2015年3月号掲載

2040年の新世界 3Dプリンタの衝撃

コンピュータの指示に従い、素材を何層も積み重ねて物を作る「3Dプリンタ」。これは将来、飛躍的に進歩し、ロボット、薬、食べ物、さらには人の臓器までも作れるようになるという。蒸気機関や電信の発明に匹敵する、この革新的テクノロジーが持つ能力とは? 社会、経済にどんな変化をもたらすのか? まるでSFの世界のように、限界を超えて広がる可能性を描く。

著 者:ホッド・リプソン、メルバ・カーマン 出版社:東洋経済新報社 発行日:2014年12月
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2015年2月号掲載

ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか

今、米国ではグーグルが自動運転車の実証試験を行い、アマゾンは無人機での配達を目指す。日本でも、安倍政権が成長戦略の柱の1つにロボットによる産業再生を掲げるなど、世界でロボットに熱い視線が注がれている。だが、何事にも光と影あり。果たして、ロボットは我々の救いの神となるのか、悪魔となるのか。ロボット開発を行う著者が、その未来を探る。

著 者:本田幸夫 出版社:祥伝社(祥伝社新書) 発行日:2014年12月
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2014年10月号掲載

噓と絶望の生命科学

血液の細胞を弱酸につけると「万能細胞」ができる ―― 。世紀の大発見と騒がれたSTAP細胞の研究は、その後、論文不正が疑われ、世間に衝撃を与えた。しかし、元研究者の著者によれば、今回の問題は“氷山の一角”。バイオ研究の世界がいかに問題だらけか、不正が起こる背景をはじめ、若手研究者の奴隷化、ブラック企業化する大学院等々、実態を報告する。

著 者:榎木英介 出版社:文藝春秋(文春新書) 発行日:2014年7月
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2014年8月号掲載

仮想通貨革命 ビットコインは始まりにすぎない

2014年2月、仮想通貨ビットコインの両替所であるマウントゴックスが取引を停止し、破綻した。そのニュースで、初めて“仮想通貨”を知った人も多いのではないか? では、仮想通貨とは一体何か。報道では違法サイトでの取引等、否定的なものが多いが、実際はどうなのか。ビットコインを例に、基本的な仕組み、仮想通貨がもたらす経済・社会の変化を見通す。

著 者:野口悠紀雄 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2014年6月
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2014年7月号掲載

暴露 スノーデンが私に託したファイル

世界中の個人情報は、米国によって監視されていた ―― 。この驚愕の事実を明らかにしたのは、かつて中央情報局(CIA)、国家安全保障局(NSA)に在籍したエドワード・スノーデンだ。本書では、自らの命を危険に晒しつつ、数万にも及ぶ機密文書を持ち出した彼から文書を託された著者が、その全貌を公開。“監視国家アメリカ”の恐るべき実態が今明らかに!

著 者:グレン・グリーンウォルド 出版社:新潮社 発行日:2014年5月
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2014年5月号掲載

リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」

早ければ2014年春にも工事が始まる、リニア中央新幹線。JR東海が進める、建設費9兆円超の巨大プロジェクトだが、人々の関心は薄く、計画の実態はほとんど知られていない。本書は、このリニア計画を、経済性、技術面、環境面等から徹底検証。超音速機コンコルドなど過去の失敗プロジェクトも引きつつ、計画が抱える問題点を指摘し、リニアの必要性を問う。

著 者:橋山禮治郎 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2014年3月
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2014年4月号掲載

10年後躍進する会社 潰れる会社

将来、トヨタ・日産は市場の片隅に追いやられる? シェールガス革命のあおりで、太陽光発電等グリーンエネルギーの開発事業者は消え去る? イノベーションを専門とする経営戦略コンサルタントが、2013年時点で確実に予測できる技術革新を前提に、24年までに各種業界がどう変化するかを解説。企業が生き残る上で直視すべき、厳しい未来シナリオを突きつける。

著 者:鈴木貴博 出版社:KADOKAWA 発行日:2014年1月
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2014年3月号掲載

ビッグの終焉 ラディカル・コネクティビティがもたらす社会の未来

インターネットや携帯端末などがもたらした「ラディカル・コネクティビティ」(革命的なつながりやすさ)が今、政治、ビジネス、文化を一変させている。例えば、ブロガーが大手既成メディアを窮地に追い込んだり、ウェブを使った個人ビジネスが大企業を脅かしたり…。この新しい力が持つ豊かな可能性、そして迫り来る大組織の崩壊という未来社会を描く。

著 者:ニコ・メレ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2014年2月
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2013年9月号掲載

クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場

アップルやグーグルなど世界的な企業が今、最も力を注ぐもの。それは、人間のように見たり、聞いたり、話したり、考えたりするマシンを実現するための技術、「AI(人工知能)」だ。しゃべるスマホ、自動運転車…。従来の機器・サービスに新たな付加価値を与えるAIは、どんなビジネス・チャンスをもたらすのか? どんな問題が潜んでいるのか? その未来に迫る。

著 者:小林雅一 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2013年7月
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2013年5月号掲載

脳科学がビジネスを変える ニューロイノベーションへの挑戦

近年、脳科学が進歩し、無意識下の意思決定や行動等、これまで明確でなかった脳の働きが明らかになってきた。こうした中、様々な企業が脳科学の研究に取り組み、その成果を活用しつつある。マーケティング、組織設計、グローバル化…。企業活動に脳科学をどう組み込めば成功につながるか、興味深い事例も交えつつ、ビジネスの視点から脳科学の知見を紹介する。

