新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2022年8月号掲載
ミレニアル世代(1980~96年生まれ)の登場以降、職場は転換期を迎えている。にもかかわらず、マネジメントは古いまま。そんな中、マネジャーは、いかに部下の能力を高め、組織を成長させるか? ギャラップ社が世界中で行った調査を踏まえ、若い世代が望むこと、部下の熱意を高める方法、効果的な会話術などを詳説する。
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大学選手権で10回の優勝を誇る帝京ラグビー部。強さの秘訣は、26年間チームを率いた著者の心理学的マネジメント術にある。内発的動機、ナッジ、心理的安全性…。紹介されるこれらの手法は、ビジネスにも応用可能だ。また、「Z世代(1996年以降生まれ)」への向き合い方や、逆境時の心の整え方なども、マネジメントの参考になる。
2022年7月号掲載
「失敗学」とは、失敗を積極的に捉え、原因を究明して次の行動に活かすことを主眼とするもの。不確実さが増す現代社会には、明確な「正解」がない。そんな環境下で自分なりの正解を見つけるには、仮説を立てて試行錯誤し、失敗から学びを得ることが重要になる。そのために必要な心構えと技術を、失敗学の第一人者が説く。
2022年2月号掲載
コロナ禍で、これからの企業経営に大きな影響を与えるパラダイムシフトが生じている ―― 。BCG(ボストン コンサルティング グループ)が、コロナ後を見据えて日本企業がとるべき戦略的アクションを提示する。人々の行動様式の変容、高まる地政学リスク…。事業環境の変化の本質を理解し、対応を考える上で参考になる1冊だ。
日本電産を創業、世界一の総合モーターメーカーに育て上げた永守重信氏が、23年振りに書き下ろした書。「一番をめざせ」「苦労に飛び込め」「人の心の機微をつかめ」等々、半世紀におよぶ経営者人生から導き出した哲学が語られる。そのメッセージは一見シンプルだが、比類なき実績に裏付けられ、説得力に溢れている。
2022年1月号掲載
「プロダクト・レッド・グロース(PLG)」 ―― いち早く製品を届け、顧客にその価値を感じてもらうことで購入につなげる、製品主導型の成長戦略である。事前に製品を試すことが強く求められる今、ソフトウェア業界を中心に採用する企業が増えている。この戦略の取り入れ方やメリットなどを体系的にまとめた、実践的な1冊。
2021年11月号掲載
資本主義がもたらす気候変動リスクと格差拡大、経済ナショナリズムの激化、テクノロジー革命…。世界の経営環境が大きく変わる中、企業は「これまで“最強(グレート)”とされていた戦略」だけでは生き残れない。こう指摘するボストン コンサルティング グループのコンサルタントが、変化の時代で勝つための9つの戦略を提示する。
京セラとKDDIを創業し、JALを再建した稲盛和夫。日本電産を創業し、成長させ続ける永守重信。2人のカリスマ経営者の経営モデルを掘り下げると、共通点が見えてきた。世間の風潮に流されず、独自の哲学や信念を貫いているのだ。これを「盛守経営」と名づけた著者がその本質に迫り、これからの経営のあるべき姿を示す。
2021年9月号掲載
最近、「両利きの経営」「リーン・スタートアップ」など、米国発の最新経営技術がもてはやされている。だが元をたどれば、源流は日本にある。ではなぜ、米国の経営理論が“世界標準”となるのか? カギは「コンセプト化」。本書は、日本の弱みである、この問題に切り込んだ。日本の反省点を指摘し、未来への処方箋を示す。
新商品の開発であれ、ビジネスモデルの変更であれ、革新的なアイデアの実現は難しい。だが、その成否を予測する方法はある。仮説を立て、テストし、洞察を得ることだ。企業の競争力をも左右する、このビジネス実験をどのように行い、意思決定に活かせばいいのか。多数の企業事例を引きつつ詳述し、実験の威力を解き明かす。
