2012年1月号掲載

「赤字」の海と「利益」の小島 事業の4割は不採算なのに改善しないワケ

「赤字の海の中に、利益の小島がいくつか頭を出している」。これが大半の企業の実態だと著者は言う。つまり、ほとんどの企業では、黒字の事業は2、3割しかなく、この黒字事業の利益が、4割もある不採算事業の赤字の穴埋めに使われている、と。こうした現状を、いかにして改善すべきか。本書は、既存事業からもっと利益を引き出すための具体策を提示する。

著 者:ジョナサン・L・S・バーンズ 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2011年10月
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2012年1月号掲載

人材を活かす企業 「人材」と「利益」の方程式

長らく絶版となっていた名著『人材を生かす企業』(1998年刊)の復刊! 企業が高収益を上げるためには、戦略よりも社員の能力形成に努力を払うべき。こう主張する著者が、「人材重視型経営」について説く。人材を活かすことの重要性、そして具体策。それを、サウスウエスト航空など、効果的な人材管理で好業績を上げている企業の事例を引きつつ述べる。

著 者:ジェフリー・フェファー、守島基博(監修) 出版社:翔泳社 発行日:2010年10月
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2011年12月号掲載

中国で勝つ 10の原則と50の具体策

中国市場で苦戦する日本企業が多い。その背景には、中国に対する理解不足がある。日中両国は地理的に近く、文化的にも共通点が多いため、ビジネス環境も似ていると思いがちだが、実は大きく違う。このように指摘する著者が、日本と中国の根本的な違い、日本企業の過去の失敗・成功事例を分析した上で導き出した、複雑な中国市場で勝つための具体策を提示する。

著 者:尹銘深 出版社:東洋経済新報社 発行日:2011年10月
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2011年11月号掲載

日本製造業の戦略 テクノロジー・サービスがもたらすポスト・グーグル時代の新たな競争力

近年、日本企業、特に製造業に精彩がない。とはいえ、日本企業は優れた技術、人材を有する。これらを活かし、革新的なテクノロジー・サービスを創出できれば、再び世界のリーダーとなるのも夢ではない。そのための具体策を、本書は示す。各種調査を基に2015年の世界のビジネス、社会、個人の生活を予測、日本企業が再起する上での課題と打ち手を提起する。

著 者:萩平和巳、ハイテク・イノベーション研究チーム 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2011年8月
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2011年11月号掲載

MBQ マネジメント・バイ・クエスチョン 部下の“自頭力”を高める

先の見えない不況の中、プレイングマネジャーとして自身の成果目標を課せられ、部下を指導する時間の少ない上司が多い。本書は、こんな現状に即した、効率的なマネジメント手法、「マネジメント・バイ・クエスチョン」を紹介するものだ。「質問」することで、部下が自ら考えて動き、成果が生まれる ―― 問いが持つ力を活かした、短時間でできる管理手法を説く。

著 者:堀 公俊 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2011年9月
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2011年11月号掲載

ミンツバーグ教授の マネジャーの学校 成長を可能にする新しいプログラム

「マネジャーの仕事は誰かに“教え授かる”ものではない」。かく語る世界的経営学者、ヘンリー・ミンツバーグ教授を義父に持つフィル・レニール氏が、教授の助言を得て考案した、マネジャー同士による“勉強会”を紹介。マネジャーとして存分に力をふるい、職場や会社を変えていく。それを可能にするプログラムの全容を、物語仕立てでわかりやすく解説する。

著 者:フィル・レニール、重光直之 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2011年9月
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2011年10月号掲載

危機にこそ、経営者は戦わなければならない! 言い訳をしない実践経営学

バブル経済の崩壊、リーマン・ショック、そして東日本大震災…。企業を襲う突然の危機に、経営者はいかに対処すればよいのか。信越化学工業を優良企業に育て上げた著者が、自社で実践してきたことを例に、危機に対する心構え、企業の体質を強化するための具体策を語る。『社長が戦わなければ、会社は変わらない』(2002年刊)を大幅に加筆修正したもの。

