新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2018年10月号掲載
脳科学者の茂木健一郎氏が、脳を活性化させる秘訣を説いた。自分と違う考え方をする人と出会う、失敗は自らの個性を知るチャンス、脳の「楽観回路」を育てる…。長年にわたる研究成果を基に、脳の働きを高め、変化の時代を生きるヒントが示される。若者はもちろん、創造的な生活を送りたいと願う中高年にも参考になる書である。
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副題「小さな工夫が生み出す大きな効果」。社会心理学の名著『影響力の武器』に、新たな科学的知見を加えた書である。約束を守ってもらうのに有効な方法とは? 効果的なアピールの仕方とは? 生産性を高める上手な親切とは? 説得の科学に基づく、物事を好転させる様々な技術を示す。仕事や生活に役立つヒントが満載だ!
2018年9月号掲載
ミネルバ大学。2014年の開校以来、世界中から志願者が殺到する、「21世紀最初のエリート大学」だ。校舎も研究施設もない。授業はすべてオンライン。創立者は無名の起業家…。真の教育改革を目指す同校の成り立ち、既存の大学とは大きく異なるカリキュラムや仕組みについて、元ミネルバ大学日本連絡事務所代表が詳述する。
「統計思考」とは、すなわち情報を客観的に分析し、適切な判断を行うための合理的な考え方だ。「どの列に並べば、一番早く自分の順番が来るか」「どれを最優先すれば、仕事が効率的に回るか」等々、暮らしやビジネスの中で何かを見極めるのに役立つ。この「強く、賢く生きる」ために有効なスキルの身につけ方を、事例を交え紹介。
2018年8月号掲載
表題の「エクスポネンシャル思考」は、指数関数的(エクスポネンシャル)に加速する科学技術の進化とどう向き合うかを考えるもの。米シリコンバレーのシンギュラリティ大学が教える思考法だ。テクノロジーを俯瞰し、地球規模の課題の解決を目指す。この、AI時代を生きる上で欠かせないスキルを、日本人向けにかみ砕いて説く。
ITの進歩で社会が激変し、学校で学んだことがすぐ陳腐化するようになった。時代についていくには、新たな知識を身につけ、学び直すしかない。本書では、様々なことを独学したという著者が、どんなジャンルにも応用可能な“独学法”を伝授。経験に基づくメソッドは効率的で、「独学は難しい」という思い込みを払拭してくれる。
仕事やスポーツなどの場面で、目の前の活動に没頭する瞬間がある。意識が集中し、何時間もがたった1分に感じられる。この特別な状態を「フロー」という。それは、人に幸福な気持ちをもたらし、人生を充実させる。本書では、フローが起きる条件を明らかにするとともに、日常生活に取り入れるポイントをわかりやすく教える。
2018年7月号掲載
著者が教壇に立つマサチューセッツ工科大学(MIT)では、大学院で幼稚園の教育アプローチを採用している。なぜか? 幼稚園の学びのスタイルが、創造的な思考を育むからだ。激変の時代、全ての人にとって必要な「創造的思考力」。その力をつけるための基本原則と、学びの大切さを説いた、人生100年時代の新しい教育論である。
「クリエイティブな人」というと、常に前向きに挑戦する人というイメージがある。だが、創造性はそう単純なものではない。独創的な人の脳内では、能動性と消極性など、正と負の要素が入り交じっているという。そんな複雑なクリエイティブ思考を育むための習慣を、最新の知見や、独創的な天才たちの事例を紹介しつつ説く。
長年、第一線で活躍するアナウンサーや経営者などに声や表現法について指導してきた著者が、劇的に印象を上げる「声のつくり方」を説く。カギとなるのは、「姿勢」と「呼吸」。この2つを整えることで、聞き手を惹きつける「いい声」が出せるようになるという。そのためのトレーニング法、実践のポイントをわかりやすく紹介する。
