2016年10月号掲載

マッキンゼー流 最高の社風のつくり方 高業績を生む「組織文化」のシンプル構築術

書名通り、会社に繁栄をもたらす“最高の社風”の築き方を指南する。カギとなるのは、「総合的動機(ToMo)指数」。社員のやる気を示す数値で、「楽しさ、目的、可能性、感情的圧力、経済的圧力、惰性」の6つの動機から成る。これを用いて自社の強みや弱みを把握し、社風を改善すれば、社員は自ずと積極的に働くようになる!

著 者:ニール・ドシ、リンゼイ・マクレガー 出版社:日経BP社 発行日:2016年8月
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2016年10月号掲載

トヨタの失敗学 「ミス」を「成果」に変える仕事術

トヨタ自動車の成功を支えるもの。それは、失敗を「改善の機会」と捉える現場だ。本書では、同社で活躍したベテラン技術者たちが、失敗を活かし、組織をさらに強い組織へ成長させるためのノウハウを紹介。誰がやっても失敗しない「しくみ」をつくる、失敗は書き残す等々、「ミス」を「成果」に変える仕事術が明かされる。

著 者:(株)OJTソリューションズ 出版社:KADOKAWA 発行日:2016年8月
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2016年10月号掲載

新版 小さな会社★儲けのルール ランチェスター経営7つの成功戦略

日本の会社の94%は、従業員30人までの小さな会社だという。そんな中小・零細企業のための、いわば“バイブル”。数多くの中小企業を指導してきた著者たちが「ランチェスター法則」を基に、基本戦略、商品戦略、エリア戦略等々、弱者のための戦略を、多くの事例とともに説く。2002年に刊行されたロングセラーの新版。

著 者:竹田陽一、栢野克己 出版社:フォレスト出版 発行日:2016年8月
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2016年9月号掲載

創業メンタリティ 危機を救い、さらに企業を強くする3つの戦略

企業が持続的成長を遂げるのは難しい。順調に拡大していても、ある時期から様々な危機に直面する。著者によれば、その原因の多くは、野心的な「創業目線」の喪失に由来するという。自らを革新勢力と考え、官僚主義を排する態度と行動 ―― 創業目線こそが成功の秘訣だとし、持続的な成長につなげる戦略を示す。

著 者:クリス・ズック、ジェームズ・アレン、火浦俊彦(監訳) 出版社:日経BP社 発行日:2016年7月
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2016年9月号掲載

これからのマネジャーの教科書 自己変革し続けるための3つの力

上司と部下に挟まれたミドルマネジャーは、日々の案件に忙殺され、疲れがちだ。しかし中には、生き生きと仕事をし、期待以上の成果を上げる人もいる。本書は、その差を生むものを探った。第一線で活躍する「期待を超えるミドルマネジャー」への取材を基に、彼らの持つ“3つの力”を明らかにし、それの身につけ方を説く。

著 者:グロービス経営大学院、田久保善彦(監修) 出版社:東洋経済新報社 発行日:2016年7月
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2016年8月号掲載

米軍式 人を動かすマネジメント 「先の見えない戦い」を勝ち抜くD-OODA経営

日本企業は、計画から始まる「PDCA」を好む。だが先の見えない今日、有効なのは、相手を観察することからスタートする、米軍生まれの意思決定プロセス「OODA」だという。「観察(Observe)・方向付け(Orient)・決心(Decide)・実行(Act)」。紹介される、この流れを繰り返すことで、人や組織は臨機応変に戦えるようになる!

著 者:田中靖浩 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2016年5月
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2016年8月号掲載

ジョン・P・コッター 実行する組織 大組織がベンチャーのスピードで動く

副題は「大組織がベンチャーのスピードで動く」。これを可能にするのが、本書が紹介する「デュアル・システム」だ。すなわち、現在のピラミッド型組織を保ったまま、新たなフラット型組織を導入する。「あれか・これか」ではなく「あれも・これも」。従来のシステムを活かしつつスピーディーに動くための原則、方法を説く。

著 者:ジョンP.コッター 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年7月
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2016年6月号掲載

物語戦略

1912年、豪華客船タイタニックが氷山に衝突し、沈んだ際、ルイ・ヴィトンのトランクは沈まず、それにつかまり助かった人がいた ―― 。ルイ・ヴィトンはじめ、市場で独自の地位を築いている企業には、強みを象徴する面白い「物語」がある。本書では、物語を戦略に活かすためのポイントを解説。企業の成功事例も盛り沢山だ。

著 者:岩井琢磨、牧口松二、内田和成(監修) 出版社:日経BP社 発行日:2016年4月
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2016年4月号掲載

戦略にこそ「戦略」が必要だ 正しいアプローチを選び、実行する

ブルーオーシャン戦略、オープン・イノベーション等々、これまでに多くの戦略論が誕生した。だが、こうした手法をどのような時に適用すべきか、明らかとは言いがたい。そこで本書では、「戦略パレット」というフレームワークを紹介。この枠組みを用いることで、自社に合致した戦略を見つけられるようになる!

著 者:マーティン・リーブス、クヌート・ハーネス、ジャンメジャヤ・シンハ、御立尚資(監訳)、木村亮示(監訳) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2016年2月
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2016年2月号掲載

BCGの特訓 成長し続ける人材を生む徒弟制

外資系コンサルティング会社、ボストン コンサルティング グループ(BCG)。同社に毎年入社する新人に期待される成長のスピードは極めて速い。“2年でベテラン”になることを求められる。それゆえ、「多様な人材を超高速で戦力化する技術」が磨き上げられてきた。それはいかなるものか? BCG秘伝の人材育成法を初公開する。

著 者:木村亮示、木山 聡 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年11月
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2016年2月号掲載

最高の仕事ができる幸せな職場

どんな職場であれば、従業員がやる気を出し、優れたアイデアを思いつくのか? 失敗を認める職場環境を作る、遊びを組み入れる等々、どんな業界ででもできる、生産性と創造性、やる気がアップする職場の作り方をアドバイスする。業績向上のカギは、従業員が最高の仕事をできる、“幸福な職場”作りにあり!

