新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2019年3月号掲載
ロジカルシンキング全盛の今日。「経験や勘で仕事をするな」と部下に説く上司は少なくない。だが、論理的思考だけで成果はあがるのか? 著者の内田和成氏は、直感や勘など、論理では説明できないもの ―― 「右脳」の力を活かすことも必要だ、と指摘する。好評既刊の『仮説思考』『論点思考』に続く、思考シリーズ3部作の完結編。
ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。
2018年10月号掲載
新渡戸稲造著『修養』。1911年刊の名著を、わかりやすく紹介する。最悪の事態に備えて「心配の免疫」をつくる、知識より「知力」を養う…。教育者、そして国際連盟事務次長として活躍した国際人の彼が実践した、「自分を磨く法」の数々が説かれる。根性論ではないその教えは、現代人にとっても格好の“成長薬”といえよう。
人に行動を起こさせる「動機づけ」となるものは、文明の進歩とともに変化してきた。原始時代は、食欲などの生存本能が、工業化社会では、アメとムチ(報酬と罰)が人を動かした。だが、創造性が求められる今日、もはやアメとムチは有効ではない。自発的な動機づけ ―― 「モチベーション3.0」こそが必要だ、と著者は指摘する。
2018年9月号掲載
著者は、教育経済学者。「教育経済学」とは、データを基に教育を経済学的な手法で分析するもの。その知見は、子育て専門家らが個人的な経験から語る意見より価値が高いという。著者いわく、子どもをご褒美で釣ってもよい、ほめ育てはよくない。従来の教育論とは異なる視点から、「本当に子どもが伸びる教育」を示した1冊だ。
2018年5月号掲載
来るべきAI(人工知能)時代を生き抜くための“指南書”である。語るのは、AIの実用化がいち早く進む航空業界の研究者。将来、どんな仕事がAIやロボットに奪われるのか? これから求められる人材・スキルとは? 最近注目される「STEAM」教育とは? こうした疑問について、様々な事例を交え、わかりやすく解説する。
2018年4月号掲載
一般に、緻密に論理を積み上げる論理思考が、深い思索と思われがち。だが、それは思考の初歩的な段階にすぎない。心の奥に潜む「賢明なもう1人の自分」と対話し、叡智を引き出すのが、「深く考える力」。その力をいかに自分のものとするか。考えを文章に表す、問いを一度忘れる等、必要な5つの技法の身につけ方を、田坂広志氏が説く。
2018年3月号掲載
今、頭がぼんやりして、集中できない人が増えている。その原因と処方箋を、米国のセラピストが示した。慢性的な認知と気分の問題を解決するカギは、ライフスタイルを「脳にいい」ものに改めること。食事や睡眠のとり方、運動、ソーシャルメディアとの付き合い方…。ちょっとした習慣を変えるだけで、脳の活力は取り戻せる!
2018年1月号掲載
メールの返信、ツイッターの更新、ニュースアプリのチェック…。スマートフォンの普及後、人々は暇さえあれば端末をいじり、時間を潰している。だが、そのせいで集中力や創造力が失われているとしたら? 本書は、スマホなどテクノロジーの問題点を、興味深い実験・研究を紹介しつつ述べ、「退屈する」ことの大切さを説く。
これまで数々の“成功法則”が語られ、世間では広く信じられてきた。だが著者によれば、その多くは今や完全な誤り。「ルールを度外視して行動するリーダーが、大改革を成し遂げる」「“いい人”は成功できない」…。従来語られてきた法則を、エビデンス(証拠)を基に徹底検証し、人々にとって最もプラスになる結論を引き出す。
2017年12月号掲載
人間は利益によって動く動物である ―― 。中国戦国時代の思想家・韓非子は性悪説に立ち、人間の本性をこう分析した。そうした視点の下、人間関係における誤りのない対応の仕方を説く『韓非子』。この中国古典のエッセンスを紹介する。組織掌握術、上司への進言の仕方など、現代のビジネスパーソンに役立つ金言も満載だ。
2017年11月号掲載
心理学者・加藤諦三氏が、その膨大な著作の中から、「自分の心に気づく言葉」を厳選し、まとめた書である。氏によれば、現代人の生きづらさの原因は、自分の本当の心に気づかないことにある。「私はどうしたいのか」。それさえ認識すれば、人生を意味あるものにし、悩みやストレスの多い時代を生き抜いていけるという。
