2016年9月号掲載

悪いヤツほど出世する

「リーダーは信頼を得よ」「最後に頼れる人であれ」…。リーダーシップに関する本や研修などでは、こう説かれる。だが、それを知っているであろうリーダーが、部下を失望させ、会社を破綻させたりしている。なぜか? スタンフォード大学ビジネススクール教授が、実例を挙げ、巷にはびこるリーダー論の「ウソ」を暴く。

著 者:ジェフリー・フェファー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2016年6月
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2016年8月号掲載

米軍式 人を動かすマネジメント 「先の見えない戦い」を勝ち抜くD-OODA経営

日本企業は、計画から始まる「PDCA」を好む。だが先の見えない今日、有効なのは、相手を観察することからスタートする、米軍生まれの意思決定プロセス「OODA」だという。「観察(Observe)・方向付け(Orient)・決心(Decide)・実行(Act)」。紹介される、この流れを繰り返すことで、人や組織は臨機応変に戦えるようになる!

著 者:田中靖浩 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2016年5月
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2016年8月号掲載

ジョン・P・コッター 実行する組織 大組織がベンチャーのスピードで動く

副題は「大組織がベンチャーのスピードで動く」。これを可能にするのが、本書が紹介する「デュアル・システム」だ。すなわち、現在のピラミッド型組織を保ったまま、新たなフラット型組織を導入する。「あれか・これか」ではなく「あれも・これも」。従来のシステムを活かしつつスピーディーに動くための原則、方法を説く。

著 者:ジョンP.コッター 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年7月
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2016年6月号掲載

TEAM OF TEAMS 複雑化する世界で戦うための新原則

「世界で最も優秀」と称される、米軍の統合特殊作戦任務部隊。だがイラク戦争では、寄せ集めの集団であり、戦力も規模も格下のイラクのアルカイダ(AQI)に苦戦した。なぜ、AQIを倒せないのか? 原因を分析した米軍の元司令官が、あらゆる組織が現在直面する状況、従来型の組織に潜む問題点について語る。

著 者:スタンリー・マクリスタル、タントゥム・コリンズ、デビッド・シルバーマン/クリス・ファッセル 出版社:日経BP社 発行日:2016年4月
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2016年6月号掲載

なぜ人と組織は変われないのか ハーバード流 自己変革の理論と実践

人、組織を変えるのは難しい。ある研究によると、生活習慣を改めないと心臓病で死ぬと医師に言われても、85%の人が何もしない。自己変革の重要性がわかっているにもかかわらず ―― 。何が変革を阻むのか。発達心理学と教育学の権威が、人と組織が変われない真の要因を見つけ、変革を可能にするための新しい手法を示す。

著 者:ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 出版社:英治出版 発行日:2013年10月
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2016年5月号掲載

なぜ、わかっていても実行できないのか 知識を行動に変えるマネジメント

社員は1人1人優秀で、何をすべきか理解している。しかし、組織でまとまると行動に移せない ―― 。あらゆる組織に見られる「知識と行動のギャップ」について、組織行動論の世界的権威が考察。ロッキードはじめ様々な企業事例を通して、ギャップが生じる5つの原因を探り、知識を行動に変えるマネジメント法を示す。

著 者:ジェフリー・フェファー、ロバート・I・サットン、長谷川喜一郎(監訳) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2014年1月
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2016年2月号掲載

BCGの特訓 成長し続ける人材を生む徒弟制

外資系コンサルティング会社、ボストン コンサルティング グループ(BCG)。同社に毎年入社する新人に期待される成長のスピードは極めて速い。“2年でベテラン”になることを求められる。それゆえ、「多様な人材を超高速で戦力化する技術」が磨き上げられてきた。それはいかなるものか? BCG秘伝の人材育成法を初公開する。

著 者:木村亮示、木山 聡 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年11月
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2016年2月号掲載

最高の仕事ができる幸せな職場

どんな職場であれば、従業員がやる気を出し、優れたアイデアを思いつくのか? 失敗を認める職場環境を作る、遊びを組み入れる等々、どんな業界ででもできる、生産性と創造性、やる気がアップする職場の作り方をアドバイスする。業績向上のカギは、従業員が最高の仕事をできる、“幸福な職場”作りにあり!

著 者:ロン・フリードマン 出版社:日経BP社 発行日:2015年11月
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2015年9月号掲載

ALLIANCE 人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

「アライアンス」とは、シリコンバレーで導入されている新たな雇用形態のこと。会社と個人が、信頼に基づく提携関係を結ぶことで、事業の変革と個人の成長が達成でき、退職後も信頼関係が続くというものだ。終身雇用が崩れつつある今知っておきたい、人と企業を信頼で結ぶ新しい雇用モデルについて、世界最大クラスのSNS「リンクトイン」創業者らが解説する。

著 者:リード・ホフマン、ベン・カスノーカ、クリス・イェ、篠田真貴子(監訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年7月
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2015年7月号掲載

チームの力 構造構成主義による“新”組織論

「構造構成主義による“新”組織論」。この副題通り、独自の組織論を基に、チームの力を最大限に引き出すための原理と方法を提示。チーム作り、トラブル解消法…。説かれる内容が実践的で役立つことは、東日本大震災の折、著者が立ち上げた「ふんばろう東日本支援プロジェクト」が、自律的に動く日本最大級のボランティアチームへと成長したことで証明済みだ!