著 者:金川千尋 出版社:東洋経済新報社 発行日:2011年8月
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2011年10月号掲載

起業革命 「スタートアップ」のプロが伝授する事業創出のノウハウ

モノ・サービスが溢れ、それらがすぐ陳腐化する今日、新たなものを次々に生み出さない限り、企業が収益を上げるのは難しい。こうしたビジネス環境の中、新規事業を創出する上で有効なのが、本書で紹介する「マーケットアウト」という発想だ。顧客をビジネスの起点に置き、顧客の視点からモノやサービスを生み出していく、この発想のポイントを説く。

著 者:(株)エムアウト 事業開発グループ、田口 弘(監修) 出版社:東洋経済新報社 発行日:2011年8月
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2011年10月号掲載

「困った人」の説得術

屁理屈ばかりで行動しない、あるいは、頭が固く今までのやり方に固執する…。どの組織にも生息する、こうした「困った人」を掌握し、使いこなすノウハウを紹介した書である。理不尽、不遜な振る舞いをする彼ら彼女らの心理や行動のメカニズムを分析して「評論家型」「職人型」「思考停止型」「現実逃避型」「近視眼型」の5つに分類、それぞれに適した対策を示す。

著 者:出口知史、伊東 明 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2011年8月
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2011年10月号掲載

決定版 失敗学の法則

創造的な仕事をするには、失敗に学ぶべし!「失敗学」の提唱者である畑村洋太郎氏が、ともすると失敗を直視せず、隠そうとしがちな私たち日本人に向け、「失敗学の真髄」を伝授する。どうして失敗は起こるのか。失敗はいかに生かすべきか。失敗学の基礎知識から具体的な失敗の活用の仕方まで、実際の仕事に役立つ失敗学の知識がわかりやすく語られる。

著 者:畑村洋太郎 出版社:文藝春秋 発行日:2002年5月
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2011年9月号掲載

ドラッカーが『マネジメント』でいちばん伝えたかったこと。

ドラッカーを敬愛し、全著作を読破した経営コンサルタントが、“マネジメントの父”の教えの真髄をやさしく説いた書である。どこもかしこも重要に見える『マネジメント』。同書で、読者に最も伝えたかったことは何かが、端的に示される。ドラッカーのいうマネジメントの本質、それは経営者ばかりか、多くのビジネスパーソンにとっても貴重な指針となるはずだ。

著 者:小宮一慶 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2011年7月
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2011年9月号掲載

企業再生 7つの鉄則 成功事例に学ぶ危機からの脱出戦略

グローバル競争、そしてビジネス環境の急速な変化に伴い、今後、経営の悪化に苦しむ企業が増えると思われる。では、経営不振に陥った企業は、どうすれば健全な企業に生まれ変わることができるのか。その具体策を提示するのが本書だ。世界最大の企業再生専門ファームのプロが、日米の業績不振企業の分析を基に、企業再生のための“7つの鉄則”を解き明かす。

著 者:植田 統 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2011年7月
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2011年9月号掲載

破天荒! サウスウエスト航空―驚愕の経営

座席指定なし、機内食なし、航空機は1機種のみ…。“とっぴな経営戦略”でありながら顧客の支持を得、業績好調なサウスウエスト航空。同社は利益を徹底的に追求しつつも、職場の明るさを大切にする。従業員採用で重視するのはユーモア。客室乗務員は、様々な仕掛けで乗客を楽しませる。本書は、“楽しみながら成長する”、このユニークな組織の全貌を描き出す。

著 者:ケビン・フライバーグ、ジャッキー・フライバーグ 出版社:日経BP社 発行日:1997年7月
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2011年7月号掲載

