新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2008年8月号掲載
何でも「セクハラ」と叫ぶ女性、「心の病」を理由に会社を休みながら、遊ぶ人…。「心に傷を受けた」と訴えれば、それがそのまま通り、後はやりたい放題。近年、そうした傾向が目立つ。なぜこうも過剰な被害者意識をかざす人間が増えたのか。「被害者帝国主義」とも言うべき現状を憂える精神科医が、その実態を分析し、精神力を強くするための処方箋を示す。
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2008年7月号掲載
生活習慣病やうつ病など、現代人を悩ませる様々な病気の根底には、ストレスからくる「脳疲労」がある ── 。著者はこう指摘し、この脳疲労に効く五感療法を紹介する。これは、視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚の五感の働きを活性化させることで、脳の疲れを取ろうというもの。お腹が空いた時に好きなだけ食べるなど、ユニークかつ簡単、効果的な健康法が披露される。
2008年4月号掲載
人は食べる量の4分の1で生きている。他の4分の3は医者の糧になっている —— 。エジプトのピラミッドの碑文には、こんな言葉が残されている。人は食べすぎるから病気になるというわけだが、確かに近年、糖尿病や痛風など、過食からくる病気にかかる人は多い。そんな現代人に向け、自ら超少食生活を実践する著者が、少食の効用と「食べない健康法」を説く。
2007年12月号掲載
「ウエスト周囲径、85㎝以上」というメタボリックシンドロームの基準には、中年男性の大半が該当する。だが実は、この数値には病理学的根拠が乏しい。にもかかわらず、厚労省はなぜこれに固執し“病人”を増やそうとするのか? その背景にあるのは産官学の癒着だ。本書は、このメタボ基準のでたらめさを検証し、日本の保健行政の構造的な欠陥をえぐり出す。
2007年11月号掲載
ファストフード、缶コーヒー、コンビニ弁当…。戦後の食文化の欧米化により、砂糖漬け、油脂まみれとなった我々の食生活。この日本食の破壊が、中年男性のメタボリック症候群、若い女性の乳ガン患者急増の根底にある! ガン患者の栄養指導を行う幕内秀夫氏が、乱れた食生活の現状を報告し、米食中心の健全な食生活のあり方を提言する。
2007年10月号掲載
増加する自殺、子供のいじめ、低年齢化する犯罪…。今、日本の社会は深刻な「病」に冒されている。そんな時代だからこそ、疲れた時には「群れ」から離れ、「ひとり」になって己の心と向き合うことが大切である。こう語る著者が、その最良の方法である坐禅の効用や、心身を健やかに保つのに役立つ散歩、姿勢、眠りなどの身体作法について実践的に説く。
2007年9月号掲載
会社で心を病む人が増えている。能力至上主義の名の下、自由裁量権は低いまま、仕事量が増えた結果、まじめに働く人が疲れきっているのだ。本書では、精神科産業医の著者がその経験をもとに、こうした会社における心の病を解説。ストレス耐性の個人差や職種ごとのストレス許容度、心を病む部下への接し方等々、メンタルヘルスに関する正しい知識、対策を語る。
2007年5月号掲載
気鋭の科学者が、最新の研究成果を元に、脳と心の関係について、わかりやすく解説する。「意欲が脳を活性化させる」「感動が脳を進化させる」「何歳になっても脳は成長する」など、従来は精神論で済まされていた事柄にも、実は科学的根拠があったことに驚かされる。前向きな気持ちや感動する心の大切さを、改めて脳科学の見地から教えてくれる1冊。
2007年4月号掲載
「死に時」をわきまえることで、豊かな老後を送り、泰然と死を迎えることができると主張する著者が、過酷な老いの現実や、介護現場の問題点、延命医療の実態などを明らかにする。その上で、自分の死に時を見極め、早めに今を充実させるような生き方を提案する。在宅医療専門のクリニックに勤め、多くの死を見つめてきた医師による、“長生き”へのアンチテーゼ。
2007年3月号掲載
人間関係で悩んだり、仕事がうまくいかず落ち込んだり…。そんな悩み多き我々に、問題解決のヒントを与えてくれる書。「けんかしないでくらそじゃないか。末はたがいにこの姿」「人の心もとより善悪なし」等、一休、道元ら日本の名僧が残した数々の名言を、わかりやすい解説とともに紹介する。考え方一つで人の心は楽になり、幸せになれることがわかるだろう。
2007年1月号掲載
「感情の老化」が、全ての老化の元凶 ―― こう断ずる著者が、感情を司る脳の“前頭葉”の若さを保つ習慣術を披露する。老化の進行は、40代のうちに対策を始めるか否かで大きな差が出るそうだから、その年齢に該当する人は、本書にある老化予防法を即実行だ。まずは、巻頭に付された「感情老化」度テストで、自分の“感情年齢”を知るところから始めよう!
