新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2017年9月号掲載
「あなたが望む以上の成果を実現する交渉戦略」の立て方を示す。世に交渉術の本は多いが、本書が説くのは経済学と心理学、両方の視点から交渉する方法。経済学の視点で交渉の成果を測り、心理学の視点で交渉の際の人の反応を理解する。これをベースに交渉すれば、希望がはっきり伝わり、相手が気持ち良く承諾してくれる!
ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。
意思決定について学ぶ若者の物語を通して、「決断の技術」を説く。その方法は「実際的な問い」(「選択肢がわかっているか?」等)と、「内面的な問い」(「自分に正直になっているか?」等)を自分に発し、「イエスかノー」で答えるというもの。それで的確な決定ができるという。20年以上も読み継がれてきたロングセラーの新装版。
2017年8月号掲載
今日の社会は、「平均」を基準に評価をすることが多い。これに対し、本書は、平均的という概念は科学的虚構にすぎないと指摘。「平均思考」がいかに大きな障害となり得るかを、具体例を挙げて明らかにする。そして、個人を正しく評価するための「3つの原理」を示し、個性を重視した経営が社員や企業に幸福をもたらすと説く。
知識量を増やし、論理力を磨く上で最も効果的な勉強法。それが「新・独学術」。“大学受験用の参考書”で1人学ぶ、というものだ。政治・経済や現代文等の教材には、ビジネスに役立つ知識や論理が詰まっている。これを活用すれば、コンサルタントのような「賢さ」を効率よく身につけ、優れたパフォーマンスを発揮できるという。
「答えは短く、簡潔に」とよくいわれる。しかし、話すコミュニケーションでは、これは駄目。相手を満足させ、自分をアピールするには、質問が求めることだけでなく、価値ある情報をプラスして答えることが大切。そんな“最強の答え方”を、85カ国延べ2万5000人以上にコミュニケーションを指導した言語学者が伝授する。
2017年7月号掲載
副題「正しく選択するための4つのステップ」。人が決断を下す時、陥りがちな罠が4つあるという。「視野の狭さ」「思い込み」「一時的な感情」「自信過剰」だ。これらを回避し、適切な選択をするための4つのステップ「WRAP」を、多彩な例とともに紹介する。仕事や人生を左右する、「決定力」を高めるための良きガイドである。
「誰でも簡単にプラス思考になれる方法」を説く。アスリート、管理職、受験生等、多くの人を指導する著者いわく、成功者の脳には「プラスイメージ」がインプットされている。だから自分の才能を信じて努力することができ、常に成功する。こうした脳をつくるためのブレイントレーニングを披露した、1997年刊のロングセラー。
2017年6月号掲載
最小限の時間で最大限の成果を出す、グーグル生まれの仕事術。それが「スプリント」だ。アイデアの発案から問題点の発見、解決、検証までをわずか5日間で行い、最良の答えを導き出す。その実践方法とは、具体的にどのようなものなのか。5日間で行うべきプロセスを、スプリントの開発者らがわかりやすく解説する。
累計50万部を突破した、ベストセラーの新版である。人々が持つ「34の資質」を明らかにした前作の内容に加え、最新の知見と各資質の活かし方を新たに解説。才能を「強み」に変え、成功を手にする方策が具体的に示される。資質を測定する進化版ウェブテスト、〈ストレングス・ファインダー2.0〉のアクセスコードも付す。
2017年4月号掲載
「メタボ健診を受けていれば長生きできる」。そう言われると、うなずく人は多い。だが、実際は違う。正しいと思うのは、「因果関係」と「相関関係」を混同しているから ―― 。2つのことがらが本当に「原因と結果」の関係なのかどうか。経済学や統計学の最新の知見を背景に、データから真実を見抜く思考法をやさしく解説する。
毎日忙しく働いているのに、成果が出ない人。定時で帰っても、人並み以上の結果を残す人。その差は時間の使い方にあり! 常に効率的に成果を上げる「仕組み」づくり、目標から逆算して予定を立てる「俯瞰逆算スケジュール」、毎朝作る「タスクリスト」…。最小の努力で最大の成果を上げる時間術のノウハウが詰まった1冊。