著 者:萩原一平 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2013年2月
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2013年4月号掲載

機械との競争

全く人の手を借りずに走行する「完全自動運転車」が登場するなど、今日のテクノロジーの進歩は凄まじい。このままいけば、これまで人間にしかできなかった仕事が機械でもできるようになる ―― すなわち、人間の仕事が機械に奪われかねない!? デジタル技術の急速な進歩が、どのような影響を雇用と経済に及ぼすのか、2人の研究者が見通す。

著 者:エリック・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー 出版社:日経BP社 発行日:2013年2月
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2012年3月号掲載

官邸から見た原発事故の真実 これから始まる真の危機

原子力の専門家であり、内閣官房参与として福島原発事故の対策に取り組んだ田坂広志氏が、この事故を機に、今後浮上してくる諸問題を指摘した。原子力発電所の安全性への疑問、放射性廃棄物の最終処分への疑問、原子力発電のコストへの疑問…。失墜した原子力行政の信頼を回復するため、政府が答えるべき問題を「国民の7つの疑問」として提示する。

著 者:田坂広志 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2012年1月
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2011年10月号掲載

決定版 失敗学の法則

創造的な仕事をするには、失敗に学ぶべし!「失敗学」の提唱者である畑村洋太郎氏が、ともすると失敗を直視せず、隠そうとしがちな私たち日本人に向け、「失敗学の真髄」を伝授する。どうして失敗は起こるのか。失敗はいかに生かすべきか。失敗学の基礎知識から具体的な失敗の活用の仕方まで、実際の仕事に役立つ失敗学の知識がわかりやすく語られる。

著 者:畑村洋太郎 出版社:文藝春秋 発行日:2002年5月
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2011年7月号掲載

FUKUSHIMA 福島原発メルトダウン

津波は本当に「想定外」の高さだったのか?かねてより、大地震で原発事故が起きる危険性を訴えてきた広瀬隆氏が、東日本大震災に伴う福島第一原発の事故を徹底検証した。事故は防ぎ得た人災だったこと、あるいはメディアがあまり報じない「体内被曝」の危険性等、今回の事故に関する真実を記すとともに、地震国日本の原発は全廃せよ、と訴える。

著 者:広瀬 隆 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2011年5月
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2011年4月号掲載

世界を変える、クール・ソリューション 低炭素社会の新しい競争と選択

近年、日本では低炭素社会を実現するための手段として電気自動車、太陽光発電、スマートグリッド等が注目されている。だが著者は、各国の資源覇権戦略、コストなどを考えると、これら新規の技術だけに頼るのは危険だと指摘。内燃機関、コージェネ(熱電併給)等、今も有効な古い技術に光を当て、資源の乏しい日本にとっての“ベストソリューション”を導き出す。

著 者:金谷年展 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2011年2月
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2011年2月号掲載

生命の暗号 あなたの遺伝子が目覚めるとき

生命科学が進歩し、遺伝子に関して様々なことがわかってきた。研究によると、人間の遺伝子で実際にはたらいているのは5~10%で、それ以外は眠ったままの状態だという。これは裏返せば、人間の可能性は無限だということ。このように指摘するバイオテクノロジーの世界的権威が、“遺伝子ON”の生き方 ―― 無限大の可能性を開花させるための生き方を説く。

著 者:村上和雄 出版社:サンマーク出版 発行日:1997年7月
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2011年1月号掲載

携帯電磁波の人体影響

携帯電話の発する電磁波が、脳腫瘍などの病気になるリスクを高める ―― 。近年、そんな研究結果が、欧州の研究者により発表された。米国では、実際に脳腫瘍を発症したとして、携帯電話会社を訴える人が現れており、欧州では、携帯電話の使用を規制する動きも出始めている。本書では、こうした携帯電磁波の健康被害を巡る最新事情をレポートする。

著 者:矢部 武 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2010年11月
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2010年3月号掲載

ノーベル平和賞の虚構

2009年のノーベル平和賞受賞者は、オバマ米大統領 ―― このニュースが報じられると、各方面から驚きと疑問の声が上がった。と言うのも、彼にはいまだ具体的な実績はないからだ。なぜ彼は選ばれたのか? 本書は、授賞の背後にある政治的意図を暴き出す。さらに、ノーベル平和賞の権威を利用して生み出されつつある巨大ビジネスの実体を明らかにする。

著 者:浜田和幸 出版社:宝島社 発行日:2009年12月
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2010年2月号掲載

強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論

生物の進化と絶滅の歴史を見ると、生き残るのは「強い者」ではなく、「環境の変化に対応できた者」である。では、どうすれば環境の変化に対応できるのか? 生物学者である著者が、渡り鳥をはじめ、様々な生き物の生態を例に挙げながら、そのカギとなる、他者との「共生」について説く。“一人勝ち”を避け、共生・協力することの大切さを教えてくれる1冊だ。

著 者:吉村 仁 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2009年11月
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2009年12月号掲載

「エンジンのないクルマ」が変える世界 EV(電気自動車)の経営戦略を探る

環境問題への関心が高まる中、「EV(電気自動車)」が注目されている。排出ガスが一切出ないこの理想のエコカーは、次世代の一大産業に育つ可能性が高い。内外の自動車メーカーは先陣競争を展開し、米国や中国では国を挙げて支援を行う。そんな画期的なクルマがどんな未来をもたらすのか、開発の現状と今後、そしてEVが産業や社会に与える影響を考察する。

著 者:大久保隆弘 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年10月
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