本から700万人以上の働き手が失われる ―― 。来たるべき深刻な人手不足にどう対処すべきか、考察した。示される解決策は、人工知能やロボットなどの「デジタル労働力」と「外国人労働力」の活用。それぞれが担う役割や、今後生じ得る課題などを述べる。未来について考える上で、一助となる1冊だ。
2017年5月号掲載
副題「自動運転車の普及で世界はどう変わるか?」。ここ数年で急速に進歩している「ドライバーレス・カー」(ドライバー不要の完全自動運転車)について述べた書である。いつ本格的に走り始めるのか? 駐車や通勤、仕事にどんな影響を及ぼすのか?人工知能に詳しい著者たちが、来るべき“自動運転社会”の姿を描き出す。
2017年3月号掲載
「特許出願さえすれば、技術は半永久的に守られる」と考える人は多い。だが、それは大間違い。申請したアイデアは、特許庁のホームページで世界中の誰もが見ることができ、競合品作りの大きなヒントに。いかにアイデアを守り、特許を有効に使うか? 知財コンサルティングを手がける著者が、特許・知財の最新常識を語る。
2016年11月号掲載
人工知能(AI)、IoT、フィンテック…。近年、シリコンバレー発のイノベーションが世界を席巻している。これらの根底に、共通して流れているもの。それは、ソフトウェアが人間の活動を取り込み、変形し、置き換え、自動化する「アルゴリズム革命」である。その最新の動向について、スタンフォード大学の研究者が解説した。
ここ数年で、人工知能は急速に進歩した。その影響を一番最初に、そして一番大きく受けるのが金融業界だ。分析によれば、今後10~20年で融資係、クレジット・アナリストの仕事がロボット化される確率は98%。すでに市場では「ロボ・トレーダー」が闊歩する。金融に人の居場所はあるのか? 業界の現在と未来を見通す。
本格的なデジタル時代が訪れ、ITを用いた新サービスや企業が続々と誕生している。そして、グーグルの自動運転車の開発に見られる通り、既存の産業の“破壊者”となりつつある。今や企業が生き残る上で、「デジタルトランスフォーメーション」(デジタルによる変革)は欠かせない。本書は、その必要性と具体的な処方箋を示す。
水力発電は高コストで、時代遅れ。そう見られがちだが、実は、既存ダムを徹底活用すれば、ダムの数を増やさず、年間2兆円超の電力を新たに生み出せるという。純国産で、自然エネルギー。石油や原子力にはない、水力発電の利点を活かした「目からウロコ」の秘策を、元国土交通省河川局長がわかりやすく解説する。
勉強が好きになれない、記憶力に自信がない、集中できない…。こんな悩みを抱える人は、脳の特性を無視した勉強をしている!? 脳科学者・茂木健一郎氏が、脳のしくみを活かした、独自の勉強法を大公開。「強化学習のサイクルを回す」「自分の作業に制限時間を設ける」等々、脳とうまく付き合う“学びの習慣”を伝授する。
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