2019年4月号掲載

悪のAI論 あなたはここまで支配されている

お掃除ロボットから医療診断の支援まで、今、AI(人工知能)を使ったサービスが広がりつつある。それは便利な反面、様々な問題も引き起こしている。無実の人を「犯罪者」に仕立て上げる、性別や人種で差別する、あるいは、人の命を狙う可能性も。国内外で噴出する事件をIT専門記者が報告し、AI依存社会に警鐘を鳴らす。

著 者:平 和博 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2019年2月
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2019年4月号掲載

限界都市 あなたの街が蝕まれる

人口減少・高齢化時代を迎えた日本。空き家が増え、団地が老朽化する中、都心部にはタワーマンションが乱立。地方都市では中心部の商店街が寂れ、郊外の大型店に客が流れる。こうした歪みがなぜ生じるのか? 日本の各都市で生じている問題に、独自取材で鋭く迫る。見えてくるのは、無秩序な開発が招く、都市機能の限界だ。

著 者:日本経済新聞社(編) 出版社:日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) 発行日:2019年2月
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2019年3月号掲載

ブロックチェーン、AIで先を行く エストニアで見つけた つまらなくない未来

欧州の共和制国家・エストニア。人口わずか130万人余りのこの国は、IT立国を掲げ「電子政府」を実現したことで、今、世界中から注目を集めている。サインも紙の契約書もない。行政手続きの99%はオンラインで完結…。近未来を先取りする革新的な取り組みの数々は、いかにしてなされたのか。現地を取材した記者が報告する。

著 者:小島健志、孫 泰蔵(監修) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2018年12月
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2019年2月号掲載

BCGが読む経営の論点2019

デジタル化の進展で、これから何が起こるのか? 企業はどう備えるべきか? 今後の経営を考える上で欠かせない10の論点を、BCG(ボストン コンサルティング グループ)のコンサルタントが徹底解説。AI、アジャイル、自動運転車…。デジタルとのつながりが深い重要なテーマを掘り下げ、その特徴や可能性、留意点を示す。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2018年11月
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2019年1月号掲載

日経BP総研2030展望 ビジネスを揺るがす100のリスク

自動運転など新しいテクノロジーやアマゾンなど既存業界に参入する新しいプレーヤーが、従来のビジネスモデルを変え、業界ルールを壊しつつある。こうした変化は、企業にとってリスクになりかねない。だが、逆手にとればチャンスにできる。本書では、日経BP総研が、2019年以降注意すべきリスクを100件選び、解説する。

著 者:日経BP総研(編著) 出版社:日経BP社 発行日:2018年10月
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2019年1月号掲載

気候カジノ 経済学から見た地球温暖化問題の最適解

今、経済成長が、気候や地球に意図せぬ危険な変化をもたらしている。これを「気候カジノに足を踏み入れつつある」と例える著者が、地球温暖化問題を論じた。温室効果ガスの過剰排出の原因、気候変動に立ち向かうための方策などが、2018年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者の目から、わかりやすく、論理的に説かれる。

著 者:ウィリアム・ノードハウス 出版社:日経BP社 発行日:2015年3月
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2018年12月号掲載

モビリティ2.0 「スマホ化する自動車」の未来を読み解く

今、自動車業界では、車両の大量生産を競う時代が終わりつつあり、デジタル化や環境問題に対応したビジネスモデルの構築に向けて、各メーカーがしのぎを削る。自動車が「人やモノ」を運ぶモビリティ1.0から、「データ」を運ぶモビリティ2.0へ。進展する電動化やライドシェアリングの背景を、自動車アナリストが読み解く。

著 者:深尾三四郎 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2018年9月
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2018年11月号掲載

決定版 銀行デジタル革命 現金消滅で金融はどう変わるか

近年、通貨の電子化が進む。そんな中、デジタル通貨を巡る、三つどもえの覇権争いが始まった。ビットコインなどの仮想通貨と、民間銀行、中央銀行が発行するデジタル通貨の争いだ。それぞれの特徴とは? 将来性は? また、キャッシュレス化で金融や社会はどう変わるのか? 元・日銀審議委員がデジタル通貨の今後を見通す。

著 者:木内登英 出版社:東洋経済新報社 発行日:2018年9月
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2018年11月号掲載

一流ビジネススクールで教える デジタル・シフト戦略 テクノロジーを武器にするために必要な変革

製造やサービスなど、テクノロジーを生業としない業界にあって、デジタル化の推進によりビジネスを変革し、優れた業績を上げている企業 ―― 。このような企業を、本書は「デジタルマスター」と命名。彼らはいかにして、デジタルマスターになり得たのか。その戦略とフレームワークを、多数の事例を交え明らかにする。

著 者:ジョージ・ウェスターマン、ディディエ・ボネ、アンドリュー・マカフィー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2018年9月
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2018年9月号掲載

さよなら、インターネット GDPRはネットとデータをどう変えるのか

副題「GDPRはネットとデータをどう変えるのか」。GDPRとは、EU(欧州連合)が定めた「一般データ保護規則」のこと。インターネット上の個人データやプライバシーを保護する法律だ。誕生の背景には、IT企業による大規模な利益目的の個人データの利用があった。今ネットの世界で何が起こっているのか? メディア論の泰斗が報告する。

