2017年5月号掲載

2100年へのパラダイム・シフト 日本の代表的知性50人が、世界/日本の大変動を見通す

「2100年」に向け、これからの世界、人間のありようを多角的に探究したものである。今、世界と日本で起こりつつある、あるいは起こさねばならない「パラダイム・シフト」(思考の枠組みの転換)とは ―― 。中国の台頭、若者の“ローカル志向”等々、個々の事象の根底にある潮流を、日本を代表する識者たちが明らかにする。

著 者:広井良典(編)、大井浩一(編) 出版社:作品社 発行日:2017年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年4月号掲載

マッキンゼーが予測する未来 近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

世界は今、激変しつつある。産業や企業、さらには国や都市が、従来の常識では考えられない方向へ動いている。マッキンゼーの研究部門の著者たちは、こうした変化をもたらしているのは“4つの破壊的な力”だという。それがいかなるものか、そして企業の対応策、物の見方をリセットするための戦略思考を、各種事例を交え説く。

著 者:リチャード・ドッブス、ジェームズ・マニーカ、ジョナサン・ウーツェル 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2017年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年4月号掲載

ダーク・マネー 巧妙に洗脳される米国民

副題「巧妙に洗脳される米国民」。自分たちに都合のよい政治を実現するため、カネでシンクタンクや大学、政治家を操る。「ティーパーティ運動」など、一見、草の根運動に見える活動に資金を出し、主導する ―― 。豊富な資金で政治を動かす米国の億万長者の正体を、『ニューヨーカー』誌のベテラン記者が徹底取材により暴いた大著。

著 者:ジェイン・メイヤー 出版社:東洋経済新報社 発行日:2017年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年4月号掲載

政府の隠れ資産

国民の目から隠されているが、ほとんどの国の政府は莫大な資産を所有している。それは「パブリック・ウェルス」(国有企業、インフラなど政府所有の公共資産)。うまく運用すれば債務削減と経済成長を同時に実現できるが、お粗末な運用だと経済や政治に悪影響を及ぼす。この“隠れ資産”の実態と、望ましいあり方を示す。

著 者:ダグ・デッター、ステファン・フォルスター 出版社:東洋経済新報社 発行日:2017年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年3月号掲載

ザ・トランポノミクス 日本はアメリカ復活の波に乗れるか

トランプ大統領の経済政策構想が実行されれば、世界経済は大きな転換点を迎える可能性がある ―― 。こう指摘し、トランプ政権誕生が示唆するもの、そして米国および世界経済に及ぼす影響を考察。レーガノミクスに似た経済政策「トランポノミクス」の正体を明かす。今後の経済を考える上で、たたき台となる1冊といえよう。

著 者:安達誠司 出版社:朝日新聞出版 発行日:2017年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年2月号掲載

日本人として知っておきたい「世界激変」の行方

トランプ大統領の誕生、覇権主義的動きを強めるロシアと中国、「親中国」化が進む東南アジア…。大変動を始めた世界の捉え方、今後の動きを国際政治学者が解説。全ての構図は「グローバリズムの終焉」と、それに伴う「オールド(旧)/アンチ(反)/ネオ(新)・グローバリズム」という、3勢力の相克から読み解けると言う。

著 者:中西輝政 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2017年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年2月号掲載

最後の資本主義

米国はじめ先進諸国で、貧富の差が拡大している。クリントン政権で労働長官を務めた著者によれば、原因は「市場のルール」の作り方にある。すなわち、富裕層や大企業が政府へのロビー活動等を通じて、自分たちが儲かる仕組みを築いているのだ。これを、より良く公平なものとすべく、市場メカニズムの現状にメスを入れた。

著 者:ロバート・B・ライシュ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2016年12月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年2月号掲載

シリア難民 人類に突きつけられた21世紀最悪の難問

家族の未来を守るための手立てが、「国を捨てて難民となること」しかないとすれば ―― 。英国人ジャーナリストが、ある1人のシリア人の苦難の旅を軸に、「戦後最悪の人道危機」といわれるヨーロッパ難民危機をレポート。密航ビジネス、EUへの影響など、泥沼化する難民危機の“最前線”で起きている真実を伝え、解決策を示す。

著 者:パトリック・キングズレー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2016年11月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年2月号掲載

デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論 潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

1990年代に「失われた20年」に突入後、経済が低迷する日本。教育水準、労働者の質は高いにもかかわらず、生産性は先進国最下位(世界第27位)だ。なぜなのか。各種データをもとに長期低迷の「原因」を特定し、日本復活の「秘策」を示す。元ゴールドマン・サックス金融調査室長の著者ゆえ、数字に基づく論は説得力がある。

著 者:デービッド・アトキンソン 出版社:東洋経済新報社 発行日:2016年12月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年2月号掲載

2040年全ビジネスモデル消滅

現在、質より量のマクドナルドの業績は低迷し、お金はかかるが楽しいディズニーランドは隆盛を極めている。本書は、両社の盛衰を軸に、日本社会の価値観、不動産等々のビジネスモデルの変遷を読み解くもの。著者いわく、ディズニーランド型ビジネスモデルもいずれ行き詰まり、2040年頃、日本は恐るべき現実に直面する!

