2023年10月号掲載

PURPOSE+PROFIT パーパス+利益のマネジメント

テスラ、ユニリーバ…。気候変動や貧困といった社会問題の解決を目指しつつ、利益を出す企業が増えている。パーパス(目的)と利益。両方を達成するのは一見困難だが、長年このテーマを研究するハーバード・ビジネス・スクール教授によれば、両立は可能だ。これらを両立させる道筋を、教授が自らの研究成果をもとに示す。

著 者:ジョージ・セラフェイム 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2023年7月
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2023年10月号掲載

新装版 売上2億円の会社を10億円にする方法

順調に業績を伸ばしてきたが、売上が2億円を超えた頃から成長が止まった ―― 。そんな悩みを抱える経営者に解決策を示す。社長の業務を社員で分業する、優秀な人材は集めるのではなくつくる等々、企業のさらなる成長に向けてなすべきことを説く。2005年に刊行され、多くの経営者に読まれてきたロングセラーの新装版。

著 者:五十棲剛史 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2023年7月
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2023年9月号掲載

カニバリゼーション ――企業の運命を決める「事業の共食い」への9つの対処法

「カニバリゼーション」とは、新事業と既存事業が“共食い”を起こすこと。新たなビジネスが求められる今日、避け難いこの問題について、ビジネスモデル研究の第一人者が解説。カニバリゼーションがもたらす弊害とその克服方法、また、逆にこれを活用して組織を成長させる手法を、事例とともにわかりやすく語る。

著 者:山田英夫 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2023年6月
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2023年7月号掲載

経営学とはなにか

組織を経営する上で、リーダーがとるべき行動とは? それを明らかにした、経営学の概論書である。「想定外への対処」や「決断」などを内容とする新たな経営学の体系を、日本企業研究の第一人者が示す。著者の集大成ともいえる1冊であり、組織のトップから下部組織の長まで、あらゆるリーダーを導いてくれるだろう。

著 者:伊丹敬之 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2023年5月
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2023年7月号掲載

理念経営2.0 ――会社の「理想と戦略」をつなぐ7つのステップ

これからの企業において、“理念”は経営資源の核となる ―― 。周りをワクワクさせるビジョン、組織が協働するカギとなるバリュー、自社の存在意義を明確化したミッション。企業の価値が「利益」よりも「意義」で測られるようになりつつある昨今、これらの理念をいかにしてつくるか。戦略デザイナーがその具体策を詳述する。

著 者:佐宗邦威 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2023年5月
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2023年6月号掲載

キーエンス 高付加価値経営の論理

営業利益は実に4000億円。時価総額13兆円で、国内の全上場企業のトップ5に位置するキーエンス。自動制御機器や計測機器などを販売・製造するこの企業は、いかにして高業績を実現し続けているのか。キーエンス協力の下、経営学者が調査・取材を行い、同社が取り組む高付加価値経営、イノベーションの仕組みを解析する。

著 者:延岡健太郎 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2023年3月
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2023年4月号掲載

10年変革シナリオ 時間軸のトランスフォーメーション戦略

人口変動や地政学リスクの拡大など、今日、経営環境の変化が激しく、先を見通しづらい。そうした中で企業が生き残るには、小手先ではない、抜本的な企業の変革「トランスフォーメーション」が欠かせない。その成功のための「5つのポイント」を、BCG(ボストン コンサルティング グループ)元日本代表が事例を交え、解説する。

著 者:杉田浩章 出版社:日経BP 発行日:2023年2月
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2023年2月号掲載

1位思考 ――後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣

バッテリーや充電器などでオンラインシェア1位を獲得。創業9年目で売上300億円。後発ながら厳しい競争を勝ち続けるアンカー・ジャパン。その飛躍を可能にした習慣と思考法を、同社CEOが語った。「負けないゲーム」をする、お客様の声を聞く、1%にこだわる…。披露される内容はシンプルで、実践すれば誰でも1位になれる!

著 者:猿渡 歩 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2022年11月
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2023年1月号掲載

BCGが読む経営の論点2023

新型コロナの蔓延、ロシアのウクライナ侵攻など、近年の世界は不確実性に満ちている。そうした中、経営者はいかに先を読み、どんな手を打つべきか。ボストン コンサルティング グループが、2023年のビジネスの成否を分かつ10の重要論点を紹介する。物流のデジタル化、仮想空間が生む巨大市場…。競争に勝つ上で有用な1冊だ。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編) 出版社:日経BP 発行日:2022年11月
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2023年1月号掲載

リデザイン・ワーク 新しい働き方

今、私たちは岐路に立っている。「昔の働き方」に戻るのか、それとも、仕事のあり方を根本的に「リデザイン(再設計)」するのか ―― 。コロナ禍を機に、働き方が大きく変わる中、自社を“未来に通用する企業”へ進化させる方法を説いた書だ。ベストセラー『LIFE SHIFT』の著者が、その具体的なプロセスを解説する。

著 者:リンダ・グラットン 出版社:東洋経済新報社 発行日:2022年10月
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2022年11月号掲載

