新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2021年6月号掲載
優れた経営者は、運が強い。では、強運は一部の人だけのものなのか。答えは、否。著者いわく、「運の強さ」 ―― 逆境を追い風に変え、組織に強運を呼び込む力は、誰もが意識的な努力で身につけることができる。その修得法を、7つの「心得」にまとめた。コロナ危機に苦しむリーダーにとって、示唆に富む1冊といえよう。
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2020年10月号掲載
経済合理性の追求が加速している今日、コマ扱いされ、追い詰められる労働者が急増している。これに対処し、職場に人間らしさを取り戻す処方箋を、ロンドン・ビジネススクールの教授らが示した。アリストテレスをはじめ偉大な哲学者の教えに学びつつ、個人の尊重と組織の利益が両立できる組織のあり方を提案する。
2020年9月号掲載
新型コロナウイルスのショックで、世界中が混乱している。いまだ先行きが不透明な中、経営者に求められるのは“前例なき決断”だ。データや論理では詰め切れない中で決断しなければならない。そのために留意すべきことを、経営学の第一人者が説いた。不確実な未来に向け、跳躍するための「思考の筋道の基本」が示される。
目標を課すことが生産性を上げる、上司は部下を正しく評価できる、ワークライフバランスが何より大切…。一見もっともらしい、これら仕事に関する定説は、実は生産性を妨げている。なぜなら、それは「ウソ」だからだ ―― 。科学の知見をもとに、職場に定着している常識を覆し、その陰に隠れた真実を明らかにする。
2020年8月号掲載
企業の風土改革を支援する著者らが、その有効な手段である「オフサイトミーティング」を紹介。これは「日ごろの当たり前や立場を離れて考えること」に重きを置き、本音で真に重要なテーマを話し合うことを目指すものだ。従来型の会議とは一線を画す、このミーティングの開催方法や進め方を、多くの事例を交え体系的に説く。
プロジェクトを成功させる人と、そうでない人。いったい何が違うのか? その差は「目利き」にある。前者は確実に「勝てるプロジェクト」を見極め、そこに自分の身を置いているのだ。そう述べる著者が、プロジェクトを成功に導く極意を徹底公開。自分の判断で物事を進め、結果を出し続けるための実践的なヒントが満載だ。
2020年7月号掲載
組織の成功のカギ。それは業績でも製品でもなく、「文化」だ。チンギス・ハンら、歴史上の人物たちも、組織文化を創り上げることで成功した。では、どうすれば優れた組織文化を築けるのか? 資金ショートや株価急落など、様々な苦難をくぐり抜けてきた起業家が、18年かけて見いだした、困難を乗り越える文化の創り方を明かす。
2020年6月号掲載
社員との対話の円滑化、効果的な組織変革、戦略の実行法…。『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の掲載論文の中から、「CEOが知っておくべきこと」として厳選した論考を紹介。社長はじめ経営層が抱く、典型的な悩みに幅広く応える内容となっている。経営陣はもちろん、リーダーを目指す全ての人にとり、一読に値する書である。
2020年4月号掲載
ミーティングは出席者の時間を奪い、組織を疲弊させてしまいがち。ゆえにたいていの企業は、それを「時間の無駄づかい」「必要悪」などと捉えている。だが、ミーティングの問題を改善し、生産性を上げることは可能だ。そう語る組織心理学者が、自らの研究成果を基に、ミーティングの有効性を高める具体的ノウハウを披露する。
2020年2月号掲載
有能なリーダーが、ついやりがちな「悪い癖」。ジャック・ウェルチ元GE会長など、多くの名経営者を指導してきた著者は、この癖を直すことこそが成功者の条件だという。極度の負けず嫌い、感謝の気持ちを表さない…。周囲の人々を不愉快にさせる悪癖の特徴、そしてこれらを自ら発見し、改める方法を、事例を交え伝授する。