著 者:牧野知弘 出版社:文藝春秋(文春新書) 発行日:2016年12月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年1月号掲載

トランプ現象とアメリカ保守思想 崩れ落ちる理想国家

2016年、次期米大統領にドナルド・トランプ氏が選ばれた。「アメリカ・ファースト!」「イスラム教徒の締め出しを行うべきだ」等々、過激な発言を繰り返す氏を後押ししたのは、現状に不満を抱く中流層の白人たちだ。彼らは何に怒り、トランプを支持したのか。アメリカ保守思想の歴史を繙き、トランプ現象の本質を探る。

著 者:会田弘継 出版社:左右社 発行日:2016年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年1月号掲載

預金封鎖に備えよ マイナス金利の先にある危機

日本では終戦直後、政府の巨額債務を減らすため、「預金封鎖」をはじめ、国民の資産を強引に奪う政策が行われた。金融政策が行き詰まり、消費税増税が延期され、財政破綻が現実味を帯びる今、再び、自分の預金が下ろせないという事態に陥りかねない!? 元財務官僚の経済学者が、日本の財政問題の最悪のシナリオを予測する。

著 者:小黒一正 出版社:朝日新聞出版 発行日:2016年10月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年12月号掲載

第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来

世界中のエリートが、国際的な課題を話し合うダボス会議。2016年、重大テーマとして選ばれたのは、最近話題の「第四次産業革命」だ。IoTやAI(人工知能)、ナノテクノロジー等々のブレイクスルーが融合する、新しい技術革命がもたらす未来とは。人類の生活を根本から変えるメガトレンドの全体像を、ダボス会議創設者が語る。

著 者:クラウス・シュワブ 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2016年10月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年12月号掲載

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

同じ会社でずっと働き、65歳で定年を迎える ―― 。こうした従来の常識は、人が100年以上生きる時代には通用しない! 長寿化の進行に合わせ、人々の働き方、考え方をどう変えるべきか。世界で活躍するビジネス思想家たちが、“100年時代”の新しい生き方を提示する。長寿化の先頭を歩む日本にとり、学ぶべきことは多い。

著 者:リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット 出版社:東洋経済新報社 発行日:2016年11月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年11月号掲載

人口と日本経済 長寿、イノベーション、経済成長

少子化に伴う人口減少で、日本経済の衰退は避けられない ―― 。こうした悲観論を一蹴する。先進国の経済成長のカギは、人の数ではなく、イノベーション。世界有数の長寿国であるわが国には、多くのチャンスがあると指摘。人口を経済学の視点から捉え直し、財政危機や人工知能の発達等々、日本経済の本当の課題に斬り込む。

著 者:吉川 洋 出版社:中央公論新社(中公新書) 発行日:2016年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年11月号掲載

水力発電が日本を救う 今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる

水力発電は高コストで、時代遅れ。そう見られがちだが、実は、既存ダムを徹底活用すれば、ダムの数を増やさず、年間2兆円超の電力を新たに生み出せるという。純国産で、自然エネルギー。石油や原子力にはない、水力発電の利点を活かした「目からウロコ」の秘策を、元国土交通省河川局長がわかりやすく解説する。

著 者:竹村公太郎 出版社:東洋経済新報社 発行日:2016年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年10月号掲載

闇ウェブ

インターネット空間の奥底に、サイバー犯罪者がうごめく「闇(ダーク)ウェブ」がある。麻薬、個人情報からサイバー攻撃の請負まで、扱われる違法商品は多岐にわたる。その実態をサイバーセキュリティの専門家集団が解説。サイバー犯罪の餌食にならないためには、現実を知り、それぞれの立場で向き合うことが大切だと訴える。

著 者:セキュリティ集団スプラウト 出版社:文藝春秋(文春新書) 発行日:2016年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年9月号掲載

アメリカ ギフテッド教育最先端に学ぶ 才能の見つけ方 天才の育て方

米国やカナダでは、10代の子どもが大人顔負けの研究や発見をするのは珍しくない。例えば、マヤ文明の古代都市を発見したり、膵臓がんの新検査法を開発したり。「gifted=ギフテッド」(神に与えられた才能を持つ人)。こう呼ばれる彼らの共通点や、米国の学校が取り組む天才児の育て方などを、具体例を交え、紹介する。

著 者:石角友愛 出版社:文藝春秋 発行日:2016年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年7月号掲載

トランプが日米関係を壊す

米国の不動産王、ドナルド・トランプ。政治経験はないが、強烈な個性と攻撃的な演説を武器に、2016年、共和党の大統領候補のトップに躍り出た。2000年の大統領選挙では泡沫候補だった彼が、今回、圧倒的支持を得ている。なぜか。“トランプ旋風”の背景、日本に及ぶ危険などを、米国の政治事情に詳しい日高義樹氏が読み解く。

著 者:日高義樹 出版社:徳間書店 発行日:2016年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年7月号掲載

軍事大国ロシア 新たな世界戦略と行動原理

復活した“軍事大国”ロシアを、気鋭の軍事評論家が多角的に検証した。軍事というと、ともすると兵力や兵器などに目が行きがちだが、国の成立や社会制度、文化や国民の意識に至るまで、深く洞察している。21世紀世界におけるロシアの立ち位置、世界との関わり、そして軍事戦略を理解するための視座を与えてくれる1冊だ。

著 者:小泉 悠 出版社:作品社 発行日:2016年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2025年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈! TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2025年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈!