新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2016年9月号掲載
箇条書きを笑う者は箇条書きに泣く ―― 。箇条書きを侮るなかれ。米シリコンバレーはじめ、グローバルビジネスの第一線で活躍する人たちの箇条書きは、単なる伝えたいことの羅列ではない。内容を短く、魅力的に伝え、そして人を動かす。あらゆるビジネスシーンで役立つ、そんな『超・箇条書き』のテクニックを指南する。
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2016年8月号掲載
「ポジティブシンキングが成功を導く」。こう信じる人は多い。しかし、著者によれば、成功するには“ネガティブ思考”もまた大切。不安な気持ちが、「記憶力を良くする」「説得力を高める」等々のメリットをもたらすという。本書では、心理学の視点から、ネガティブ思考の有用性、ポジティブ思考の落とし穴などについて説く。
本書が紹介するのは、「思考展開法」というアイデア発想法。案を考える時、グループでの議論も有効だが、画期的なアイデアを生む上で、何より重要なのは「個」の力だ。「何のため?」「何ができる?」「そのためには?」と、3つの質問を自問自答する思考展開法を使えば、誰もが個の力を高められる。そして「閃き」が生まれる。
知的生産術について述べた、1973年刊のロングセラー。頭のウォームアップに始まり、読書術、情報の整理、発想法、文章の書き方等々、有益なアウトプットを生み出すための技術が網羅されている。40年余り前の書だが、内容は色褪せず。情報過多の今だからこそ、「いかに頭を使うか」を具体的に説く本書に学ぶことは多い。
2016年7月号掲載
今、残業をしない仕事術がもてはやされている。だが米国でコンサルタントとして活躍する著者によれば、残業は能力を伸ばし、頭角を現す絶好のチャンス。残業をなくすと逆にストレスがたまり、グローバルな人材競争を勝ち抜けないという。本書では、米国での経験に根差す、自分のための残業=「私的残業」の大切さを語る。
2016年6月号掲載
人、組織を変えるのは難しい。ある研究によると、生活習慣を改めないと心臓病で死ぬと医師に言われても、85%の人が何もしない。自己変革の重要性がわかっているにもかかわらず ―― 。何が変革を阻むのか。発達心理学と教育学の権威が、人と組織が変われない真の要因を見つけ、変革を可能にするための新しい手法を示す。
成功するには、弱点を自覚し克服せよ、と言われる。だが、弱点を研究しても強みはわからない。大切なのは、自分の才能を知り、磨き、強みにすること。才能は1人1人独自のものであり、誰にでもある。頑固、神経質などの欠点さえ、力を生み出すなら才能だ。本書を参考にビジネスを成功に導く、あなたの強みを見つけよう!
2016年5月号掲載
変化が激しく、先が見えにくい今日、いかに考え、決断するか。外資系企業の経営トップたちが、「思考力」について語る。「経験をプラスにしながらも常に自己否定をし続けないといけない」「怪しいと感じたら自分で調べる」…。修羅場をくぐり、「最強の解」を出してきた経営プロフェッショナルが発する言葉は重く、含蓄に富む。
「バリアバリュー」とは、弱点や短所などを含む広い意味での障害を、価値に変えること。障害は、必ずしも克服すべきものではない。見方を変えれば、「強み」にもなる。骨形成不全症のため、今までに骨折を20回、手術すること十数回。車いすに乗るベンチャー起業家が、自身の半生と、バリアをバリューに変える思考法を語る。
社員は1人1人優秀で、何をすべきか理解している。しかし、組織でまとまると行動に移せない ―― 。あらゆる組織に見られる「知識と行動のギャップ」について、組織行動論の世界的権威が考察。ロッキードはじめ様々な企業事例を通して、ギャップが生じる5つの原因を探り、知識を行動に変えるマネジメント法を示す。
2016年4月号掲載
ひらめきを生んでそれを実現するのは、才能ではなく、スキルである ―― 。スタンフォード大学で長年ベンチャー教育に携わってきた著者が、アイデアを実現するためのフレームワーク、「インベンション・サイクル」を紹介。自分が持つリソースを上手に使い、自らの手で人生を切り拓く方法を様々なエピソードを引きつつ伝授する。
悪い習慣を改めるのは難しい。悪弊を直し、なりたい自分になれないのは、意志の力が弱いから? いや、私たちを取り巻く環境がトリガー(引き金)となって邪魔をするからだ。こう語るエグゼクティブ・コーチングの第一人者が、人の行動を決定づけるトリガーの正体を解明、味方につけて行動を改善するための方法を明かす。
源頼朝、徳川家康、明治天皇…。多くの為政者が統治の術を学んできたとされる中国古典『貞観政要』。唐王朝の名君・太宗と、その名臣たちとの政治問答を集めたものだが、記されている教訓は、今なお色褪せずに輝きを放っている。帝王学の教科書として名高いこの書を、中国古典研究の大家・守屋洋氏が現代語訳で紹介する。
2016年3月号掲載
企画力や営業力をはじめ、仕事には様々な技法がある。これら技法の根幹となるのが、「対話の技法」だという。そして、言葉による「表層対話」より、言葉によらない「深層対話」が重要だとする。身につければ、仕事力が飛躍的に向上する「深層対話力」。その身につけ方、高め方を、具体的な仕事の場面を通じて、平易に説く。
「経営学の巨人」ドラッカーが語る、自分をマネジメントする方法とは? 「世界のビジネス思想家1位」クリステンセンが説く、人生を「成功」に導く秘訣とは? 『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌が、過去の掲載論文の中から“自己成長”がテーマのものを厳選、ベスト10を紹介する。実践的かつ具体的なヒントが満載だ!
新任リーダーにとって最も重要なこと。それは着任後「最初の100日」で期待以上の成果を上げることである。なぜならこの100日間が、周囲がリーダーを評価する目安となるからだ。言い方を換えれば、着任直後は評価を得る最大の好機。この期間をどう乗り越えるか、活かすか、着任前の準備、計画の立て方などを伝授する。
2016年2月号掲載
全世界500万部のベストセラー、『EQ こころの知能指数』の著者ダニエル・ゴールマンの最新作である。テーマは「注意力」。ビジネスをはじめ、人生で成功を収められるかどうかは、この能力にかかっているという。本書では、多くの事例を引きつつ、注意力とはどのようなものかを明らかにし、いかにして鍛えればよいかを示す。
2016年1月号掲載
どんなに素晴らしいアイデアがひらめいても、それを「実現」できなければ意味がない。アイデアというと、とかく「発想法」に目が行きがちだが、本書が述べるのはアイデアの「実現法」。数多くのクリエイターを調査した結果明らかになった、アイデアを実現するために必要不可欠な「3つの力」を解き明かす。
日本人が物事を決める際、「論理的判断の基準」と「空気的判断の基準」の2つの基準があるという。後者の力は強大で、いかに論理的に検討しても、最終的には場の“空気”で決まることが多い。絶対権威のように人々を拘束する力を持つ、空気。日本独特のこの怪物の正体を、作家・評論家の山本七平氏が暴く。
2015年12月号掲載
現代は変化が激しい。先を見誤れば、業績が悪化、気づいた時には奈落の底…となりかねない。こんな不確かな時代に重要なのは、「未来を読む」力だ。本書は、起こり得る複数の未来を想定し、企業の戦略、儲ける仕組みへと展開する思考法「シナリオ・プランニング」を指南する。企業の成功例・失敗例を織り交ぜつつ、未来を考えることの大切さと技術を伝える。
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