経営12カ条 経営者として貫くべきこと

京セラ、KDDI、そしてJALと、経営の第一線を歩き続けた稲盛和夫氏。その氏が、経営者は何を思い、何を行うべきか、貫くべき経営の要諦を説いた。事業の目的・意義を明確にする、具体的な目標を立てる、強烈な願望を心に抱く…。2022年8月に逝去した氏の経営の集大成ともいうべき12の原理原則が、力強く明快に語られる。

著 者:稲盛和夫 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2022年9月
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2022年11月号掲載

「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法

よい“話し合い”には、「対話」と「決断」が欠かせない ―― 。参加者が人の話を聞かず、何も決まらない長時間の会議が多くの組織で頻発している。そんな残念な話し合いを有意義な場に変えるためのヒントを、人材開発の研究者が説いた。本書で示される“作法”を実践すれば、相互理解が深まり、納得感ある結論を導けるはずだ。

著 者:中原 淳 出版社:PHP研究所(PHPビジネス新書) 発行日:2022年9月
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2022年10月号掲載

エコシステム・ディスラプション 業界なき時代の競争戦略

今、「業界」の垣根が消えつつある! 薬局が小売事業だけでなく、医療サービスや医療保険を手がけるなど、業界の枠を超えた「エコシステム」(生態系)が築かれつつあるのだ。こうした世界で勝つには、エコシステムを理解し、自社が生み出す価値を定めて、行動する必要がある。そのための戦略を、具体的な事例とともに説く。

著 者:ロン・アドナー、中川功一(監訳) 出版社:東洋経済新報社 発行日:2022年8月
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2022年10月号掲載

「プランB」の教科書

当初定めたプランに代わる“次の一手”、それが「プランB」だ。コロナ禍のような予想外の事態に備え、事前に策定すべきものだが、そもそも作っていない、あるいはプランBがあっても実行できないという組織が少なくない。なぜか? 本書は、その原因を示すとともに、プランBを発動させる方法を解説した「教科書」である。

著 者:尾崎弘之 出版社:集英社インターナショナル(インターナショナル新書) 発行日:2022年8月
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2022年10月号掲載

危機からの脱出 Ⅰ

企業の失敗の原因は、競争激化、想定外のコスト増などではない。真因は“マネジメントの拙さ”。では、何をすべきか? 戦後、メイド・イン・ジャパン製品の品質向上に寄与した統計学者が、良きマネジメントの原則を示す。原著は1982年の刊行だが、時代を超え、心すべきことが説かれる。経営者必携の品質管理の古典である。

著 者:W・エドワーズ・デミング 出版社:日経BP(日経BPクラシックス) 発行日:2022年7月
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2022年9月号掲載

「カルチャー」を経営のど真ん中に据える 「現場からの風土改革」で組織を再生させる処方箋

不祥事が止まない、現場に活力がない、上意下達が横行…。今、日本企業に「活力枯渇病」が蔓延している。元凶は“組織風土の劣化”。これを克服するには、良質な“カルチャー”を築くことが必要だ。現場が主体的に、やる気に満ちて働く ―― そんな組織に再生させるヒントを、『現場力を鍛える』の著者・遠藤功氏が提示する。

著 者:遠藤 功 出版社:東洋経済新報社 発行日:2022年7月
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2022年8月号掲載

ザ・マネジャー 人の力を最大化する組織をつくる

ミレニアル世代(1980~96年生まれ)の登場以降、職場は転換期を迎えている。にもかかわらず、マネジメントは古いまま。そんな中、マネジャーは、いかに部下の能力を高め、組織を成長させるか? ギャラップ社が世界中で行った調査を踏まえ、若い世代が望むこと、部下の熱意を高める方法、効果的な会話術などを詳説する。

著 者:ジム・クリフトン、ジム・ハーター 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2022年6月
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2022年8月号掲載

逆境を楽しむ力 心の琴線にアプローチする岩出式「人を動かす心理術」の極意

大学選手権で10回の優勝を誇る帝京ラグビー部。強さの秘訣は、26年間チームを率いた著者の心理学的マネジメント術にある。内発的動機、ナッジ、心理的安全性…。紹介されるこれらの手法は、ビジネスにも応用可能だ。また、「Z世代(1996年以降生まれ)」への向き合い方や、逆境時の心の整え方なども、マネジメントの参考になる。

著 者:岩出雅之 出版社:日経BP 発行日:2022年5月
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2022年7月号掲載

新 失敗学 正解をつくる技術

「失敗学」とは、失敗を積極的に捉え、原因を究明して次の行動に活かすことを主眼とするもの。不確実さが増す現代社会には、明確な「正解」がない。そんな環境下で自分なりの正解を見つけるには、仮説を立てて試行錯誤し、失敗から学びを得ることが重要になる。そのために必要な心構えと技術を、失敗学の第一人者が説く。

著 者:畑村洋太郎 出版社:講談社 発行日:2022年5月
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2022年2月号掲載

BCGが読む経営の論点2022

コロナ禍で、これからの企業経営に大きな影響を与えるパラダイムシフトが生じている ―― 。BCG(ボストン コンサルティング グループ)が、コロナ後を見据えて日本企業がとるべき戦略的アクションを提示する。人々の行動様式の変容、高まる地政学リスク…。事業環境の変化の本質を理解し、対応を考える上で参考になる1冊だ。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編) 出版社:日経BP 発行日:2021年11月
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