著 者:武邑光裕 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2018年6月
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2018年8月号掲載

AI 2045

今、AI(人工知能)は世界中の様々な場所で活躍している。作曲する、犯罪者を特定する、あるいは人事考課を行ったり、ビールのレシピを作ったり。2045年、AIが人知を超える「シンギュラリティー(特異点)」が訪れると予測される中、脅威を感じつつも、AIとの共存の道を模索し続ける。そうした人々の挑戦を描いた1冊である。

著 者:日本経済新聞社(編) 出版社:日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) 発行日:2018年6月
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2018年8月号掲載

エクスポネンシャル思考

表題の「エクスポネンシャル思考」は、指数関数的(エクスポネンシャル)に加速する科学技術の進化とどう向き合うかを考えるもの。米シリコンバレーのシンギュラリティ大学が教える思考法だ。テクノロジーを俯瞰し、地球規模の課題の解決を目指す。この、AI時代を生きる上で欠かせないスキルを、日本人向けにかみ砕いて説く。

著 者:齋藤和紀 出版社:大和書房 発行日:2018年6月
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2018年7月号掲載

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭

「限界費用」とは、モノ・サービスを1つ増やした時にかかる費用のこと。今後、IoT(モノのインターネット)によって効率性・生産性が高まると、限界費用はゼロに近づき、モノやサービスはほぼ無料に。今の資本主義から「共有型経済」へ移行するという。この経済パラダイムの大転換を事例を挙げて説いた、世界的ベストセラー。

著 者:ジェレミー・リフキン 出版社:NHK出版 発行日:2015年10月
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2018年7月号掲載

〔データブック〕 近未来予測2025

世界人口は2050年までに100億人を突破、止まらない農村部から都市部への大量移動、西洋の衰退とアジア・アフリカの台頭 ―― 。未来予測プログラム「フューチャー・アジェンダ」が行ったワークショップの成果を公開。地球規模で起きる重大な変化、今後、進むべき方向を示す。より豊かな未来を築くためのヒントとなる1冊だ。

著 者:ティム・ジョーンズ、キャロライン・デューイング 出版社:早川書房 発行日:2018年5月
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2018年7月号掲載

宇宙ビジネスの衝撃 21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュ

副題「21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュ」。今、アマゾンなど巨大IT企業やシリコンバレーのベンチャーが、続々と宇宙開発に乗り出している。その勢いは、19世紀アメリカのゴールドラッシュにたとえられるほど。彼らの狙いは何か?宇宙がもたらす可能性は? 近年、急拡大している宇宙ビジネスの全貌を明かす。

著 者:大貫美鈴 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2018年5月
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2018年6月号掲載

遅刻してくれて、ありがとう(上)(下) ――常識が通じない時代の生き方

テクノロジーやグローバリゼーションのあまりに速い進展を前に、多くの人は戸惑っている ―― 。今、世界で何が起きているのか、加速する変化にいかに対処すればよいかを、ピュリツァー賞3度受賞のトーマス・フリードマンが語った。自らの世界的ベストセラー『フラット化する世界』後の時代、“加速の時代”の道案内だ。

著 者:トーマス・フリードマン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2018年4月
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2018年6月号掲載

プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える?

副題「機械は人と企業の未来をどう変える?」。近年、急速に能力が向上した「マシン」は、人間から仕事を奪うのか。運輸業のUberをはじめ、「プラットフォーム」が勢いを増す中、既存企業が生き残る道とは。今、ビジネスの世界を大きく変えつつあるトレンドを示し、それと向き合い、活かし、成功するためのヒントを提供する。

著 者:アンドリュー・マカフィー、エリック・ブリニョルフソン 出版社:日経BP社 発行日:2018年3月
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2018年6月号掲載

サイバー・エフェクト 子どもがネットに壊される いまの科学が証明した子育てへの影響の真実

今日、3~4歳の幼児の16%が自分用のタブレットを、8~11歳児の30%超がスマートフォンを持っているという。こうしたデジタル・テクノロジーは、彼らの成長にどんな影響を及ぼすのか。米人気ドラマ「CSI:サイバー」の主人公のモデルにもなった心理学者が、最新の研究を踏まえ解説。子どもを持つ親たちに警鐘を鳴らす。

著 者:メアリー・エイケン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2018年4月
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2018年5月号掲載

スマホが学力を破壊する

スマートフォン(スマホ)を使う時間が長いほど、子どもの成績が下がる ―― 。「脳トレ」の第一人者が、スマホ使用の危険性や、脳に及ぼされる影響を、数年間にわたる大規模調査の結果を基に解き明かした。今や青少年の約95%が利用するスマホ。親も子も共に使い方を考えなければ、脳機能はどんどん低下すると警鐘を鳴らす。

著 者:川島隆太 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2018年3月
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2018年5月号掲載

みんなでつくるAI時代 これからの教養としての「STEAM」

来るべきAI(人工知能)時代を生き抜くための“指南書”である。語るのは、AIの実用化がいち早く進む航空業界の研究者。将来、どんな仕事がAIやロボットに奪われるのか? これから求められる人材・スキルとは? 最近注目される「STEAM」教育とは? こうした疑問について、様々な事例を交え、わかりやすく解説する。

著 者:伊藤恵理 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2018年3月
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