新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2012年12月号掲載
古代インドでは、生涯を「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」の4期に分ける「四住期」という考え方があった。著者の五木寛之氏は、このうちの林住期 ―― 人生の後半、50~75歳の25年間こそ人生のピークだとし、自らの生き甲斐を求め自由に生きよう、と提唱する。古代インドの思想を基に、理想的な後半生の生き方を説き、反響を呼んだベストセラー。
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2012年11月号掲載
毎年、2万5000人以上のビジネスマンを指導し、「リーダーのリーダー」「世界一のメンター」と称される、ジョン・C・マクスウェル氏によるリーダーシップ論。優れたリーダーになる上で必要な能力や考え方を、「21の法則」にまとめ、紹介したものである。キング牧師はじめ、偉人たちのエピソードや名言とともに、リーダーシップの本質がわかりやすく説かれる。
人間関係の神様と呼ばれ、『人を動かす』『道は開ける』の著者として知られるデール・カーネギーは、元々は話し方教育の専門家としてスタートした。そんな彼が、人前で話す秘訣を解説した1冊である。大勢の聴衆の前に立つと、恐怖心で頭がボーッとして、言葉が出ない…。こうした悩みを解消し、自信を持って話せるようになるためのノウハウの数々が披露される。
2012年10月号掲載
中国古典は、“人間力”を高める上で大いに参考になる。例えば、『荀子』の「人の性は悪、その善なるは偽なり」、あるいは『十八史略』に見える「人生は朝露の如し」。含蓄に富む中国古典の言葉は、今も色褪せることなく、貴重な示唆を与えてくれる。本書は、その中から、現代を生きていく上で心得ておきたい言葉を取り上げ、わかりやすく解説する。
2012年9月号掲載
高級化粧品メーカーのパルファム・ジバンシイをはじめ、数々の外資系ブランドの日本法人トップとして、業績をV字回復させてきた高倉豊氏が、自ら実践してきた起死回生の秘策を公開。「ライバルは見ない、現場は見ない、ロジカルに考えない」。この常識とは真逆の3つのやり方が、業績を立て直す上でいかに有効であるかを、様々な事例を挙げて説明する。
著者の新将命氏は、ジョンソン・エンド・ジョンソンをはじめ、複数の外資系企業で社長を務めた人物。この“伝説の外資トップ”が、グローバル時代に不可欠な「負けない力」、そしてそれを得るために心がけるべきことについて語る。「明確な理念を持つ」「自己を変革する力を持つ」…。披露されるアドバイスは、自分を磨き、競争を勝ち抜く上で大いに参考になる。
転職すべきか、家を建てるか否か、あるいは昼食を何にするか…。人は大小様々な判断を下しつつ暮らし、その中で、後で悔やむような選択をすることも多い。そうした判断ミスを防ぐのに役立つ1冊だ。「選択肢は多めに挙げよ」「最悪のケースも忘れるな」等々、正しく判断するための指針を示す他、多くの判断に使える書き込み式の「判断チャート」を紹介する。
『人生の短さについて』の著者、セネカは古代ローマを代表する哲人であり、皇帝ネロの師でもあったが、後にネロの不興を買い自殺を命じられる。その最期は、慌てず騒がず、毅然たる態度だったという。そんな生を生きたセネカは、人生、そして時間をどのように捉えていたのか。彼の著作から、悔いなき人生を送るには、命ある時間をどう使うのが望ましいのかを学ぶ。
自称“愉快学者”の著者は言う。「ユーモアは逆境に立ち向かい、乗り越える手助けをしてくれる」と。実際、医療現場をはじめ、ユーモアは様々な場で盛んに利用されている。まさに笑いに勝る良薬なし、である。本書では、ユーモアが有する心理的、生理的効果を解き明かすとともに、辛い時、生活の中にそれをどう取り入れればよいかを、実例を交え具体的に説く。
2012年8月号掲載
我々は日々の暮らしの中で、災害や事故、電車の遅れなど様々なリスクに直面する。会社にしてもそう。情報漏洩や不祥事の発生等々のリスクを常に抱えている。本書は、こうしたリスクとともに生きるための材料や考え方を提供するものである。歴史の事象から最近の事件・事故まで、豊富な事例を交え、リスクとは何か、それをどう管理すべきかを平易に説明する。