テレビ、ワープロ、携帯電話…。文明の利器が発達する一方、現代人の脳機能は低下している。例えば、「振り込め詐欺」に多くの人があっさり騙されるのも、その証左の1つといえよう。本書は、テレビを中心とした“視覚に頼りすぎた生活”が想像力を奪い、こうした脳機能の低下、さらには無気力人間や凶悪犯罪を生む原因だと指摘、頭脳を鍛える方法を解説する。
2006年5月号掲載
『負け犬の遠吠え』(酒井順子著/講談社刊)という本が売れ、女優の杉田かおるの結婚・離婚騒動が話題になったことで、「負け犬」という言葉が世間に定着した。また、ビジネス界では「負け組」という言葉をよく耳にする。そうした負け犬(組)はなぜ早死になのか、データをもとに明らかにし、様々な格差に悩む人がどうすれば健康に、幸せになれるかを説く。
「ミスを犯しながら学習していくのが人間なのだから、完全主義はやめよう」「体重を減らしたいのであれば、食べ物に向かって『私、食べれば食べるほどやせちゃうのよね』と言い聞かせながら食べるのです」「人生を否定的に評価している人は、『生きているのがそんなにつらいんだったら早く死んじゃいましょうね』と体が反応するのです」…。肩の凝らない人生論。
2006年2月号掲載
エゴイスティックな独裁者や殺人者が現れるのはなぜか? また、逆に人生を謳歌し、充実して生きられる人がいるのはなぜか? 本書では、その答えを“脳”のありように求める。例えば、幼少期の放置や虐待は、被害者の脳に深刻なダメージを与え、後の人生に大きく影響する。犯罪事件から文学作品の登場人物まで、様々な事例を脳科学の視点から読み解く。
2005年9月号掲載
年をとると、なぜくどくどと同じ話を繰り返すのか。他人の意見に耳を傾けず、頑固になったり、判断を誤りやすくなるのか…。誰もが避けて通れないこの“壁”の原因は、「脳の老化」にある。本書では、生理学の専門家である著者が、脳の仕組み、老化について語り、脳を若々しく保つ秘訣を紹介する。その原因を知っておくだけでも、転ばぬ先の杖となるだろう。
2005年6月号掲載
かつてソニーの“猛烈企業戦士”だった著者は、瞑想を始めてから価値観が一変したという。まず、猛烈企業戦士であることに意義を見いだせなくなった。一方で、それまでの切迫感がなくなり、自分の周りの時間が快く流れるようになった ―― 。そんな経験をもとに瞑想の効用と実践法を解説。ストレスを解消し、自分の本当の生き方を取り戻す一助となる1冊だ。
2004年2月号掲載
「禅」「悟り」の世界など縁がないと思っている人こそ、手に取ってみるべき本。悲しい、辛い、憎いなど、我々に生きにくさを感じさせる「迷い」の根源が、何によってもたらされるか、どうすればもっと楽に生きられるかを、自由で伸びやかな禅の発想そのままに、禅僧にして芥川賞作家でもある著者が、柔らかに語りかける。肩の凝らない禅の入門書としても最適だ。
2001年3月号掲載
現代社会はあまりに多忙である。仕事に追われ、イライラする人も少なくない。これを解消するには、まず「立ち止まる」ことが肝心だ。1分でも1秒でもいい。立ち止まり、「何もしない時間」を作れば、生活に余裕が生まれ、自分にとって本当に重要なことが見えてくる。本書はそう説き、1人の時間を持つことの大切さを教える。
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