2010年2月号掲載

マーケティング・プレイブック 競争優位を獲得・維持をするための5つの戦略

マーケティング戦略は大きく分類すれば、5種類しかない。企業はその中から適切な戦略を選ぶ必要がある ―― 。こう語る著者陣は、かつてマイクロソフト社のマーケティングを担当し、ウィンドウズなどが世界的シェアを獲得するのに貢献した。そんな自らの経験なども織り交ぜながら、競争優位を獲得・維持するための5つの戦略の内容、および選び方を解説する。

著 者:ジョン・ザグラ、リチャード・トング 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年12月
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2010年1月号掲載

異業種競争戦略 ビジネスモデルの破壊と創造

今日、カメラ業界では、ソニーやパナソニックがシェア争いの上位に顔をのぞかせている。銀行業界でも、イオン銀行、セブン銀行など、他業種の企業の参入が進む。このように、業種の異なる企業が1つの市場を奪い合う戦いを、著者は「異業種格闘技」と命名。これから様々な業界に起こるであろう、この異業種格闘技を読み解くためのフレームワークを提示する。

著 者:内田和成 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年11月
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2010年1月号掲載

会社のデスノート トヨタ、JAL、ヨーカ堂が、なぜ?

2008年のサブプライムショック以降、巨大企業が簡単に破綻している。世界的な景気後退が進む中、経営の舵取りを誤ると、事業縮小、リストラにとどまらず、「会社の死」をも招きかねない。生き残るには、何に気をつけるべきなのか。本書は「価格弾力性」「所得弾力性」など、今一度、経済学の基本に立ち戻り、そこから判断ミスを犯さないためのルールを抽出する。

著 者:鈴木貴博 出版社:朝日新聞出版 発行日:2009年11月
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2009年12月号掲載

戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか

企業は様々な戦略を立て、事業開発や商品開発などを行う。だが、グローバル化が進んだ今日、“合理的な戦略”が通用しなくなってきた。例えば、安くて品質の良い製品を作るという、従来の経済学が合理的とする戦略をとっても、成功しないことがある。本書は、こうした現象、言わば「戦略の不条理」がなぜ起きるのか、また、どうすれば回避できるかについて詳述する。

著 者:菊澤研宗 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2009年10月
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2009年11月号掲載

カオティクス 波乱の時代のマーケティングと経営

9.11テロ、世界金融危機、巨大台風や地震…。最近、これまでの状況が突然変わってしまうような出来事が多い。いわば「乱気流の時代」と呼べる今日、経済についても、好況と不況を規則的に繰り返す従来の経済は終わった。企業が生き抜くには、リスク(予測可能)と不確実性(予測不能)への備えが不可欠だ。そのための新たなフレームワークを、本書は提言する。

著 者:フィリップ・コトラー、ジョン・A・キャスリオーネ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年9月
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2009年11月号掲載

脱「でぶスモーカー」の仕事術 なぜ“わかっていてもできない”のか

健康に良いとわかっていても、ダイエットや禁煙はなかなか実行できない。ビジネスにおける戦略も同様で、正しいとわかっている戦略が、現実にはなかなか実行されない。本書は、企業がそんな「でぶスモーカー」状態から抜け出す方法を指南するもの。確実に戦略を遂行するために、リーダーが心得ておくべきこと、なすべきことを、様々なエピソードを交えつつ説く。

著 者:デービッド・メイスター 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年9月
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2009年10月号掲載

技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか 画期的な新製品が惨敗する理由

液晶やDVDなどの家電製品は、いずれも日本企業が優れた技術を基に開発し、当初、圧倒的なシェアを誇った。しかし、市場の拡大に伴ってシェアは急減し、今は見る影もない ―― 。なぜ、このようなことになるのか? その背景には“イノベーションモデル”の変容がある、と著者は指摘。インテル、アップルの成功例を基に、新しいイノベーションのあり方を説く。

著 者:妹尾堅一郎 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年7月
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2009年10月号掲載

不況後の競争はもう始まっている 景気後退期の戦略行動とは何か

2008年のリーマン・ショック以降、世界の企業は経済危機への対応に追われている。しかし卓越した企業は、景気後退期を生き抜くことだけに汲々としていない。次に訪れる景気回復期を睨み、そこで成功するための対策も抜かりなく行っている。本書では、景気回復期に“勝ち組”となるために今なすべきことを、ボストン コンサルティング グループが指南する。

著 者:ボストン コンサルティング グループ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年7月
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2009年10月号掲載

新訂 競争の戦略

競争戦略論の古典として、ロングセラーを続ける1冊。マイケル・E・ポーター教授の処女作でもある。本書では、競争の3つの基本戦略である「コストのリーダーシップ」「差別化」「集中」を詳述し、後半では、業界の成熟度や集中度などの業界環境のタイプ別に、最適の競争戦略を説く。姉妹編の『競争優位の戦略』では、この基本戦略を企業が実践するための具体的手法を述べている。

著 者:M・E・ポーター 出版社:ダイヤモンド社 発行日:1995年3月
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2009年8月号掲載

イノベーションの新時代

2007年、英タイムズ紙が選ぶ「世界で最も影響力のあるビジネス思想家」の第1位に輝き、また、名著『コア・コンピタンス経営』の著者としても知られるプラハラード教授の注目作。本書では、21世紀の消費者を満足させる企業になるにはどうすべきか、その変革の方法を説く。要となるのは、商品ではなく「経験」の提供、そして地球規模での企業間連携だ。

著 者:C・K・プラハラード、M・S・クリシュナン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年6月
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2009年8月号掲載