利他のすすめ チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵

人間が生きる上で、最も大切なのは「人の役に立つ」こと ―― 。ひょんなきっかけで知的障害者を雇い、今や社員の7割が知的障害者。そして、チョーク製造で国内シェアNo.1。そんな企業の会長が、知的障害者と働く中で学んだ、幸せに生きるための根本原理、「利他の心」を説く。「自分が、自分が」となりがちな現代人に、貴重な気づきを与えてくれる1冊である。

著 者:大山泰弘 出版社:WAVE出版 発行日:2011年4月
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2011年7月号掲載

伸び続ける会社の「ノリ」の法則

景気の低迷が続く中、日本企業の活力低下もまた甚だしい。何か新しいことを提案しても、「やってやろう!」という雰囲気にならない。無気力、無関心が蔓延し、人間関係は希薄。この企業を覆う閉塞感は、どうすれば打破できるのか。カギは「ノリ」を良くすること、すなわち社員のやる気に火をつけ、皆で盛り上がることだという著者が、その具体策を解説する。

著 者:遠藤 功 出版社:日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) 発行日:2011年5月
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2011年5月号掲載

ドラッカーの教えどおり、経営してきました

著者の酒巻久氏は、キヤノン電子(株)の社長を務める人物。社長就任からわずか6年で、同社を利益率10%超の高収益企業へ成長させた実績を持つ。その氏が長年にわたり座右の書としてきたのが、P・F・ドラッカーの『経営の適格者』だ。本書では、同書をはじめとするドラッカーの著作から文章を引きつつ、氏がその教えをどのように実践してきたかが語られる。

著 者:酒巻 久 出版社:朝日新聞出版 発行日:2011年2月
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2011年4月号掲載

マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか

最近、ビジネスの世界ではリーダーシップがもてはやされ、偉大なリーダーの成功談をよく聞く。しかし、著者は言う。リーダーシップはマネジメントの一部であり、まずはマネジメントへの理解を深める必要があると。本書では、そのスタンスの下、様々なタイプのマネジャーの仕事ぶりを観察した著者が、マネジャーの実態、そしてマネジメントのあるべき姿を描く。

著 者:ヘンリー・ミンツバーグ 出版社:日経BP社 発行日:2011年1月
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2011年3月号掲載

P&G式 伝える技術 徹底する力 コミュニケーションが170年の成長を支える

P&Gは、洗剤など生活消費財の分野では世界最大の企業である。80カ国以上に事業拠点を持ち、現在、世界全体での売上は約800億ドル。そんな同社の成長を支え、社員の力を育んできたノウハウを、元広報渉外担当部長が明かした。「情報は3つのポイントにまとめる」「書類には『目的』を明記する」等々、全ての企業に役立つ取り組み、考え方が披露される。

著 者:高田 誠 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2011年1月
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2011年2月号掲載

顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説 アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

「ザッポス」は、靴や衣料などを販売するオンライン小売会社である。卓越した顧客サービスで知られ、2009年、アマゾンに12億ドルの評価額で買収された時は話題になった。そんな同社の経営に1999年から携わり、ほぼゼロから売上高10億ドル超の企業にまで育てたCEO、トニー・シェイが自らの生い立ち、ザッポスとの歩み、独自の経営哲学などについて語る。

著 者:トニー・シェイ、本荘修二(監訳・訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2010年12月
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2011年2月号掲載

現代語訳 経営論語 渋沢流・仕事と生き方

明治政府のエリート官僚から民間に転じ、日本の近代産業の発展に貢献した渋沢栄一。彼が実業界に乗り出す際、指針としたのが幼い頃から親しんだ『論語』の教えだった。そして、実業界から引退後、自らの人生体験、事業体験などを踏まえつつ論語を説いた『実験論語』を著した。本書はその現代語訳であり、実業家が肝に銘ずべき教え等がわかりやすく紹介される。

著 者:渋沢栄一、由井常彦(監修) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2010年12月
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