著 者:ロン・フリードマン 出版社:日経BP社 発行日:2015年11月
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2016年1月号掲載

LFP 企業が「並外れた敏捷性」を手に入れる10の原則

「LFP」(ライト・フットプリント)とは、「足跡が残らないほど素早く身軽な経営」のこと。経営環境が目まぐるしく変化する今日、意思決定、情報伝達、実行の遅れは企業にとって致命傷となる。そんな現代を勝ち抜く、新しい経営モデルである。具体的な事例も交え、いかにしてLFPを行う企業へと“変身”させるかが説かれる。

著 者:シャレドア・ブエ、遠藤 功 出版社:PHP研究所 発行日:2015年11月
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2016年1月号掲載

現場からオフィスまで、全社で展開する トヨタの自工程完結 リーダーになる人の仕事の進め方

「カイゼン」「QCサークル」「トヨタ生産方式」…。トヨタ自動車は、世界的に知られる様々な活動を行っている。表題の「自工程完結」は、これらに続く新たな取り組み。良い仕事をするにはどうすればいいかを科学的に洗い出す、というものだ。無意味な仕事をなくし、仕事の質を高めるこの取り組みの全貌を、生みの親が解説。

著 者:佐々木眞一 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年11月
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2016年1月号掲載

中韓産業スパイ

日本は、産業スパイの“天国”だ! 2007年にはデンソーの中国国籍の元社員が社内情報を持ち出し、12年には新日鉄住金のOBが韓国企業に情報を洩らすなど、日本の先端技術の流出が止まらない。日本企業は中国・韓国の産業スパイから会社を守るために何をすべきか。彼らの手口や対抗策について、日経の専門記者が詳述する。

著 者:渋谷高弘 出版社:日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) 発行日:2015年11月
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2015年12月号掲載

CSV経営戦略 本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する

「CSV」(共通価値の創造)は、ハーバード・ビジネススクールのマイケル・ポーター教授が、2011年に提唱した新しい経営モデル。本業で高収益を上げることと、社会課題の解決を同時に追求し実現しようというもので、従来の戦略論を根本から見直す試みである。このCSVの理論から実践に至るまでを、かつてポーター教授の指導を受けた著者が企業事例を交えて解説する。

著 者:名和高司 出版社:東洋経済新報社 発行日:2015年10月
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2015年12月号掲載

引き算する勇気 会社を強くする逆転発想

「生産量を増やそう」「品揃えを拡大しよう」「機能を追加しよう」…。多くの企業が、こうした「足し算」の発想に陥りがちだ。だが、モノや情報が溢れる今日、重要なのは「引き算」。引き算で物事をシンプルにすると、本質的な価値が引き出され、人を引きつけられる、と指摘。“量の発想”では立ち行かない21世紀に必要な引き算の思考法、実践法を説く。

著 者:岩崎邦彦 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年9月
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2015年11月号掲載

そうじ資本主義 日本企業の倫理とトイレ掃除の精神

本田宗一郎、松下幸之助をはじめ、日本には“掃除”の重要性を説き、率先垂範する名経営者が少なくない。なぜか? ドイツの社会学者マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を糸口に、企業経営と掃除の関係性を探った。連帯感、徹底、感謝…。考察する中で見えてきたのは、日本企業を下支えする、忘れてはいけない「精神」だ。

著 者:大森 信 出版社:日経BP社 発行日:2015年8月
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2015年11月号掲載

グレートカンパニー 優れた経営者が数字よりも大切にしている5つの条件

『フォーブス』発行人の著者は、30年にわたって多種多様な会社を観察してきた。そこから見えてきたのは、「グレートカンパニー」(真に優れた企業)が大切にするのは、「信頼」「知性」など、目に見えないものであるということ。束の間の成功ではなく、“成功し続ける”。そのためには戦略や数字以上に重要ともいえる、これらソフト面の要素について解説する。

著 者:リッチ・カールガード 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年9月
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2015年10月号掲載

シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法 ビジネスを指数関数的に急成長させる

ユーチューブ、グルーポン、インスタグラム…。数年で急成長する企業が、今、次々と現れている。なぜ彼らは短期間で成長できたのか?こうした“飛躍型企業”になるために必要なこととは? シリコンバレーで2008年に創設され、世界から注目される大学の専務理事らが、飛躍する企業を徹底分析。「競合より10倍以上の価値を生むビジネス」の特徴を解説する。

著 者:サリム・イスマイル、マイケル・マローン、ユーリ・ファン・ギースト 出版社:日経BP社 発行日:2015年8月
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2015年10月号掲載

稲盛和夫経営講演選集 第1巻 技術開発に賭ける

京セラをグローバル企業に育て、近年はJALを見事に再建。世界に名を知られる、名経営者・稲盛和夫氏の講演選集(全6巻)の第1巻を紹介する。内容は、過去の講演録から選りすぐった、技術開発を中心とする話。これまで外部に公開されなかった講演も収められ、「稲盛経営」の真髄を知ることができる。第2、第3巻も本書と同時刊行。

著 者:稲盛和夫、京セラ株式会社(編) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年9月
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