スタンフォード大学で起業家精神とイノベーションを教えてきた著者が、「クリエイティビティ」を引き出すための手法を説く。視点を変えて問題を見る、観察力を磨くなど、10年以上に及ぶ指導の中で蓄積した、創造性を発揮するための方法の数々を披露。NHKの番組『スタンフォード白熱教室』特別編で、日本の学生に講義した際の逸話なども盛り込まれている。
2012年7月号掲載
キヤノン電子を利益率10%超の高収益企業にしたカリスマ社長、酒巻久氏。課長時代は「リーダーとしての全てが学べる最高の修業期間」という氏が、課長の心得を伝授する。正しい指示と報告が会社の未来を左右する、人物の観察ノートをつける、部下のうち上位50%の人材を伸ばすことに努める…。課長として結果を出すための実践的な知恵が満載の1冊だ。
かつてキャリアは、会社の人事制度などに基づいて築くものだった。だが今は、多くの分野で深い専門性が求められる一方、リストラや事業の撤退といった想定外の変化が起こる。本書は、こうした時代におけるキャリアのあり方を述べたもの。自分のキャリアを自ら切り開く「キャリア自律」という考え方をベースに、新たなキャリア環境にどう対処すべきかを説く。
悩んで気持ちが落ち込む。あるいは、苛立ちを抑えることができない。ビジネスの現場にいると、こうしたことはしばしば経験する。そんな時、どのようにして、心を落ち着かせればよいのか。日米両国を舞台に活躍するコンサルタントが、「悩みを紙に書いて客観視する」「心暴れる時は無駄な抵抗をしない」など、自ら実践し、効果があったノウハウの数々を披露する。
「タルムード」。これは、ユダヤ人にとって人生の羅針盤となる書物で、生活全般の規範と、それに関する詳細な議論が記されている。そしてユダヤには、タルムードの教えを誰もが理解できるよう、様々な説話が今に伝わる。本書では、5000年もの間語り継がれてきた、この説話が説く成功哲学、サバイバルの知恵を、ユダヤ教に改宗した国際弁護士が読み解く。
運・不運の違いはどこにあるのか? 運の良い人は何を知っていて、何をするのか? 米国人ジャーナリストが、1000人以上の人生を観察して突き止めた、運の良い人が実践する「13の方法」を提示する。運は自在には操れない。だが、「引き際をわきまえる」「『最悪』を想定する」等々、本書で示される教訓に従えば、人生の勝者となる確率を高めることは可能だ!
今やビジネスにおいて、必須の基礎スキルといえる「問題解決」。本書は、その問題解決の基本となる考え方をわかりやすく説く。「ゼロベース思考」「仮説思考」「MECE」「ロジックツリー」など、2つの思考、2つの技術、1つのプロセスからなる、単純明快な問題解決法は、どのような場面、どんな立場の人にも役立つ。35刷を重ねたロングセラーの初改訂版。
2012年6月号掲載
「ブレーンステアリング」とは、「正しい質問」を導き出し、「正しいプロセス」を踏むことで、思考をより生産的な方向に導く手法のこと。マッキンゼー・アンド・カンパニーが数多くのクライアント向けプロジェクトで実践し、成果を収めた手法だ。人が問題解決に臨む際の心理を基に開発された、この画期的な手法の原則と実践法を、各種事例を挙げつつ解説する。
政治や経済などについて語る時、ついマスコミの意見の受け売りをしてしまう…。これは、「思考力」が衰えてきた証拠。本書では、評論家の日下公人氏が、周囲の情報に惑わされることなく、未来を見通すための“頭の作り方”を指南する。「思い込み」を捨てる、自由に発想を広げる「拡散思考」を持つなど、考え方の幅を広げる上で有用なヒントが得られる1冊。
著者は、電話設置の現場作業員から、米国最大手の携帯電話会社ベライゾン・ワイヤレスのCEOにまで上り詰めた人物。そんな「叩き上げCEO」が、自身の経験に裏打ちされたリーダーシップ論を説く。「マネジャーの最優先事項は、結果を出すこと」。そう語り、結果を出すための思考法、そして、部下に能率的な仕事をさせるためのテクニックの数々を披露する。
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