戦略の失敗学 経営判断に潜む「落とし穴」をどう避けるか

米国を後追いすればよかった1970~80年代、日本企業は、現場が頑張ればうまくいった。だが国際競争が厳しさを増す今、真面目に働くだけでは成功は難しい。戦略が重要だ。それも、失敗の確率の低い、したたかな戦略が ―― 。本書は、東芝、キヤノン等々の過去の失敗事例を分析し、失敗の原因を12に分類。経営戦略における落とし穴を避けるための教訓を提供する。

著 者:森谷正規 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年6月
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2009年3月号掲載

こうすればビジネスチャンスを逃さない 急成長企業の戦略を解剖

今日、ビジネスの変化は、過去のいずれの時代の変化よりも激しい。しかし、ピーター・ドラッカーが指摘したように、「混乱は脅威ではなくチャンス」である。事実、こうした環境の中においても、チャンスを見出し、劇的な成長を遂げている企業が世界には多数ある。本書は、そんな企業の中から8社を選りすぐり、その成長戦略を分析。応用できる教訓を引き出す。

著 者:ジム・チャンピー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年1月
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2009年1月号掲載

事例でわかる! ブランド戦略【実践】講座

自社のブランドをもっと魅力的にするにはどうすべきか ―― 。本書は、多くの企業が抱えるこの悩みにズバリ答える。「実践」の書名通り、ここで披露されるのはMBA的な机上の空論ではない。これまで100余のブランドに携わった著者が、現場での経験に基づき、効率的かつ効果的なブランディング手法の数々を説く。いずれも即、実践できそうなものばかりだ。

著 者:水野与志朗 出版社:日本実業出版社 発行日:2008年11月
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2008年12月号掲載

新興国発 超優良企業

ブラジル、インド、中国、メキシコ…。今、新興国で生まれた企業が急成長を遂げ、新興国はもちろん、先進国の市場をも獲得しつつある。本書は、こうした数々の新興国発の「超優良企業」を取り上げ、その急成長の秘密を解き明かす。ここで紹介される彼らの強み、それは先進国の既存企業にとっても、グローバリティの時代を生き抜く上で不可欠なものと言えよう。

著 者:ハロルド・L・サーキン、ジェームズ・W・ヘマリング、アリンダム・K・バッタチャヤ、水越 豊(監修) 出版社:講談社 発行日:2008年10月
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2008年12月号掲載

いま起こりつつある“かすかな兆候”を見逃すな! 競争優位戦略の視座

ビジネスの世界は変化の連続であり、日々、様々な問題が生じる。それらに対処する際、難しいのは、どの問題に好機、あるいは深刻な脅威が潜んでいるかを見極めることだ。本書では、今ある種々の問題の中から、ボストン コンサルティング グループのマネージング・ディレクターである著者が、最重要課題を5つ選び出し、その対処法を示す。

著 者:ジョージ・ストーク 出版社:ファーストプレス 発行日:2008年10月
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2008年9月号掲載

分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

アマゾン、サムスン電子、マリオット・インターナショナル…。今、データ分析を徹底して行い、その結果に基づく戦略を立て、意思決定に結びつけている企業が、様々な業界で高い業績を上げている。本書ではこうした、「分析力を武器とする企業」の事例を多数紹介。それらの企業に共通する特徴を明らかにし、分析力を競争優位に結びつけるための方策を説く。

著 者:トーマス・H・ダベンポート、ジェーン・G・ハリス 出版社:日経BP社 発行日:2008年7月
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2008年9月号掲載

一気に業界No.1になる! 「新・家元制度」顧客獲得の仕組み どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密

優良顧客、優れた人材が集まり、粗利も大幅アップ。こんな夢のようなビジネスモデルが、本書の紹介する「新・家元制度」だ。どんな分野であれ、業界の知識を標準化して認定制度を作り、インストラクターを育てるだけで、一気に数万の顧客を集められるという。ビーズアクセサリーはじめ、この手法で成功を収めている様々な事例をもとに、そのノウハウを詳述する。

著 者:前田 出 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年7月
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2008年6月号掲載

コア事業進化論 成長が終わらない企業の条件

経営環境の変化が激しくなるにつれ、コア事業、すなわち本業がますます短命化している。どうすれば、それを再生、刷新できるのか?  多くの企業が抱えるこの課題に、具体的な処方箋 ―― 著者の属するコンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーが、先進国8400社の業績を15年間追跡調査したデータなどから抽出した、戦略転換の成功法則を提示する。

著 者:クリス・ズック 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年4月
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2008年5月号掲載

エマソン妥協なき経営 44年連続増収を可能にしたPDCAの徹底

米国のエマソン・エレクトリック社は、44年もの長きにわたり増収を続けた超優良企業である。だが、そのマネジメント手法は決して特別なものではない。ごくオーソドックスでベーシックなものだ。ただ、それを徹底して、妥協せずに行う強い姿勢に大きな特徴がある。いわば、普通にして偉大な、このマネジメントの仕組みについて、同社の元CEOが詳細に解説する。

著 者:チャールズ・F・ナイト、ディヴィス・ダイヤー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年3月
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2008年4月号掲載

戦略不全の因果 1013社の明暗はどこで分かれたのか

かつて、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』という本が著されるほど、力強い発展を誇った日本。しかし近年、その発展の原動力だった日本企業の様子がおかしい。多くの企業が低収益に苦しみ、新たな成長のための未来図を描けずにいる。その原因は何か? 過去40年の企業財務データを分析した結果、浮かび上がってきたもの、それは「戦略不全」の4文字だった!

著 者:三品和広 出版社:東洋経済新報社 発行日:2007年12月
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