2017年3月号掲載
1970年代、P・F・ドラッカーは、全米マネジメント協会出版部の依頼により、マネジメントの極意をテープに吹き込んだ。本書は、それを初めて書籍化したもの。仕事で成果をあげる、上司として成果をあげる、生き生きと生きる…。仕事のみならず、人生における毎日の心得、ハウツーを、“マネジメントの大家”が語りかける。
本を読むか、読まないか。何をもって善とし、悪とするか ―― 。生きるということは、意思決定の連続だ。ある時はうまく決められ、ある時は失敗する。なぜか?本書は、情動と理性という2つの「こころの働き」に着目。これを軸に、心理学と脳科学の最新の研究成果を紹介しながら、意思決定のメカニズムを探っていく。
今日、多くのメールやSNSに気を散らされて、1つのことにじっくり取り組むのが難しい。そうした中、本当にやりたいことに集中できる環境を作り、それに没頭する方策を、気鋭のコンピュータ科学者が伝授。「ディープ・ワーク」と著者が呼ぶ、「成果を最大にする働き方」の大切さと実践法が、様々な実例とともに説かれる。
2017年1月号掲載
MBA(経営学修士)は、“成功のためのパスポート”といわれる。だが、国内外のビジネススクールで十数年教えてきた遠藤功氏は、「日本人にMBAなんていらない!」と言う。日本では取得しても給与は上がらず、逆に職探しさえ苦労する、と。なぜか? MBAの驚くべき実態を明かし、代わりに今、真に行うべき勉強について語る。
米軍の特殊部隊などを調査した心理学者らが、成功者が持つ「超一流のメンタル」について解説する。「能動的な楽観主義、決断力と行動力、道徳的な指針、粘り強さ、周囲のサポート」。この5つから成る“レジリエンス”(逆境から立ち直る力)を備えれば、極度のストレスやプレッシャーを跳ね返し成功できるという。
2016年12月号掲載
著者は組織風土改革の第一人者。決断が速い、大量の仕事をこなす、調整力がある。こんな「できる人」の大半は、「仕事をさばくのがうまいだけ」だと言う。それなりの成果は出すが、仕事のやり方には、組織を滅ぼしかねない深刻な問題が潜む。本書では、一見優秀な社員が陥るワナ、そして「真のできる人」になる方策を示す。
2016年11月号掲載
「ストレスは健康に悪い」。医師や心理学者をはじめ、多くの人がそう信じている。だが、実際はその「思い込み」によって、健康を害しているとしたら ―― ? スタンフォード大学の心理学者が、医学や心理学、神経科学の最新の知見を踏まえ、ストレスに関する誤解、心身にもたらす意外な効用などについて説く。
2016年10月号掲載
今や自分が知らない領域の問題でも、グーグルで簡単に答がわかる。だが、そこからは新たな価値を生み出せない。検索できるアイデアは、誰もが得られるからだ。これからの時代、検索しても出てこない仮説 ―― 「超仮説」を得ることが、ブレイクスルーのカギ。こう述べ、自由自在に最適解をたぐり寄せる頭の使い方を伝える。
ビル・ゲイツやアル・ゴアをはじめ、様々な分野の著名人が講演会を行い、今や世界が注目するカンファレンス「TED」。その代表による、TEDの公式ガイドである。聴衆の心をいかに開くか、暗記するのかしないのか、出だしのトークをどう工夫するか。共感を生み、人を動かすスーパープレゼンのノウハウが、具体的に説かれる。
初めての方はこちら
『TOPPOINT』ってどんなサービス?
推薦の声
著名な経営者をはじめ、様々な方から数多くの推薦の言葉をいただいています。
定期購読者専用WEBサービス TOPPOINTライブラリー
パスワードをお忘れの方はこちら
『TOPPOINT』を購読されている方は、「月刊誌会員」のご登録で、本誌の最新号に掲載した要約をオンラインでもご覧いただけます。別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みで、最新号の要約だけでなく過去に掲載した2,000冊以上の要約もご覧いただけます。
定期購読者専用 各種お手続き
スマホやタブレットでご利用の場合にはより便利に利用できるアプリもございます。
『TOPPOINT』公式アプリのダウンロードはこちら