“バイアス”。それは、私たちを合理的な判断から遠ざける心の働きだ。他者より自分の方が優れていると思う、意思決定を避けて現状維持を優先する…。こうしたバイアスは企業経営をも左右しかねない。どうすれば、それを克服できるのか。最新の行動科学と豊富な事例をもとに、バイアスと戦い、理性的な決断を下す方法を伝える。
2021年8月号掲載
多くの経営者は、売上の最大化を目指そうとする。だが、売上が大きくなっても、利益が上がるとは限らない。従って、真に追求すべきは売上ではない、利益だ ―― 。驚異的な利益率を誇るEC企業の経営者が、「売上最小化、利益最大化」を軸とする経営の秘密を公開。その独自の利益管理手法は、他社も取り入れることが可能だ。
2021年7月号掲載
今後、世界を動かすのは「カネ」ではない。「志(パーパス)」である ―― 。資本主義が綻びを見せる中、近年、ESG(環境・社会・統治)やSDGs(持続可能な開発目標)が注目されている。だが、これらは経営戦略としては不十分だと指摘。高い志に基づく「志本主義」と、21世紀型の成長を実現する「新SDGs」の考え方を説く。
最近、ビジネスシーンで「ナラティブ」という言葉をよく耳にする。辞書によれば、意味は“物語”。では、従来からよく使われている「ストーリー」とは何が違うのか? また、なぜ今、注目されるのか? 戦略PRの第一人者が、パタゴニア、サンリオなど様々な事例を交えながら、企業を変革する“物語”のつくり方を解説する。
2021年6月号掲載
職場に活気がない、新しいアイデアが生まれない…。このように組織が硬直化し、“閉塞感”が漂う企業は少なくない。こんな状況を変えるには、「対話」が必要。著者はこう指摘し、4人1組で行う、新しい対話の方法「2 on 2(ツー オン ツー)」を紹介する。表面的な問題の裏にある真の問題を明らかにし、改善を図る画期的な方法だ!
コロナ禍に伴いリモートワークが広がっている。リモートワークには、メリットもあるがデメリットもある。相手の気持ちがわかりにくく、信頼関係が壊れやすいのだ。こうした「感情」の問題は従来から職場にあったが、リモートワークで明確になった。職場の良し悪しを左右するこの感情について、各種の研究成果を交え説く。
2021年3月号掲載
コロナ禍の後、マーケティングや経営が変わるとの見方がある。だが、日本屈指のマーケター2人は言う。「コロナがあろうがなかろうが、顧客の心理は日々変わる」。顧客を起点にビジネスを行う必要があるのは、どんな状況でも変わらない。本書ではコロナの影響をはじめ、誤解されがちな各種論点を挙げ、それに対する見解を語る。
2021年2月号掲載
コロナ禍で同時に進行する、景気後退と経済の構造変化。この変化に対応し、競争力を強化するための経営変革の道筋を提示した書だ。働き方の変化を踏まえた抜本的なコスト見直し、顧客を起点とした「アジャイル」の全社的展開…。構造変化をチャンスに転じる具体策が示され、改革の方向性を定め、実行する上で参考になる。
2021年1月号掲載
190カ国に、1億6000万人以上の会員を擁するネットフリックス。今やエンタテインメント業界の大御所だが、20年前、創業時は小さなベンチャー企業だった。なぜ、これほどまでに成長できたのか? それを可能にした“普通じゃない”経営手法 ――「脱ルール」のカルチャーを、世界一「自由」な会社の創業者が初めて明かす。
1万社近くの企業を指導し、「日本のドラッカー」と呼ばれた一倉定。彼は、従来の経営論を“きれい事”と否定し、机上の空論ではなく人間に立脚したマネジメントを展開した。そんな“一倉マネジメント”の要諦をまとめたものだ。1965年に刊行された書の復刻版だが、経営者を震撼させた「反逆の書」の内容は、今も色褪せない。
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