新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2017年11月号掲載
「パラノイア」とは、病的なまでの心配症のこと。常に危機感を抱き、状況に敏感に反応する。そうした姿勢を貫くことで危機を克服し、今日のインテルを築いた世界的な名経営者が、あらゆる経営環境が激変する「戦略転換点」の恐怖、そしてその対処法を説く。長く絶版だった『インテル戦略転換』を修正、新章を追加した復刊本。
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世界最大の小売業ウォルマートを創業した、サム・ウォルトン氏の自伝である。氏はどのような経緯で起業し、世界一への道筋を歩んだのか。同社の成長の軌跡を明かすとともに、自らの哲学、起業理念、お客や従業員、家族への思いなどが、フランクかつ具体的に語られる。氏の人柄、人間性が垣間見られる1冊だ。
2017年10月号掲載
会社を小さな組織に分け、それぞれが独立採算で経営を行う。京セラ生まれの「アメーバ経営」は、破綻した日本航空に導入され、高収益企業へと生まれ変わらせる原動力となったことでも知られる。前著『アメーバ経営』の刊行から約10年。かつて説いた「全員参加経営」を実現する方法をより詳しく、具体的に示した“実践版”だ。
2017年8月号掲載
著者は、これまで1000人超の起業家を支援してきたベンチャーキャピタリスト。その経験から学んだ、起業についての教訓を紹介する。緻密な事業計画書よりも行動が大切、大きく夢見て小さく成果を積み上げる、“一匹狼”ではいけない等々、起業家として成功するために必要な考え方、なすべきことが、わかりやすく語られる。
1991年、84歳でこの世を去るまで、生涯“技術屋”を自任した本田宗一郎氏が、生き方について語った書。個性を充分に活かしてこそ人生は楽しい ―― 本書のあとがきの言葉通りの人生を歩んだ氏の哲学は明快で、読む者の心に響く。「経験にこだわるな」「能ある鷹は爪を誇示せよ」など、示唆に富む言葉が全篇にあふれている。
2017年4月号掲載
日産自動車を短期間で見事再生させ、いち早くEV(電気自動車)開発を進めるなど、組織、ビジネスを引っ張り続けるカルロス・ゴーン氏。そのリーダーシップとは、どのようなものか? 企業の幹部候補生対象の講座における氏との質疑応答をベースに、グローバル・リーダー、変革を導くリーダーのあるべき姿を明らかにした。
インテルの創設に参画し、同社を力強く導いた伝説的経営者、アンドリュー・S・グローブ。そのマネジメントにおいて、彼は何に注力し、どのように成果を最大化したのか。ノウハウの数々が、ミドル・マネジャーに向けて語られる。フェイスブックCEOら、シリコンバレーのトップ経営者に読み継がれ、影響を与えた名著の復刊。
2017年3月号掲載
ヒューレット・パッカード(HP)とコンパックの統合で誕生した日本HPでトップを務め、ダイエー、マイクロソフト日本法人でも、社長として変革をリード。そんな「プロ経営者」が語った経営論である。多様な環境に身を置く中で培われた戦略・戦術論や、変革の時代のリーダーのあり方、自分の価値の高め方などが披露される。
2017年2月号掲載
過去が今を決めるのではなく、未来というものを置くことによって、今が決まる ―― 。日本一の流通グループを率いた鈴木敏文氏が、60年間続けてきた“仕事の仕方”を語った。「未来を起点にした発想」が大切、物事の「本質」を見抜けば仕事はうまくいく…。豊富な経験と、そこから導き出された教訓の数々が詰まった1冊。
著者の川勝宣昭氏は、日本電産グループ会社の元再建担当役員。赤字会社の再建に際しては、カリスマ経営者・永守重信氏から直々の指導を受け、毎日のように届く叱咤激励のファクスは7年で数百通にも上ったという。そうした形で叩き込まれた、「スピードと徹底」の永守流経営の神髄を、示唆に富むその“語録”とともに紹介する。
2017年1月号掲載