2018年6月号掲載
「EA(エモーショナル・アジリティ)」とは、自分の考えや感情を柔軟に調整する「感情の敏捷性」のこと。これを備えれば、日々の状況に適切に対応し、予測不能の人生を思い通りに生きることができる! ハーバード大学の心理学者が、長年の研究から導き出した“こころのマネジメント”術 ―― EAの必要性、身につけ方を説く。
2018年4月号掲載
一般に、緻密に論理を積み上げる論理思考が、深い思索と思われがち。だが、それは思考の初歩的な段階にすぎない。心の奥に潜む「賢明なもう1人の自分」と対話し、叡智を引き出すのが、「深く考える力」。その力をいかに自分のものとするか。考えを文章に表す、問いを一度忘れる等、必要な5つの技法の身につけ方を、田坂広志氏が説く。
人と人が対立を排し、理解し合い、思いやりをもって対話する。そんな円滑なコミュニケーションを実現する手法が、著者の提唱する「NVC」(非暴力コミュニケーション)だ。本書では、対話の例を多数あげ、NVCを実践する上でカギとなる4つの要素について詳説する。世界60カ国以上で読まれ続ける、「話し方」の教科書である。
2018年3月号掲載
定年を迎えた時、会社から「残ってほしい」と言われる人。それは、結果にこだわらず、常に全力投球する人 ―― 。キヤノン電子社長の酒巻久氏が、退職後も「必要とされる人」であるための生き方を述べた。若い頃の何倍も勉強する、人を巻き込む力をつける等々、自身の経験に基づく、生涯現役のヒントの数々が示される。
2018年2月号掲載
戦略立案や交渉など、ビジネスに使える「ゲーム理論」を凝縮した書。「コミットする、規制させる、合併もしくは“共謀”する、報復を可能にする、信頼を構築する、関係性を活用する」。ゲームチェンジを図る上で不可欠な、これら6つのアプローチについて、専門用語や数式をできるだけ使わず、事例を交え、わかりやすく説く。
2018年1月号掲載
私たちは時に予想外の出来事に遭遇する。コインを投げたら10回連続で表が出た、一晩に間違い電話が3回かかってきた…。こうした現象が起こる可能性を、肩の凝らないエピソードを交え論理的に解き明かす。その中で示される確率・統計の勘所は、賢い意思決定をし、不確実な世の中を上手に渡るためのヒントになるはずだ。
2017年10月号掲載
副題「経営における『アート』と『サイエンス』」。経営において、「分析」や「論理」を軸とする「サイエンス重視の意思決定」を行う企業は多いのではないか。しかし今、経営に必要なのは「アート」、すなわち「美意識」だという。ビジネスと美意識。一見意外なこの組み合わせが大切なわけを、組織開発を専門とする著者が説く。
『「超」整理法』をはじめ、多くの話題の書を著してきた野口悠紀雄氏が、読者を引き付け、自分の主張を印象的に伝えるための文章術を説く。メッセージを明確にする、序論・本論・結論の3部で構成する、比喩や具体例を活用する…。「ためになり、面白く、わかりやすい」文章を書く上で役立つノウハウが満載の1冊。
2017年9月号掲載
リーマン・ショック、アラブの春、原発事故…。予測不能、不確実な世界を私たちは生きている。その不確実性を味方につけ、したたかに生き抜くためのカギが「反脆弱性」だ。「現代の予測、予知、リスク管理のアプローチを根底からひっくり返したい」という著者が、混迷を極める今こそ必要な、新たな“思考のものさし”を示す。
論理的思考力や財務・会計知識など、MBAで学ぶような“正統派のスキル”だけでは、人や組織は動かない! 生身の人間を説得し動かすには、泥臭い「ダークサイド・スキル」が不可欠。上司をうまく操り、使える部下を手なずけて利用し、自分の意思を通す。本書では、ミドルリーダーに必要な、こうした“裏技”を7つ紹介する。
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