2017年10月号掲載
人生をどのように生きるべきか。日本の歴史をどう見ればよいか ―― 。碩学の英語学者・評論家、渡部昇一氏の思索のエッセンスをまとめた。「自己探究としての知的生活」「精神の源流としての記紀」等々、知的生活のノウハウから歴史への向き合い方まで、人生観・歴史観を高めるための、著者ならではの視点が示される。
2017年9月号掲載
過去の苦い思い出や、許せない出来事。人は、消化しきれない多くの悩み、苦しみを抱えて生きている。これらを手放し、波立った心を静めるにはどうすればいいのか。必要なのは、「忘れる力」だ。ものの見方を少し変え、ちょっとした日常の工夫で、上手に忘れる。そのためのヒントを、奥深い禅の教えを通じて平易に説く。
2017年8月号掲載
よい休息をとらなければ、よく働くことはできない! こう語るスタンフォード大学の研究員が、創造性を刺激する“戦略的休息”を大公開。「早朝から仕事を始め、昼間に休息する」「あえて仕事を中断して翌日に回す」…。ダーウィンやビル・ゲイツをはじめ、優れた業績を上げた人たちが実践した、休息法の数々が明かされる。
2017年7月号掲載
成功するには多くのストレスに耐え、限界まで頑張らねばならない、と考えがちだ。しかし健康と幸福の心理学を研究する著者によれば、それは誤り。心身の健康を保ち、自分に優しく、幸せであることが成功への一番の近道だという。本書では、まさに目からウロコ、従来いわれていた成功法とは真逆の方法が、具体的に説かれる。
2017年6月号掲載
「シンプル」は、最強の武器になる! それは、組織の風通しを良くし、社員のモチベーションを高め、競合を引き離す。では、具体的にどうすれば、シンプルになれるのか? 倒産の危機にあったアップルの復活を支えた人物が、スティーブ・ジョブズと働いた経験や、成功企業のリーダーへの取材を基に、シンプルへの道を示す。
2017年5月号掲載
「人生は『考え方』によって形づくられる」。当代随一の経営者・稲盛和夫氏が、人間として正しいことを正しいままに貫くことの大切さを綴った。大きな志を持つ、努力を惜しまない…。善き考え方を持つことで、人生を好転させ、困難を克服してきた氏が、来し方を振り返りつつ、人生の結果を大きく左右する考え方について語る。
2017年4月号掲載
サミュエル・スマイルズは、19世紀イギリスの作家。最盛期の同国を支えた“紳士”の生き方や理想的人格を具体的に示した。人生は自分が選んだ通りに姿を変えてくれる。生きるとは、たゆみなく努力を続けること…。代表作『自助論』同様、不断の努力と勤勉こそが成功の大道であると実感させてくれる、自己修養の傑作だ。
2016年12月号掲載
「学びの民」。こう称されるユダヤ人は、独特の“学びの習慣”により高い知的生産性を有する。現に、Googleなど世界的企業の創立者の半分以上、ノーベル賞受賞者の3割をユダヤ人が占める。成功をもたらす、物事の本質をつかむための学び。彼らが続けてきた、独創性あふれる学習法を、ユダヤ教に改宗した国際弁護士が説く。
副題「何があっても打たれ強い自分をつくる」。そのカギを握るのが、近年注目を集める「レジリエンス」だ。困難な状況に直面してもすぐ立ち直り、適応し、成長する能力である。生まれつき備わった人もいるが、習得し、強化することができるという。充実した仕事、生活のために必要な、この“逆境力”の身につけ方を指南する。
初めての方はこちら
『TOPPOINT』ってどんなサービス?
推薦の声
著名な経営者をはじめ、様々な方から数多くの推薦の言葉をいただいています。
定期購読者専用WEBサービス TOPPOINTライブラリー
パスワードをお忘れの方はこちら
『TOPPOINT』を購読されている方は、「月刊誌会員」のご登録で、本誌の最新号に掲載した要約をオンラインでもご覧いただけます。別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みで、最新号の要約だけでなく過去に掲載した2,000冊以上の要約もご覧いただけます。
定期購読者専用 各種お手続き
スマホやタブレットでご利用の場合にはより便利に利用できるアプリもございます。
『TOPPOINT』公式アプリのダウンロードはこちら