人生における真の「成功」を獲得するために、いかに思い、いかに生きるべきか ―― 。京セラ、KDDIを創業し、世界的企業へと発展させた稲盛和夫氏が、懸命に生きる中で得た人生哲学を綴った。「試練を通じて人は成長する」「善き思いをベースとして生きる」等々、素晴らしい人生を送るための原理原則が平易に説かれている。
2016年12月号掲載
経済成長が鈍化し、市場の変化やグローバル競争が激しさを増す今日、企業が成長するにはどうすればいいのか? 「何もせずに手をこまねいていることはリスクを意味する」と指摘する「経営の神様」ジャック・ウェルチが、今、世界で戦われているビジネス・ゲームで勝ち残るための教えを伝授する。
2016年2月号掲載
成功したイノベーションのほとんどが平凡である。単に変化を利用したものにすぎない ―― 。ドラッカーはこう語り、『イノベーションと企業家精神』(1985年刊)で、イノベーションは誰もができることを世界で初めて明らかにした。そのエッセンシャル版である。世界中で読み継がれる名著のポイントを、わかりやすく伝える。
2015年10月号掲載
京セラをグローバル企業に育て、近年はJALを見事に再建。世界に名を知られる、名経営者・稲盛和夫氏の講演選集(全6巻)の第1巻を紹介する。内容は、過去の講演録から選りすぐった、技術開発を中心とする話。これまで外部に公開されなかった講演も収められ、「稲盛経営」の真髄を知ることができる。第2、第3巻も本書と同時刊行。
2015年8月号掲載
ソフトバンク社長・孫正義は言う。「俺は歴史をつくりたい」。その言葉にたがわず、数々の事業を成功させ、同社は時価総額で一時、日本でトヨタ自動車に次ぐ2位となる。だが、2013年に買収した米携帯電話会社の低迷、国内事業の成長鈍化など、快進撃を続けてきた経営に影が差し始めた。課題を克服し、自らの夢を実現できるのか。孫氏の経営を徹底解剖する。
書名通り、「プラクティカル(実践的)」な書。マネジメントの大家、ピーター・ドラッカーの愛弟子が、師が遺した膨大な著作から重要なテーマを選び、実践的な解釈を示す。「みんなが知っていることはたいてい間違っている」「過去の成功にしがみつくと失敗する」…。これらドラッカーの教えを、現実のビジネスにどう生かすか、具体策が説かれる。
第16代ローマ皇帝、マルクス・アウレーリウス・アントーニーヌス。良く国を治めたことから、「五賢帝」の一人とされる。哲学的思索を好み、折に触れ、自省自戒の言葉や人間の義務や幸福について書き留めた。それが、この『自省録』だ。自らのために書いたものだが、真摯な内省に基づく言葉は色あせず、今に生きる私たちにも、貴重な気付きを与えてくれる。
2015年7月号掲載
「HARD THINGS」とは、困難のこと。著者は、今はシリコンバレーの著名投資家だが、かつてはIT企業の立ち上げ後にITバブルが崩壊、資金がショートし、最大顧客が倒産するなど、辛酸をなめ尽くした。この壮絶な困難の中で得た教訓を伝える。まさに絶体絶命の窮地を脱した人物が語るアドバイスは、IT企業のみならず、あらゆる業種、組織の人の参考になるだろう。
2015年6月号掲載
今日、米国では経営学の「科学化」が進む。各種データを集め、統計的手法を駆使する、実証主義的な経営学が主流で、日本で人気の高いドラッカー経営学は軽んじられている。そんな傾向に、異を唱えた書。経済合理的マネジメントだけでは、効率性を追求して不正を犯すなどの不条理に陥るとし、ドラッカーの説く哲学的で人間主義的なマネジメントの有用性を示す。
2014年9月号掲載
ノルマンディー上陸作戦 ―― 第2次世界大戦の勝敗を決定づけた史上最大の作戦は、「賢慮のリーダーシップ」が成功をもたらした。天才政治家チャーチルはじめ、多彩なリーダーたちが下した戦場の決断。彼らの意思決定の軌跡を追いながら、「最善の決断」を下すために必要な能力は何かを問う。経営学の世界的権威による、「危機の時代」のリーダーシップ論。
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