2019年12月号掲載
人の成長の7割は“経験”によって決まるという。著者の調査によれば、育て上手といわれる人は、部下の「経験から学ぶ力」を高めることで、成長を促す。振り返る力、やりがいを感じる力などから成る、経験から学ぶ力。その向上を効果的に支援する3つの指導法を、本書は詳説。部下育成に悩むマネジャーにお勧めの1冊だ。
2019年10月号掲載
合理的に交渉できる人とそうでない人。その差はどこにあるのか? 本書は、様々な事例を分析し、後者が陥りがちな意思決定の罠を明らかにした。初めにとった行動方針に深入りする。自分の利益は相手側の損失の上に成り立つと決め込む…。これらのエラーを避け、優れた交渉者になるための処方箋を説く。役立つ助言が満載だ。
2019年9月号掲載
本書によると、人の行動パターンは「4つの傾向」に分類できる。ルールを守る「アップホルダー」、理由を重んじる「クエスチョナー」、人のために動く「オブライジャー」、自分の思い通りにしたい「レブル」だ。自分自身、そして身近な人の傾向を理解すれば、よりスムーズな人間関係を築ける。さて、あなたはどのタイプだろうか?
2019年8月号掲載
「1on1」とは、上司と部下が、用事がなくても定期的に行う1対1の対話のこと。会社と社員の絆を深め、高業績につながるとされ、グーグル、ヤフーなどのIT企業が採用し、成果を挙げている。この1on1の導入を支援する著者が、効果や目的、管理職に必要なスキルなどを紹介。実践に役立つ知識を体系的に述べた、使える1冊だ。
2019年7月号掲載
今、カリスマを真似るのではなく、自分なりの価値観で人々を引っ張る「オーセンティック・リーダーシップ」が注目されている。この新たなリーダーシップに関する第一人者らの論考を『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌が厳選し、まとめた。自分らしさを貫く方法、メリット・デメリットなど、多様な観点から論じた1冊だ。
2019年6月号掲載
個人から組織まで、ビジネスに「意思決定」は欠かせない。この重要な行為に関する、まさに“教科書”だ。『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌掲載の、意思決定に関する論文の中から、選りすぐりの10本をまとめた。脳科学や心理学などの面から、どうすれば判断ミスを犯さず最適な選択ができるか、第一線の研究者らが説く。
「部下の身になって、何が一番大事かを考えてみる」「いかに才能を育て、伸ばすかに重点を置く」…。米海軍一の落ちこぼれ軍艦を立て直し、自主性にあふれる強いチームへと導いた元艦長が、その秘訣を語った。部下をやる気にさせる原則や、現場の問題点の見つけ方、信頼できるチームのつくり方等々、多くを学べる書である。
2019年5月号掲載
いい上司になる上で欠かせないのは、部下といい人間関係を築くこと。そのためには、相手を心から気にかけながら、言いにくいことをズバリと言うことが大切だ。本書では、「徹底的なホンネ」を軸とする、力や権威に代わる、新たな上司術を紹介。アップルやグーグルで管理職を指導した著者が、自らの体験を交え、指南する。
2019年4月号掲載
自分の実績をきちんと言わない、専門性を過大評価する、完璧主義の罠に陥る…。こうした「悪癖」が、女性のキャリアアップを妨げている! 本書では「コーチングの神様」と、女性リーダーシップ関連書のベストセラー作家が、女性特有の「12の悪癖」を紹介。その行動、考え方がなぜ成功の邪魔となるのか、わかりやすく説く。
2019年2月号掲載
ポジティブで結束力のあるチームは強い ―― 。米国のカリスマトレーナーが、豊富な経験を踏まえ、単なる楽観主義ではない、「真のポジティブ」を育むための原則をまとめた。ビジョン、目的、コミュニケーション、愛、他者への配慮…。これらを持ち合わせたチームは、困難を乗り越え、偉大なことを成し遂げられる!
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