著 者:西條剛央 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2015年5月
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2015年4月号掲載

全員経営 自律分散イノベーション企業 成功の本質

日本企業が再び、強い競争力を発揮するために必要なのは「全員経営」。社員1人1人が当事者意識を高め、実践的な知恵=実践知を発揮すること。こう語る著者たちが、全員経営に向けた組織のあり方、マネジメントの仕方、仕事への向き合い方を、JALやヤマト運輸等の成功事例を交えて示す。経営幹部はもちろん、ミドルマネジャー層とその予備軍にも有用な1冊。

著 者:野中郁次郎、勝見 明 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年1月
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2015年1月号掲載

現場論 「非凡な現場」をつくる論理と実践

「2004年 TOPPOINT読者が選ぶベストブック」投票で、第1位に輝いた遠藤功氏の『現場力を鍛える』。それから10年。この間、さらに数多くの現場を訪ね、取り組みを観察してきた氏が、“集大成”と位置づける1冊。卓越した競争力を持ち、継続的改善により進化を続ける強い現場を、どのように築くか。論理・実践の両面から、「非凡な現場」のつくり方を示す。

著 者:遠藤 功 出版社:東洋経済新報社 発行日:2014年11月
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2014年12月号掲載

組織が動くシンプルな6つの原則 部門の壁を越えて問題を解決する方法

組織力を高めるため、企業は、組織体制や報酬制度などの“ハード”をいじったりする。だが、ビジネスの複雑性が増す今日、こうした手法はもはや時代遅れ。組織能力を向上させるカギは従業員の「協働」だ、とボストン コンサルティング グループのシニア・パートナーたちは指摘。部門の壁を越え、組織をスムーズに動かす上で基盤となる「6つの原則」を説く。

著 者:イヴ・モリュー、ピーター・トールマン、重竹尚基(監訳)、東海林 一(監訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2014年10月
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2014年9月号掲載

なぜ昇進するのはいつもあなたではないのか もっと早く知っておきたかった「社内政治」の技術

いい仕事をするだけでは、昇進は望めない! グローバル化が進み、海外の人材との競争も激化する今日、有能で成果をあげても、“社内政治”がわからないと過小評価され、望むキャリアを築けない。日本では、派閥抗争など負の印象が強い社内政治。本書は、それを建設的に用いる方法 ―― 欧米エリートたちの「自分をより良く見せ、認めてもらう」技術を解説する。

著 者:ジェーン・ホラン 出版社:阪急コミュニケーションズ 発行日:2014年7月
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2014年8月号掲載

成果を出す会社はどう考えどう動くのか

精神論を振りかざし、頑張りだけを求める役員。忙しさゆえ、何も考えず、目の前の仕事をさばくことに全力を集中する社員 ―― 。こうした“日本的経営体質”は、いまだに根強く残っている。本書は、そのような組織の再生法を説くもの。組織風土改革の実施、対話による知恵の創出など、「本当のいい会社」になるための方法を、企業事例を交えつつ具体的に示す。

著 者:柴田昌治 出版社:日経BP社 発行日:2014年6月
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2014年8月号掲載

世界標準の働き方 日本式ガラパゴス仕事から脱しよう

長い間、外部と隔絶されたガラパゴス諸島の生物は、免疫力が弱く、絶滅の恐れがあるという。日本人もそう。独特の、長時間残業する非生産的な働き方のままでは、世界で通用する人材になれず、将来、路頭に迷いかねない。トリンプなど外資系企業で活躍した著者が、そんな現状にメスを入れ、「より短い時間で、より高い成果を上げる」、世界標準の働き方を説く。

著 者:吉越浩一郎 出版社:日本文芸社 発行日:2014年6月
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2014年7月号掲載

なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか

責任回避、先送り、前例踏襲。言われたことだけやり、余計なことは言わない。官僚組織などに見られるこうした事象は、従来の状態を正しいと思い込む心理状態「マインドセット」に起因する。通常、当人はそれが問題だと思わないから厄介だ。マッキンゼー出身で、郵政改革などに関わった著者が、組織を蝕むこのマインドセットについて明らかにし、脱却法を示す。

著 者:宇田左近、黒川 清(解説) 出版社:PHP研究所 発行日:2014年5月
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2014年6月号掲載

独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門

権力、独裁というと、悪いイメージがつきまとう。だが、変化の激しい今日、コンセンサスを重視しすぎる組織では生き残れない。リーダーには、権力を掌握し、組織の戦力をフル動員する力、「独裁力」が必要だと著者はいう。良い悪いというフレームではなく、目的のため、ニュートラルに考え権力を使う。その大切さを説き、独裁力を発揮するための方法を伝授する。

著 者:木谷哲夫 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発行日:2014年4月
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2014年5月号掲載

できる課長がやっている52の行動 行動科学を使った「いい職場」のつくり方

部下が自発的に動き、高い業績を残せる職場 ―― 。上司なら誰もが望む、「いい職場」のつくり方を伝授。カギは金銭ではなく、成長の実感、快適さなど「非金銭的報酬」だ。部下は風通しのいい職場で、わかりやすく仕事を教えてもらい、自分なりに成長したいと思っている。それに応えることで、彼らは素晴らしい働きをするとし、必要なメソッドの数々を紹介する。

著 者:石田 淳 出版社:朝日新聞出版 発行日:2014年2月
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2014年5月号掲載

会社と上司のせいで燃え尽きない10の方法 「バリバリな人」ほど失いやすい生き方のバランス

「燃え尽き症候群(バーンアウト)」という言葉をご存知だろうか。実現不可能な期待を自分に課し、頑張りすぎて疲れ果てる、というものだが、この概念の提唱者が、著者のフロイデンバーガー博士だ。いつも疲れている、猛烈に働いているのに成果が上がらない、イライラがひどい。本書では、こんな諸症状を吹き飛ばし、人生を楽しむためのノウハウを伝える。

著 者:ハーバート・フロイデンバーガー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2014年2月
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